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「世界の終わり」はどうなる? 科学的に考える」記事へのコメント

  • 「珪藻の反乱」についてはさすがに可能性は薄いように思います。この手の代謝は生命としての根幹部分なので、数百万年のような短期間でホイホイ入れ替わるようでは大変です。

    そもそも、塩化ナトリウムを分解して珪藻は何を得るのかよく分からない。この危険を挙げている人って、どういう想定をしているのでしょう?

    # Wired.com(英語)の元記事 [wired.com]は今年1月のもの(要は「噂の2012年になったけどさ…」という趣旨の記事)なのですが、
    # 日本語版WIREDではなぜか訳が6月になってから。なんでこのタイミングで出してきたんだろう。しかも妙な誤訳が…。

    • >塩化ナトリウムを分解して珪藻は何を得るのかよく分からない
      呼吸や光合成を含め全ての生物で、エネルギーを得るにはまず水素化物からH+を得る必要があります。普通の光合成はH2Oを大量消費して2H+とO2を出すわけですが、塩湖のようなNaCl過多の時にHCl+NaOHにして、水の代わりにHClを使う(Na+は有機酸なりと結合するので最終的に水の消費はない)ということがありうるのでは?という説で、塩素から何かを作るわけではないです。
      塩素ガスが増えてオゾン層破壊や大気組成変化が起きれば、という破滅シナリオです。
      #その後は塩素産生藻類の天下になるので生物全滅はしないだろうけど

      >この手の代謝は生命としての根幹部分なので
      連続的に進化した様々な種類の代謝系が存在します。例えば酸素の代わりに硫黄を使う代謝過程。そういった内の一つが塩素に適応する突然変異を起こす可能性はあります。ミトコンドリアや葉緑体のように他の生物がそれを取り込み、全世界に爆発的に普及するという先例もあります。現代ならレトロウイルスに組み込めば数日で全世界にばらまけるかも。

      もちろんコストが高く付き、塩素やNaアルカリへの耐性も獲得しないといけないので、可能性の低さは同意です。
      #あくまでSFであって対策しろとゆーわけでもないし

      親コメント

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