パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

世界銀行、地球温暖化を摂氏2度以内に抑える取り組みが必要 」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2012年11月25日 20時57分 (#2278524)

    やや温暖化すると、シベリア南部あたりが広大で肥沃な農地に変わって食糧生産が大幅に増えたり、永久凍土が開発可能になって資源がどんどん発掘できたり・・しないんでしょうかね。

    • by Anonymous Coward on 2012年11月25日 23時08分 (#2278574)

      温暖化といってもたかだか2~3℃気温が上がるだけだから、シベリアあたりは氷点下以下の厳冬地域であることに変わりは無い
      せいぜい夏に永久凍土地帯が泥沼と化すだけでしょう
      そうすると永久凍土上の建物がズブズブ地盤沈下する悪影響が出て、シベリア開発どころではなくなる

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >シベリアあたりは氷点下以下の厳冬地域であることに変わりは無い

        って言い切れるんでしょうかね。
        大幅に上昇するエリアもあれば逆に寒冷化するエリアもあるんじゃないですか?
        平均気温の上昇って、あくまでも平均が2度~3度上昇しているという意味であって、全地球的に均一に2度~3度上昇するという意味ではないんじゃないですか?
        その分布や程度が予想できないからみんな危機感を抱いているんだと思っていましたが。
        • by Anonymous Coward

          概ね全地球的に均一に2度~3度上昇すると理解していただいて問題ありません
          もちろん地域によっては2度~3度ではなく4度~6度の変化になるかもしれませんが、20度~30度の違いになるわけではありません
          それより大きな問題となるのはたかだか2度~3度の平均気温の違いが、地域による降水量の極端な違いやハリケーン/台風の発生頻度の大きな違いなどを生み出すことです

          #日本でも気温上昇により耕作適地の変化などが生じますが、襲来する台風の大型化や集中豪雨の増加などの方がより問題視されています(気温変化に合わせて作物を植え替えることは出来るが台風や集中豪雨を人間が制御することは出来ませんから)

    • 100年後ぐらいになると,どうか知らないけど,過渡期はどっちつかずで困る

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年11月25日 21時47分 (#2278546)

       講談社のプルーバックスでA.T.ウルベコフ著「宇宙移民計画」だったと思うけど、「温暖化すれば、凍土地帯が肥沃な農地になる」なんて書いてあったけど、最近の研究では農地化するスピードよりも、既存の農地が荒廃する速度の方が早いので、全体で見れば食料生産量は減るようですね。
       それに環境を維持している森林などの荒廃も進むし、環境変化が激しすぎて、メリットは内容です。
       確か2012年12月号の日経サイエンス「気候変動の果て」という記事を読むと概略がわかるかと思います。

       藻類による原油生産って、温暖化抑止という視点からすれば、核融合を除けば理想的な技術だと思いますね。
       例えば日本でいえば、耕作放棄地を活用して、国内の原油の消費量を賄えるぐらいの生産量が実現できないかなぁ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        では永久凍土に食料を冷凍備蓄しておこう!
        解凍されたら売りさばいて畑にすればいいんだよ!

        # 机上の空論も浪漫も現実的じゃないよなぁ

      • by Anonymous Coward

        >既存の農地が荒廃する速度

        既存農地の荒廃って、ロシアやアメリカなどの、もともと雨が降らない大陸中央の乾燥地帯を無理矢理地下水を汲み上げて農地化した挙げ句、供給源がない地下水が枯渇して『荒野から農地になり、荒野に戻っただけ』ってのが正しい理解だと思うが。

        • by Anonymous Coward

          西部劇の印象で、アメリカの開拓=乾燥地を開拓、ってイメージになりがちですが、
          実際には合衆国の半分を覆っていた森林地帯を切り開いて、森を耕地にしたのが大部分ですよ。

          #ミシシッピ流域なんて密林状態だったのを耕地化⇒結果、氾濫がおこりやすくなってる

          乾燥地に水まいても栄養不足で作物なんて育ちません。
          化学肥料の発達があってから、それは可能になる。

      • by Anonymous Coward

        仮にそんな藻類が見つかった(orできた)としてもそれが日本の耕作放棄地で作られることはまずないかと。
        安くて広大な土地を確保できる海外(特に新種生物をばらまくことへの規制が緩そうな国)で作られて日本はそれ
        を輸入することになるのがオチかと思います。

        国策で一定量を作るようにしようとしてもそのコストは膨大なものになるので結局輸入に頼ることになると思いま
        す。エネルギー安全保障の問題は多数の国から分散して輸入することで軽減することになるのではないかと。

        • 元コメントで触れられている藻はボツリオコッカス [wikipedia.org]の事かと.
          筑波大とかで研究されていて,日本が産油国に!とアピールしていますね.

          有用かどうかは,光合成のエネルギー変換効率がどの程度か,というところに行き着くのでしょうが,
          以前研究していた知人によると,太陽電池を敷き詰めた方がずっと効率が良い,とか.
          とはいえ,トウモロコシ由来のバイオエタノールなんかよりはスジが良い技術だと思います.
          親コメント
    • 温度が上がったからって太陽定数が上がる訳でも日照時間が延びるわけでもないので、
      高緯度地帯での温度が上がって農耕生産が上がっても、他で下がる分を埋められるかどうか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      農業とかそういう面で言えば、長期的にどうなるかはよくわかっていない。新しい均衡状態に達したら、今より良くなる可能性もそれなりにある。

      ただ、この手の変動は均衡に達するまでは(人間一人の時間的には)かなり長い時間がかかる上に、複雑系が一つの均衡状態から別の均衡状態に移る際には非常に不安定化する(変動の幅が大きくなる)から、過渡期を乗り切るのが大変になる。
      要するに、ゴールが今よりも良い状態だとしても、そこに行き着くまでの途中の段階は今より徐々に良くなるわけではない(かなり良かったりかなり悪かったり、ってのが激しく振動する)、ってのが問題。

      そこさえ乗り切れちゃえば結構何とかなるとは思う。

ソースを見ろ -- ある4桁UID

処理中...