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>遺伝子組み換え作物において、86 種のうち 54 種に「Gene VI」と呼ばれるウィルス遺伝子が含まれているのを発見した。
遺伝子組み換えでない作物には、基本的に含まれていない、という認識で良いんですよね?
>意図的に Gene VI が植物の遺伝子に組み込まれた場合、黄化や奇形といった症状が出たり、繁殖力が低下することが分かっている。
もしその通りだとすれば遺伝子組み換え作物は自然の作物より生命力が弱いということになりますが、その場合、遺伝子組み換えのメリットがないような気がします。意図的でなければ大丈夫だとするなら、正しく遺伝子組み換えすれば済む話のような。
>遺伝子組み換えでない作物には、基本的に含まれていない、という認識で良いんですよね?
カリフラワーモザイクウィルスに感染していない場合はそう思って良いかと。
>もしその通りだとすれば遺伝子組み換え作物は自然の作物より生命力が弱いということになりますが
別コメですでに指摘されていますが、ある程度の量が発現した場合、ですね。少量なら多分あまり影響は無い。
>その場合、遺伝子組み換えのメリットがないような気がします。
今回のトピックからは外れますが、これは必ずしもそうとは言えない場合があります。例えば多少成長が悪いけど最終的な収量が多いとか、奇形は出やすいけど除草剤にとんでもなく耐性が高い、とかですと用途次第ではトータルでプラスになることもありますから。まあ今回のトピックとは関係ありませんが。
>繰り返しになるけど、遺伝子組み換えだからGene VIがあるんですよね?
元記事が言いたいのは多分、「Gene VIとかそこから発現したタンパクが、食事経由で体内に入ったとき悪さする可能性があるよね?」とかそんな感じじゃ無いかと推測。これに関して言えば、悪さをする「可能性」はあります。本当に悪さをするのかどうかに関しては、当然ながら検証されるまではわかりません。
>食べたから消化されて分解されるのだから、体に悪いとは限らないのでは。
「消化されるから」で安心してしまうのはちょっとまずいところです。確かに大部分のタンパク質は分解されてから吸収されるのですが、わずかな割合でそのまま(もしくは分解が不完全な状態で)体内に取り込まれることがあります。例えば各種アレルギーなどもそうですね。本当に分解されたアミノ酸でしか体内に吸収されないというのならそんなに問題では無いのですが、実際には微量ながらもタンパク質やその中途半端な分解物のまま体内に取り込まれてしまい、問題を引き起こします。あとはプリオン病なんぞもそんな感じですね。
>Gene VI、またはそれが生成するタンパク質との因果関係はあるんだろうか。
発がん性を示唆している研究が「報告されている」こと自体は正しいのですが、研究自体は非常に怪しいとして強い批判がされています。(だからといって安全性が保証されたわけでは無いが、上記報告を元に危険性を訴えるのも間違い)
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
いくつか疑問点が。 (スコア:0)
>遺伝子組み換え作物において、86 種のうち 54 種に「Gene VI」と呼ばれるウィルス遺伝子が含まれているのを発見した。
遺伝子組み換えでない作物には、基本的に含まれていない、という認識で良いんですよね?
>意図的に Gene VI が植物の遺伝子に組み込まれた場合、黄化や奇形といった症状が出たり、繁殖力が低下することが分かっている。
もしその通りだとすれば遺伝子組み換え作物は自然の作物より生命力が弱いということになりますが、
その場合、遺伝子組み換えのメリットがないような気がします。
意図的でなければ大丈夫だとするなら、正しく遺伝子組み換えすれば済む話のような。
Re:いくつか疑問点が。 (スコア:3, 興味深い)
>遺伝子組み換えでない作物には、基本的に含まれていない、という認識で良いんですよね?
カリフラワーモザイクウィルスに感染していない場合はそう思って良いかと。
>もしその通りだとすれば遺伝子組み換え作物は自然の作物より生命力が弱いということになりますが
別コメですでに指摘されていますが、ある程度の量が発現した場合、ですね。少量なら多分あまり影響は無い。
>その場合、遺伝子組み換えのメリットがないような気がします。
今回のトピックからは外れますが、これは必ずしもそうとは言えない場合があります。
例えば多少成長が悪いけど最終的な収量が多いとか、奇形は出やすいけど除草剤にとんでもなく耐性が高い、とかですと用途次第ではトータルでプラスになることもありますから。
まあ今回のトピックとは関係ありませんが。
>繰り返しになるけど、遺伝子組み換えだからGene VIがあるんですよね?
元記事が言いたいのは多分、「Gene VIとかそこから発現したタンパクが、食事経由で体内に入ったとき悪さする可能性があるよね?」とかそんな感じじゃ無いかと推測。
これに関して言えば、悪さをする「可能性」はあります。本当に悪さをするのかどうかに関しては、当然ながら検証されるまではわかりません。
>食べたから消化されて分解されるのだから、体に悪いとは限らないのでは。
「消化されるから」で安心してしまうのはちょっとまずいところです。確かに大部分のタンパク質は分解されてから吸収されるのですが、わずかな割合でそのまま(もしくは分解が不完全な状態で)体内に取り込まれることがあります。
例えば各種アレルギーなどもそうですね。本当に分解されたアミノ酸でしか体内に吸収されないというのならそんなに問題では無いのですが、実際には微量ながらもタンパク質やその中途半端な分解物のまま体内に取り込まれてしまい、問題を引き起こします。あとはプリオン病なんぞもそんな感じですね。
>Gene VI、またはそれが生成するタンパク質との因果関係はあるんだろうか。
発がん性を示唆している研究が「報告されている」こと自体は正しいのですが、研究自体は非常に怪しいとして強い批判がされています。
(だからといって安全性が保証されたわけでは無いが、上記報告を元に危険性を訴えるのも間違い)