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日本の選挙でそれは明らかになってるだろ。
その大前提というのはいったい何の大前提なのでしょうか。
じゃあどうやって決めるのがいいでしょうか?
> 何も考えずにやったらダメ
少なくともアローの不可能性定理 [wikipedia.org]などは考慮すべきです。多数決の欠点を把握して、セーフティネットを維持しつつ多数決をベースに進めていく、ってのが現実ですかね。
多数決には欠点もあるということを、多数の人が知るべきだと思います。欠点があるとしても、多数決以上の方法は見つかってないので、多数決に頼らざるを得ないですから。実際、「多数決さえすれば、それだけでよい」と誤解している人、逆にその誤解に基づいて民主主義を批判する人(#2168125のように)もいますからね。
「多数決には欠点もある」という事実が正しいかどうかさえ、最終的には多数決で決めるしかないのだし。(実際に議論するのは一部の学者だけど、その一部の学者に任せておいて大丈夫だ、ということは、上司の判断・学界への信頼・官僚の判断・政治家の判断などを経由して間接的にだけど、最終判断は国民が握っている形になりますよね)。
特に大選挙区(比例ブロックなど)は、消去法で消していくってのはどうでしょうか。これも多数決の一つですよね?
独裁がいい。
じゃあ誰が独裁者になるか?
それは選挙で決めよう。
そんな前提はありませんが。多数決は、単に最も不満が少なくなる(はず)の仕組みに過ぎません。取り残される少数意見は、別途汲み取る必要がありますし。
しかも、現在の代議制(間接民主主義)であれば、過半数が同意する意見が通らない場合もあり得ます。
例えば、国民が30人として、それを10人×3グループに分け、各グループから代表者(=代議士)を選び、その代議士の多数決で物事を決めるとします。ここで、A派とB派がいて、3グループのなかに、 グループ1: A派4人 B派6人 --> B派代議士 グループ2: A派4人 B派6人 --> B派代議士 グループ3: A派9人 B派1人 --> A派代議士よって、B派の意見が通ります。ただし、国民全体では、A派が多数派。
それと、民主主義(多数決主義)も、単に、現状でほかの制度に比べて一番マシな制度というだけで、無条件に良いと信じられているわけではない。過去にも、ギリシャ・ローマ時代の一時期直接民主主義をとっていたのが、王政や寡頭制、帝政といろいろ変わっていった経緯もある。
積極的にやればゲリマンダー。積極的じゃなかったとしても、結果的にそうなったといえばゴアvsブッシュの例がありますね。
むしろ数字に弄ばれてるとも・・・
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
懐疑的立場 (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
日本の選挙でそれは明らかになってるだろ。
Re: (スコア:0)
その大前提というのはいったい何の大前提なのでしょうか。
Re: (スコア:0)
じゃあどうやって決めるのがいいでしょうか?
Re:懐疑的立場 (スコア:4, 参考になる)
多数側がまともでないと困ったことになるので十分な教育とセットでないと良い結果にはなりえない、というとこまでは、まあ、当たり前の話ですが。
この話を見て、「何か」を教育する→それが正しいと考える人が増える→「何か」は正しいとする教育が強化される、というフィードバックループもあり得るのかと認識を改めました。なにか間違ってることが混入すると一気に傾きかねないわけで、十分な教育って難しいですね。
Re:懐疑的立場 (スコア:4, 興味深い)
> 何も考えずにやったらダメ
少なくともアローの不可能性定理 [wikipedia.org]などは考慮すべきです。多数決の欠点を把握して、セーフティネットを維持しつつ多数決をベースに進めていく、ってのが現実ですかね。
Re: (スコア:0)
多数決には欠点もあるということを、多数の人が知るべきだと思います。
欠点があるとしても、多数決以上の方法は見つかってないので、多数決に頼らざるを得ないですから。
実際、「多数決さえすれば、それだけでよい」と誤解している人、逆にその誤解に基づいて民主主義を
批判する人(#2168125のように)もいますからね。
「多数決には欠点もある」という事実が正しいかどうかさえ、最終的には多数決で決めるしかないのだし。
(実際に議論するのは一部の学者だけど、その一部の学者に任せておいて大丈夫だ、ということは、
上司の判断・学界への信頼・官僚の判断・政治家の判断などを経由して間接的にだけど、最終判断は
国民が握っている形になりますよね)。
Re:懐疑的立場 (スコア:1)
特に大選挙区(比例ブロックなど)は、消去法で消していくってのはどうでしょうか。
これも多数決の一つですよね?
Re: (スコア:0)
独裁がいい。
じゃあ誰が独裁者になるか?
それは選挙で決めよう。
Re: (スコア:0)
そんな前提はありませんが。
多数決は、単に最も不満が少なくなる(はず)の仕組みに過ぎません。
取り残される少数意見は、別途汲み取る必要がありますし。
Re:懐疑的立場 (スコア:2)
しかも、現在の代議制(間接民主主義)であれば、過半数が同意する意見が通らない場合もあり得ます。
例えば、国民が30人として、それを10人×3グループに分け、各グループから代表者(=代議士)を選び、その代議士の多数決で物事を決めるとします。ここで、A派とB派がいて、3グループのなかに、
グループ1: A派4人 B派6人 --> B派代議士
グループ2: A派4人 B派6人 --> B派代議士
グループ3: A派9人 B派1人 --> A派代議士
よって、B派の意見が通ります。ただし、国民全体では、A派が多数派。
それと、民主主義(多数決主義)も、単に、現状でほかの制度に比べて一番マシな制度というだけで、無条件に良いと信じられているわけではない。過去にも、ギリシャ・ローマ時代の一時期直接民主主義をとっていた
のが、王政や寡頭制、帝政といろいろ変わっていった経緯もある。
Re:懐疑的立場 (スコア:2)
積極的にやればゲリマンダー。
積極的じゃなかったとしても、結果的にそうなったといえばゴアvsブッシュの例がありますね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
むしろ数字に弄ばれてるとも・・・