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世界の終わりは知らんが、日本の終わりは見えてきたな。神戸市内の布引断層は活動履歴が確認されていた活断層だが、真上の新神戸駅は断層前提に設計されていたので被害を受けなかった。阪神大震災で大きな被害を出したのは神戸市当局が「存在、活動歴が確認出来なかった、有識者の意見も聞いている」と言ってた断層。有識者と言ってるけど役所が仕組んだ審議会の話、今国会事故調にも参加している尾池先生はじめ複数の専門家が危険性を指摘していたが取り合わなかった。総理や経産相が大飯原発について「安全神話ではない、調査したが活動歴が確認出来なかった、有識者
新神戸駅があるのは布引断層ではなく諏訪山断層です。諏訪山断層は地上の地形から存在は推測されていましたが、それを避けることなく新幹線のルートや駅の位置は決定されました。駅の基礎工事中に明確な断層面が確認され、しかもそれが近年活動のあった痕跡が見つかりました。ここで国鉄は駅の設計図を破棄し、断層対応のものに引き直しました。これは良い判断だったと思います。ただ、これは断層の変位を年間最大1mmと想定して、断層面直上の中央部、およびその北側・南側の3つの構造物が独立して動くようにしたものです。要するに経年変化に対応できるようにしただけで、地震により地表に大きな変位が起きても大丈夫としたわけではありません。阪神淡路大震災の際、淡路島の野島断層では地上変位が現れましたが、阪神側では諏訪山断層をを含むどの断層でも明確な地上変位は見つかっていません。新神戸駅が地震に耐えたのは、地下の震源からの揺れに耐えたということであって、断層のずれに耐えたということではありません。
#活断層の疑いがある断層が見つかっているのに「安全」と言い切るのはおかしいとは私も思いますが、事実と異なる点は明確に指摘しておきたいと思います。
ご指摘ありがとうございます。己の不勉強を改めて思い知らされました。自分自身は内陸直下型地震の危険について警告する先生方の存在は聞き知っていても、遠くの問題という意識と、「関西には大地震は起きない」との俗説を信じる周囲に流されて知らぬうちに「安全神話」に取り込まれていました。阪神大震災の3年ほど前に専門の先生に注意され、いつの間にやらそのような迷信に取り込まれていた自分自身に驚いたものです。しかし残念ながら自分の愚かさを本当に実感したのは火災の煙でかすんで真っ赤になった太陽を見た時です。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
世界の終わりは知らんが (スコア:0)
世界の終わりは知らんが、日本の終わりは見えてきたな。
神戸市内の布引断層は活動履歴が確認されていた活断層だが、真上の新神戸駅は断層前提に設計されていたので被害を受けなかった。
阪神大震災で大きな被害を出したのは神戸市当局が「存在、活動歴が確認出来なかった、有識者の意見も聞いている」と言ってた断層。
有識者と言ってるけど役所が仕組んだ審議会の話、今国会事故調にも参加している尾池先生はじめ複数の専門家が危険性を指摘していたが取り合わなかった。
総理や経産相が大飯原発について「安全神話ではない、調査したが活動歴が確認出来なかった、有識者
Re:世界の終わりは知らんが (スコア:2)
新神戸駅があるのは布引断層ではなく諏訪山断層です。
諏訪山断層は地上の地形から存在は推測されていましたが、それを避けることなく新幹線のルートや駅の位置は決定されました。駅の基礎工事中に明確な断層面が確認され、しかもそれが近年活動のあった痕跡が見つかりました。
ここで国鉄は駅の設計図を破棄し、断層対応のものに引き直しました。これは良い判断だったと思います。ただ、これは断層の変位を年間最大1mmと想定して、断層面直上の中央部、およびその北側・南側の3つの構造物が独立して動くようにしたものです。要するに経年変化に対応できるようにしただけで、地震により地表に大きな変位が起きても大丈夫としたわけではありません。
阪神淡路大震災の際、淡路島の野島断層では地上変位が現れましたが、阪神側では諏訪山断層をを含むどの断層でも明確な地上変位は見つかっていません。新神戸駅が地震に耐えたのは、地下の震源からの揺れに耐えたということであって、断層のずれに耐えたということではありません。
#活断層の疑いがある断層が見つかっているのに「安全」と言い切るのはおかしいとは私も思いますが、事実と異なる点は明確に指摘しておきたいと思います。
Re: (スコア:0)
ご指摘ありがとうございます。
己の不勉強を改めて思い知らされました。
自分自身は内陸直下型地震の危険について警告する先生方の存在は聞き知っていても、遠くの問題という意識と、「関西には大地震は起きない」との俗説を信じる周囲に流されて知らぬうちに「安全神話」に取り込まれていました。
阪神大震災の3年ほど前に専門の先生に注意され、いつの間にやらそのような迷信に取り込まれていた自分自身に驚いたものです。
しかし残念ながら自分の愚かさを本当に実感したのは火災の煙でかすんで真っ赤になった太陽を見た時です。