アカウント名:
パスワード:
なんでバランス調整したのだけを公開してるんだろ。両方比較してみたい。
それにしても赤い塵を地表に沈殿させられれば地球の様に青くなるのだろうか?気体層の厚さと成分で、移住後に塵除去したときの予想図とかも見てみたい。まぁ地球の1%も無いから赤いままか・・・
校正用のカラーチャートも積んでいけば良かったのに、と思う。
カラーチャート積んでますよ。
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/multimedia/pia16040.html [nasa.gov]これは白黒写真ですが、(><)みたいなマークがいっぱい描いてありますね。
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/multimedia/pia16054-color.html [nasa.gov]この写真はカラーなので、グレー濃淡色なのが分かると思います。
これはグレーチャートで、外光を考慮したホワイトバランスの調整が可能になります。デジタル一眼レフでグレーチャート使ってマニュアルでホワイトバランスを合わせるのと同じですね。グレーチャートがきちんと灰色に表示されている状態が、適切なホワイトバランスになります。カラーチャートも、どこかにあるはずです。他の探査機には乗っていました。探査機のロゴなどで代用することもあるかも。
ところで、ホワイトバランス無調整は無意味です。それは何を基準としての無調整なのか。地球の晴天なのか、曇天日陰なのか、蛍光灯なのか。たとえ人間が火星に行ったとしても、数分で慣れてその環境での「白」は白く見えることでしょう。電球色蛍光灯も慣れると白い紙が白く見えるごとく。だから、その環境光に合わせたホワイトバランスに合わせる必要があるんです。
でも電球色は黄色っぽいと知識として知っているので、デジカメではわざわざ「電球色残し」みたいなホワイトバランス設定を行いますね。火星の映像を赤っぽくするのも、火星は赤いという知識に合わせての見栄えの調整ってことになります。
おおなるほど、ちゃんとこいつで校正してるんですね(><)
バランス調整したというのは、つまり、火星環境下でカラーチャートを撮影して、それが地球環境の通常の光の下だとこんなふうに見えるはずだから、といって調整する(のと同じ効果を得られる操作を行う)ということでしょう。
実際にカラーチャートを積んでいったかどうかは分からないけど。(火星環境下でカラーチャートがどう見えるかは過去の探査で分かってるから省略した、という可能性もあると思います)。
カラーチャートを同時に撮影して調整するというのは「火星の風景を地球の太陽光線下に持ってきたらこう見える」ってのと同じで、「現地でどう見えるのか」を示してるわけではないので、無意味といえば無意味かもしれんね。人類が火星の地表に立てば、「カラーチャートも」変な色に見えるはずで。「カラーチャートがちゃんと真正に見えるような調整」はむしろ「捏造」に近い。カラーチャート補正を行う「意味」は「火星で風景を見たらどう見えるのか」ではなく「表面の鉱物種を地球上の鉱物と比較し推測し、地表探索の方向性参考にするため」でしょうね。
ついでにいえば、火星に人類が降り立って見える風景は、カラーチャートも変に見える「赤っぽい」風景ですが、ずっとそこで活動していると数時間で馴化して「ふつうに」見えるようになります。宇宙船に戻ると、全てが青っぽく見えることでしょう。彼にとっては「青っぽい宇宙船内」は「本当」です。つまり、こういうときについ我々が求めてしまう感覚的な「現地の本当の色」なんてものは、ないんです。
地球と火星は同じ太陽のまわりをまわる兄弟星だと思ってましたが、火星の太陽は地球の太陽とは違う太陽だったんですね。知りませんでした。
違う太陽ですよ?知りませんでしたか??もっともここでいう違いは朝日と夕日みたいなもんですがね。
#夕焼けの風景を補正したら昼間の風景と変わらなくなっちゃったという話かと(?)
同じ太陽でも,大気が違えば,色は違って見えますよ.知らなかったんですね.
もし本当にカラーチャートを積んで行ったとしても、紫外線の強い火星ではすぐに退色してしまうと思われ。
カラーチャートだけでなく、黒体光源が必要でしょ。
そもそも大気の吸収スペクトルが違うんだから、
光源もカラーチャートも人工物を使うなら、火星で調整する意味がないので、地球で調整済みのカメラを持って行けばいいだけ。そして実際そうやって撮影したのが、調整前の生の写真。
とは言っても画像処理が入っていると、その処理内で「自然」な物に変換されている可能性がる。
先日古いフィルムをフィルムスキャナで取り込んだんだが、見事に南国の青い空が出ていた。…夕暮れの写真だったのに。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
バランス調整してないのをはよ (スコア:3)
なんでバランス調整したのだけを公開してるんだろ。両方比較してみたい。
それにしても赤い塵を地表に沈殿させられれば地球の様に青くなるのだろうか?
気体層の厚さと成分で、移住後に塵除去したときの予想図とかも見てみたい。
まぁ地球の1%も無いから赤いままか・・・
Re:バランス調整してないのをはよ (スコア:1)
校正用のカラーチャートも積んでいけば良かったのに、と思う。
Re:バランス調整してないのをはよ (スコア:5, 参考になる)
カラーチャート積んでますよ。
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/multimedia/pia16040.html [nasa.gov]
これは白黒写真ですが、(><)みたいなマークがいっぱい描いてありますね。
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/multimedia/pia16054-color.html [nasa.gov]
この写真はカラーなので、グレー濃淡色なのが分かると思います。
これはグレーチャートで、外光を考慮したホワイトバランスの調整が可能になります。
デジタル一眼レフでグレーチャート使ってマニュアルでホワイトバランスを合わせるのと同じですね。
グレーチャートがきちんと灰色に表示されている状態が、適切なホワイトバランスになります。
カラーチャートも、どこかにあるはずです。他の探査機には乗っていました。探査機のロゴなどで代用することもあるかも。
ところで、ホワイトバランス無調整は無意味です。それは何を基準としての無調整なのか。地球の晴天なのか、曇天日陰なのか、蛍光灯なのか。
たとえ人間が火星に行ったとしても、数分で慣れてその環境での「白」は白く見えることでしょう。
電球色蛍光灯も慣れると白い紙が白く見えるごとく。
だから、その環境光に合わせたホワイトバランスに合わせる必要があるんです。
でも電球色は黄色っぽいと知識として知っているので、デジカメではわざわざ「電球色残し」みたいなホワイトバランス設定を行いますね。
火星の映像を赤っぽくするのも、火星は赤いという知識に合わせての見栄えの調整ってことになります。
Re:バランス調整してないのをはよ (スコア:1)
おおなるほど、ちゃんとこいつで校正してるんですね(><)
Re: (スコア:0)
バランス調整したというのは、つまり、火星環境下でカラーチャートを撮影して、
それが地球環境の通常の光の下だとこんなふうに見えるはずだから、といって
調整する(のと同じ効果を得られる操作を行う)ということでしょう。
実際にカラーチャートを積んでいったかどうかは分からないけど。
(火星環境下でカラーチャートがどう見えるかは過去の探査で分かってるから
省略した、という可能性もあると思います)。
Re:バランス調整してないのをはよ (スコア:1)
カラーチャートを同時に撮影して調整するというのは「火星の風景を地球の太陽光線下に持ってきたらこう見える」ってのと同じで、「現地でどう見えるのか」を示してるわけではないので、無意味といえば無意味かもしれんね。
人類が火星の地表に立てば、「カラーチャートも」変な色に見えるはずで。「カラーチャートがちゃんと真正に見えるような調整」はむしろ「捏造」に近い。
カラーチャート補正を行う「意味」は「火星で風景を見たらどう見えるのか」ではなく「表面の鉱物種を地球上の鉱物と比較し推測し、地表探索の方向性参考にするため」でしょうね。
ついでにいえば、火星に人類が降り立って見える風景は、カラーチャートも変に見える「赤っぽい」風景ですが、ずっとそこで活動していると数時間で馴化して「ふつうに」見えるようになります。宇宙船に戻ると、全てが青っぽく見えることでしょう。彼にとっては「青っぽい宇宙船内」は「本当」です。
つまり、こういうときについ我々が求めてしまう感覚的な「現地の本当の色」なんてものは、ないんです。
Re: (スコア:0)
地球と火星は同じ太陽のまわりをまわる兄弟星だと思ってましたが、火星の太陽は地球の太陽とは違う太陽だったんですね。知りませんでした。
Re: (スコア:0)
違う太陽ですよ?知りませんでしたか??
もっともここでいう違いは朝日と夕日みたいなもんですがね。
#夕焼けの風景を補正したら昼間の風景と変わらなくなっちゃったという話かと(?)
Re: (スコア:0)
同じ太陽でも,大気が違えば,色は違って見えますよ.知らなかったんですね.
Re: (スコア:0)
もし本当にカラーチャートを積んで行ったとしても、
紫外線の強い火星ではすぐに退色してしまうと思われ。
Re: (スコア:0)
カラーチャートだけでなく、黒体光源が必要でしょ。
そもそも大気の吸収スペクトルが違うんだから、
Re: (スコア:0)
光源もカラーチャートも人工物を使うなら、火星で調整する意味がないので、
地球で調整済みのカメラを持って行けばいいだけ。
そして実際そうやって撮影したのが、調整前の生の写真。
Re: (スコア:0)
とは言っても画像処理が入っていると、その処理内で「自然」な物に変換されている可能性がる。
先日古いフィルムをフィルムスキャナで取り込んだんだが、見事に南国の青い空が出ていた。
…夕暮れの写真だったのに。