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月の地球側に巨大隕石が落下するということは、わりと狭いコース取りな気がするのだが確率的にはどんなもんなんだろうかまた有史以来、月の地球側に巨大隕石の衝突を観測した事があるのだろうか
逆です。月の自転が止まることになった原因がこの衝突です。
これらの巨大衝突で巨大盆地ができました。その結果、月は真円ではなくなりました。完全な球ではなくなったので、潮汐力の影響で自転周期と公転周期が一致するようになり、たまたま海(盆地)の側が地球側に向いた状態で固定された、ということ。
てことは二分の一の確率で、山ばっかりの月を見ることになったかもしれないのか。もしそうだったらお月見も残念だったろうね。
ちゃうねん。まず第一に月はほぼ真球です。扁平率0.0005くらいの。(地球は0.003くらい)でもって、月の自転が止まったのは真球でなくなったからではなく、惑星の近くを周る巨大衛星は潮汐力で変形させられてしまうので自転が止まるのが普通だから。例えば木星のガリレオ衛星は四つとも公転と自転が同期しています。
月の大衝突面が地球側を向いているのはたまたま運が良かったか、もしくはこの部分がより変形しにくい構造なのかはわかりませんが、巨大衛星はあんまり自転しないもんなんですよ。
夜空の星ですら適当につなげて様々なものに見立てて物語まで作ってしまう人類ですよ?山ばかりでもそれなりに何かしら思いつきますって。
現在、地球側に向いている面は、昔は外側を向いていたのに、その隕石が当たったせいでくるっと回っちゃったのかもしれませんよ。# その当時は、まだ月の自転周期と公転周期が一致してなかった、って考えた方が自然かな。
裏側に落下したのだけど、その衝撃でクルっと周って。
>わりと狭いコース取りな気がするのだが
そうなのかな?地球の直径が1.3万km弱で、月までの距離が38万kmぐらいでしょ?結構すかすかで抜けていけそうな気がするんだけど。
重力の影響は広い範囲に効くけど、それで曲げられて月にあたらなくなる隕石もある一方、曲がることであたるのも出てくるだろうし。
現に裏側はボコボコ穴だらけなのに対して表には(この巨大隕石を別とすれば)そんなに穴あいてないじゃん。空気がないから風化しないにもかかわらず。
>現に裏側はボコボコ穴だらけなのに対して表には(この巨大隕石を別とすれば)そんなに穴あいてないじゃん。
君は今回の話をあまり理解していないな。
いいか、クレーターが多数出来たのは非常に古い時代だと言うことが判明している。その後時間が経って小惑星との衝突頻度が下がった時代に、内部から吹き出した溶岩などが広がって比較的平らな海が出来た。こうして出来た海の部分は、以前にあったクレーターがならされるので平らになっている。それ以外の場所は古くからのクレーターが残っており、そういう場所は高地と呼ばれる。
で、月の表と裏で顕著に海と高地の比率が違うけど、これはなんでなんだろうね?というのが月の二面性の問題というやつだ。実際には海と高地の比率だけでなく、地質的な組成とかもいろいろ違うんだがとりあえず置いておく。また、「表と裏で違う」というが、別に「地球の側とその反対側で違う」というわけでは無い。月面の数分の一の領域が広い海になっていて、それが地球の側にあるというだけで、地球を向いている側が全部海なわけでは無い。今回の報告にあるのは、この広い「海」が出来た理由が巨大隕石の衝突である事を示す証拠が得られたよ、というものだ。
で、君の言うところの
>裏側はボコボコ穴だらけなのに
というのは裏側は巨大隕石が衝突しなかったから古い時代のクレーターがたくさん残っていること、
>表には(この巨大隕石を別とすれば)そんなに穴あいてない
そして表側は同じぐらいクレーターがあった(と推測されている)のに、巨大隕石がぶち当たって溶岩が多量に噴出したりして溶けてならされたからクレーターが消えてしまったこと、を意味している。別に、地球を向いている側にあんまり隕石があたらなかったから平らというわけでは無い。順序が全く逆なんだ。隕石がいっぱいあたった後に平らになったわけだ。(実際、月の表であっても海以外の場所には多数のクレーターが残っている)
太陽から「太陽風」が吹きつけてるから、尖っていたかもしれない地形も徐々に丸くなってきてると昔聞いた
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巨大隕石? (スコア:0)
月の地球側に巨大隕石が落下するということは、わりと狭いコース取りな気がするのだが確率的にはどんなもんなんだろうか
また有史以来、月の地球側に巨大隕石の衝突を観測した事があるのだろうか
Re:巨大隕石? (スコア:2, 興味深い)
逆です。月の自転が止まることになった原因がこの衝突です。
これらの巨大衝突で巨大盆地ができました。
その結果、月は真円ではなくなりました。
完全な球ではなくなったので、潮汐力の影響で自転周期と公転周期が一致するようになり、たまたま海(盆地)の側が地球側に向いた状態で固定された、ということ。
てことは二分の一の確率で、山ばっかりの月を見ることになったかもしれないのか。
もしそうだったらお月見も残念だったろうね。
Re:巨大隕石? (スコア:2)
逆です。月の自転が止まることになった原因がこの衝突です。
これらの巨大衝突で巨大盆地ができました。
その結果、月は真円ではなくなりました。
完全な球ではなくなったので、潮汐力の影響で自転周期と公転周期が一致するようになり、たまたま海(盆地)の側が地球側に向いた状態で固定された、ということ。
ちゃうねん。
まず第一に月はほぼ真球です。扁平率0.0005くらいの。(地球は0.003くらい)
でもって、月の自転が止まったのは真球でなくなったからではなく、惑星の近くを周る巨大衛星は潮汐力で変形させられてしまうので自転が止まるのが普通だから。例えば木星のガリレオ衛星は四つとも公転と自転が同期しています。
月の大衝突面が地球側を向いているのはたまたま運が良かったか、もしくはこの部分がより変形しにくい構造なのかはわかりませんが、巨大衛星はあんまり自転しないもんなんですよ。
Re:巨大隕石? (スコア:1)
夜空の星ですら適当につなげて様々なものに見立てて物語まで作ってしまう人類ですよ?
山ばかりでもそれなりに何かしら思いつきますって。
Re:巨大隕石? (スコア:1)
現在、地球側に向いている面は、昔は外側を向いていたのに、その隕石が当たったせいでくるっと回っちゃったのかもしれませんよ。
# その当時は、まだ月の自転周期と公転周期が一致してなかった、って考えた方が自然かな。
Re: (スコア:0)
裏側に落下したのだけど、その衝撃でクルっと周って。
Re: (スコア:0)
>わりと狭いコース取りな気がするのだが
そうなのかな?
地球の直径が1.3万km弱で、月までの距離が38万kmぐらいでしょ?
結構すかすかで抜けていけそうな気がするんだけど。
重力の影響は広い範囲に効くけど、それで曲げられて月にあたらなくなる隕石もある一方、曲がることであたるのも出てくるだろうし。
Re: (スコア:0)
現に裏側はボコボコ穴だらけなのに対して表には(この巨大隕石を別とすれば)そんなに穴あいてないじゃん。空気がないから風化しないにもかかわらず。
Re:巨大隕石? (スコア:1)
>現に裏側はボコボコ穴だらけなのに対して表には(この巨大隕石を別とすれば)そんなに穴あいてないじゃん。
君は今回の話をあまり理解していないな。
いいか、クレーターが多数出来たのは非常に古い時代だと言うことが判明している。その後時間が経って小惑星との衝突頻度が下がった時代に、内部から吹き出した溶岩などが広がって比較的平らな海が出来た。こうして出来た海の部分は、以前にあったクレーターがならされるので平らになっている。それ以外の場所は古くからのクレーターが残っており、そういう場所は高地と呼ばれる。
で、月の表と裏で顕著に海と高地の比率が違うけど、これはなんでなんだろうね?というのが月の二面性の問題というやつだ。実際には海と高地の比率だけでなく、地質的な組成とかもいろいろ違うんだがとりあえず置いておく。
また、「表と裏で違う」というが、別に「地球の側とその反対側で違う」というわけでは無い。月面の数分の一の領域が広い海になっていて、それが地球の側にあるというだけで、地球を向いている側が全部海なわけでは無い。
今回の報告にあるのは、この広い「海」が出来た理由が巨大隕石の衝突である事を示す証拠が得られたよ、というものだ。
で、君の言うところの
>裏側はボコボコ穴だらけなのに
というのは裏側は巨大隕石が衝突しなかったから古い時代のクレーターがたくさん残っていること、
>表には(この巨大隕石を別とすれば)そんなに穴あいてない
そして表側は同じぐらいクレーターがあった(と推測されている)のに、巨大隕石がぶち当たって溶岩が多量に噴出したりして溶けてならされたからクレーターが消えてしまったこと、を意味している。別に、地球を向いている側にあんまり隕石があたらなかったから平らというわけでは無い。順序が全く逆なんだ。隕石がいっぱいあたった後に平らになったわけだ。
(実際、月の表であっても海以外の場所には多数のクレーターが残っている)
Re: (スコア:0)
太陽から「太陽風」が吹きつけてるから、尖っていたかもしれない地形も徐々に丸くなってきてると昔聞いた