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シアナマイド [morioka-clinic.com]ってのが、「酒を飲んだら悪酔いになる薬」としてアル中病棟では使用されてるようです。リンク先によると、服用後5~10分で効果がでるそうです。
別に「にわかには信じがたい話」ではありません。>中毒者を救う目的でこの薬を開発
私もアル中から脱却するためにシアナマイドを処方された経験があります。薬を飲み始めてしばらくして興味本位でビールを飲んで見ました。すると以前はほろ酔いにもならない量で顔がほてってきて酔った状態になりました。それでも飲んでもういいやと思ってしばらくすると悪酔いの症状が出てきて気持ち悪くなり思い切りリバース。胃液も出てこなくなるほど吐いてしまい二日酔いの後の「もう酒止めよう」という気持ちになりました。鬱病も抱えていて処方されている向精神薬とアルコールは禁忌の関係にあるのもあってシアナマイドを飲み続けアル中からは脱却できました。(それ以前は向精神薬を大量に飲みながらアルコールも体が受け付けなくなるまで飲んでいたのでメチャクチャな生活だったのですが...) 今はノンアルコールのビール風味の飲み物を晩酌代わりに飲んでいて完全にアルコールとは縁を切ることができました。他の方も指摘しておられますが、飲み続ける強い意志とアル中に逃げている原因のケア(こちらも大事!)があれば完全にアルコールと縁を切ることができます。
アルコール依存症の治療で使われる抗酒剤には、シアナマイドとノックビンがあります。どちらもアセトアルデヒド(二日酔いの主な原因)の代謝を阻害する薬です。抗酒剤が効いている状態でアルコールを摂取するとすぐに酷い二日酔いと似たようになります。シアナマイドはすぐに効果が出ますが、服用を続けると皮膚に湿疹が出るなどの副作用が出ることがあります。ノックビンは服用を続けると1週間程度で効果が現れ、服用をやめてもしばらくの間効果が続きます。副作用は特にありませんが効かない人もいます。どちらも肝臓に負担をかけるので肝臓が弱っている人には使用できません。
抗酒剤はアルコール依存症そのものを治療する薬ではありません。服用することで酒を飲みたくなっても「飲んでも気持ち悪くなるだけだ」と自分に言い聞かせて、飲まないでいることを助けるためのものです。なので自主的に飲むことが重要です。アルコール依存症で抗酒剤を処方されている人が薬を飲まなくても黙っていましょう。何か言うと逆効果になることが多いです。こっそり飲ませるなどとんでもないことです。
名前は忘れましたが、アメリカなどでアルコール依存症の治療に使われている薬で、依存による酒を飲みたいという欲求を緩和するという薬もあります。日本でも昨年申請されたけどどうなったのかは知りません。効果が偽薬とさほど変わらないので日本では認可されないかも。
「肝臓にアルコールを代謝しないように働きかける」ってのは、肝臓の負荷は減るの?返って強いストレスが掛かったりしない?
それは私も思ったけど、おそらく短期的に肝臓を救うことは目的に含まれてはいなくて、気持ちのよい酩酊状態を阻害 → アルコール依存スパイラルを断ち切ることができればそれでいいんでしょうね。
魔少年ビーティーでも出ていなかったっけ?
例の一家に「フグ」と称して一服盛るんだけど、ガキにだけは効かなかった理由がそれだったかと。#急激に気分が悪くなった理由はフグ毒と誤解させたけど、実際は薬+酒の効果だった。#しかし酒を飲んでないガキには効かなかった。意外な所で真面目なんだ……。
貴志祐介の小説「青の炎」でも似たような効果の薬を使ってた気がするが名前は忘れた。
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吾妻ひでおの「失踪日記」読者には既知の類似薬 (スコア:5, 参考になる)
シアナマイド [morioka-clinic.com]ってのが、
「酒を飲んだら悪酔いになる薬」としてアル中病棟では使用されてるようです。
リンク先によると、服用後5~10分で効果がでるそうです。
別に「にわかには信じがたい話」ではありません。>中毒者を救う目的でこの薬を開発
Re:吾妻ひでおの「失踪日記」読者には既知の類似薬 (スコア:2, 興味深い)
私もアル中から脱却するためにシアナマイドを処方された経験があります。薬を飲み始めてしばらくして興味本位でビールを飲んで見ました。すると以前はほろ酔いにもならない量で顔がほてってきて酔った状態になりました。それでも飲んでもういいやと思ってしばらくすると悪酔いの症状が出てきて気持ち悪くなり思い切りリバース。胃液も出てこなくなるほど吐いてしまい二日酔いの後の「もう酒止めよう」という気持ちになりました。鬱病も抱えていて処方されている向精神薬とアルコールは禁忌の関係にあるのもあってシアナマイドを飲み続けアル中からは脱却できました。(それ以前は向精神薬を大量に飲みながらアルコールも体が受け付けなくなるまで飲んでいたのでメチャクチャな生活だったのですが...) 今はノンアルコールのビール風味の飲み物を晩酌代わりに飲んでいて完全にアルコールとは縁を切ることができました。他の方も指摘しておられますが、飲み続ける強い意志とアル中に逃げている原因のケア(こちらも大事!)があれば完全にアルコールと縁を切ることができます。
Re:吾妻ひでおの「失踪日記」読者には既知の類似薬 (スコア:1)
アルコール依存症の治療で使われる抗酒剤には、シアナマイドとノックビンがあります。どちらもアセトアルデヒド(二日酔いの主な原因)の代謝を阻害する薬です。抗酒剤が効いている状態でアルコールを摂取するとすぐに酷い二日酔いと似たようになります。
シアナマイドはすぐに効果が出ますが、服用を続けると皮膚に湿疹が出るなどの副作用が出ることがあります。
ノックビンは服用を続けると1週間程度で効果が現れ、服用をやめてもしばらくの間効果が続きます。副作用は特にありませんが効かない人もいます。
どちらも肝臓に負担をかけるので肝臓が弱っている人には使用できません。
抗酒剤はアルコール依存症そのものを治療する薬ではありません。服用することで酒を飲みたくなっても「飲んでも気持ち悪くなるだけだ」と自分に言い聞かせて、飲まないでいることを助けるためのものです。なので自主的に飲むことが重要です。アルコール依存症で抗酒剤を処方されている人が薬を飲まなくても黙っていましょう。何か言うと逆効果になることが多いです。こっそり飲ませるなどとんでもないことです。
名前は忘れましたが、アメリカなどでアルコール依存症の治療に使われている薬で、依存による酒を飲みたいという欲求を緩和するという薬もあります。日本でも昨年申請されたけどどうなったのかは知りません。効果が偽薬とさほど変わらないので日本では認可されないかも。
Re: (スコア:0)
「肝臓にアルコールを代謝しないように働きかける」ってのは、肝臓の負荷は減るの?
返って強いストレスが掛かったりしない?
Re:吾妻ひでおの「失踪日記」読者には既知の類似薬 (スコア:2)
それは私も思ったけど、おそらく短期的に肝臓を救うことは目的に含まれてはいなくて、気持ちのよい酩酊状態を阻害 → アルコール依存スパイラルを断ち切ることができればそれでいいんでしょうね。
Re: (スコア:0)
魔少年ビーティーでも出ていなかったっけ?
例の一家に「フグ」と称して一服盛るんだけど、ガキにだけは効かなかった理由がそれだったかと。
#急激に気分が悪くなった理由はフグ毒と誤解させたけど、実際は薬+酒の効果だった。
#しかし酒を飲んでないガキには効かなかった。意外な所で真面目なんだ……。
Re:吾妻ひでおの「失踪日記」読者には既知の類似薬 (スコア:3, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
貴志祐介の小説「青の炎」でも似たような効果の薬を使ってた気がするが名前は忘れた。