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日本では「進化論が正しい」という程度の教育で理解が進んでますけど、実際のところ進化論を本当に理解している人ってどれくらいいますか?
理解しているという人のいう進化論はどの進化論?ダーウィンの自然淘汰とか?これで決定とされる進化論の説明をできる人はいます?
創造論も私はよく知らないですが、ざっとWikipediaに聞いた範囲では、創造論にも進化を否定するのではなく、何かが進化に手を加えてるのではないかという説も。たぶん、皆が嗤ってる創造論は神様が生物をいきなり作ったという説の事だと思います。
私も神様なんて存在しないと思うので、神様が作ったという創造論は全く信じませんが、生物が極端に進化することがあるケースを考えると、皆が考える自然淘汰も、必ずしも正しいとは言えないのではないかとも。
私は進化論を十分に理解していないので、100%正しいとは言えないんですが、皆100%理解してるのかな。
>何かが進化に手を加えてるのではないかという説も。
ここでもたまに話題になるインテリジェントデザイン説ですね。創造論の変種の一つであり、正当な科学からは否定されている説です。
欧米ではインテリジェントデザインが根強い力を持ち手を焼いているようで、サイエンスあたりにも証拠を挙げながらインテリジェントデザインを否定する記事がたまに載ったりしてますよ。
政教分離という言葉は難しいです。欧米における政教分離とは「Separation of church and state」、つまり、あくまで“教会と政治の分離”ですので、アメリカは欧米ではフランスとともに最も政教分離が進んだ国と言えます。(イギリスや北欧にはそもそも国教があり、国王は特定の宗派の信者でないといけない)
それから、イスラム教でもキリスト教でも、ファンダメンタリズム(原理主義)の思想は、昔からの信仰を後生大事に持ち続けている古臭い人たちのものというイメージで見てしまいますが、実際にはその逆で、社会の近代化の過程において反モダニズムというカウンターで発生してくるのです。つまりは、ファンダメンタリズムと向き合うことは特殊なことでもなんでもなく、近代の科学者であれば、必然的に発生する大きな課題の1つだと個人的には思うのですけど、日本ではそれはあまり意識されない。
大体、特殊という意味では、科学者が科学と宗教の関係を考える必要はまったく無い、考えている人間がゼロに等しい日本という国は世界の中では比較的珍しいという言い方もできるのですよ……。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
進化論を理解してる人はどれくらいいる? (スコア:0)
日本では「進化論が正しい」という程度の教育で理解が
進んでますけど、実際のところ進化論を本当に理解している
人ってどれくらいいますか?
理解しているという人のいう進化論はどの進化論?
ダーウィンの自然淘汰とか?
これで決定とされる進化論の説明をできる人はいます?
創造論も私はよく知らないですが、ざっとWikipediaに
聞いた範囲では、創造論にも進化を否定するのではなく、
何かが進化に手を加えてるのではないかという説も。
たぶん、皆が嗤ってる創造論は神様が生物をいきなり
作ったという説の事だと思います。
私も神様なんて存在しないと思うので、神様が作ったと
いう創造論は全く信じませんが、生物が極端に進化する
ことがあるケースを考えると、皆が考える自然淘汰も、
必ずしも正しいとは言えないのではないかとも。
私は進化論を十分に理解していないので、100%正しいとは
言えないんですが、皆100%理解してるのかな。
Re: (スコア:2)
>何かが進化に手を加えてるのではないかという説も。
ここでもたまに話題になるインテリジェントデザイン説ですね。創造論の変種の一つ
であり、正当な科学からは否定されている説です。
欧米ではインテリジェントデザインが根強い力を持ち手を焼いているようで、
サイエンスあたりにも証拠を挙げながらインテリジェントデザインを否定する記事
がたまに載ったりしてますよ。
Re: (スコア:2)
Re:進化論を理解してる人はどれくらいいる? (スコア:0)
政教分離という言葉は難しいです。欧米における政教分離とは「Separation of church and state」、
つまり、あくまで“教会と政治の分離”ですので、アメリカは欧米ではフランスとともに最も政教分離が進んだ国と言えます。
(イギリスや北欧にはそもそも国教があり、国王は特定の宗派の信者でないといけない)
それから、イスラム教でもキリスト教でも、ファンダメンタリズム(原理主義)の思想は、
昔からの信仰を後生大事に持ち続けている古臭い人たちのものというイメージで見てしまいますが、
実際にはその逆で、社会の近代化の過程において反モダニズムというカウンターで発生してくるのです。
つまりは、ファンダメンタリズムと向き合うことは特殊なことでもなんでもなく、近代の科学者であれば、
必然的に発生する大きな課題の1つだと個人的には思うのですけど、日本ではそれはあまり意識されない。
大体、特殊という意味では、科学者が科学と宗教の関係を考える必要はまったく無い、考えている人間がゼロに等しい
日本という国は世界の中では比較的珍しいという言い方もできるのですよ……。