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GSユアサのテクニカルレポートがここに。 http://www.gs-yuasa.com/us/technic/vol7/pdf/007_01_014.pdf [gs-yuasa.com]
そしてtomoya.comで若干の解析が行われていますが http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higaax13.html#130122 [coara.or.jp]
そこではエンジンスタート時の負荷のエミュレートで700A x 45secと云う数字を見るとかなり過酷な放電なのがわかります。また電池の内部損失で7kw/secの発熱を伴う模様です。
そうすると http://www.forbes.com/sites/petercohan/2013/01/27/mit-professor-batter... [forbes.com] 上記のforbsの記事のDonald R. Sadoway MIT教授が言うように放熱機構がついてい
tomoya.com記載の内容、何点か誤っているようですね。
APUを起動するStart power unitの仕様(pdf) [securaplane.com]によると、流れる電流は最大でも700Aではなく605A。また、内部損失計算する際に電池の温度が-18℃の時のものを使っていますが電池のある与圧区画内がそんな温度とは考えにくいです。温まりきってないとして0℃とすると、GSユアサのpdf [gs-yuasa.com]の図11を見ると電圧低下量は5Vほど。よって、発熱は3kWとなります。
で、これによる発熱が電池に影響をあたえるかどうかですが
NTSBから2月1日のアップデートあります http://www.ntsb.gov/news/2013/130201b.html [ntsb.gov]NTSBは経過を開示するのになぜ国交省航空局は何も発表しないのだろう。今報道されているのはすぺで口頭によるリークだけ。http://www.mlit.go.jp/koku/index.html [mlit.go.jp] 日本人って劣等民族なのか?そうじゃないと信じたい。 某サイトはあのデータシートをもって787の用途に余裕があるとは言えないという話だったかと。すくなくともサイクル負荷やカレンダー負荷は実用から程遠い。ANAの電池は昨年10月交換されたもの、ボストンで発火したJALの電池は飛行時間169時間という新品同様の機体で電池納入は昨年10月。ボーイング指定の交換頻度が2年の設計からすれば、著しく短い時間で発火している。電池室はは与圧され室温と同じですがAPU室は外気開放なのでスタート電流は大きいかも。新品サンプルでは問題が見つからなかったこと、ボストンがAPU用電池、ANAが制御機器用と用途が違う両方が発火したことから電池がオーバースペックであったか充電方法が間違っていたかどっちか。しかし充電方法を指定したのはユアサなんじゃないか。今回NTSBは新品電池に負荷(ソフトショート)をかけて、不良再現実権をやるそうで、おそらく原因は1、2ヶ月中にわかりそう。 ボーイングがどうするか分からないが、電池の放電終了電圧と充電開始電圧の幅をせまく設定するという手もありかと。ただし米国ではFAAがリチウムイオンを認可した手続きと是非が問われているので、NTSBが原因を突き止めるまではFAAは証明を出さない。セスナのサイテーション試作機4CJで発煙事故がありリチウムイオンが採用されなかった事例があったのに、なぜ?ということ。 日本だとナアナアですむが、訴訟社会の米国では手続きや手順のミスは許されないから一年はかかる。いずれにせよユアサはリチウムイオン電池を発明した吉野彰博士と業界のメンツを潰してくれた。今回のことも吉野彰博士に聞いた方が早いかも。多くの技術者はあの負荷で冷却装置がないのはまずい、と言っている。
一応、役所も資料を出して来ました。 [mlit.go.jp]質疑応答含めた形なためか、記者会見から8日も経ってからの公開となっていますが。せめて記者会見で公開した資料だけでも先に出して欲しい・・・。
電池の放電終了電圧と充電開始電圧の幅を狭く~という話ですが、バッテリの運用方法見る限り元々狭そうです。放電幅が最大となるのはおそらくAPU始動時です。スタート電流は、前に挙げた装置仕様書から低温とか関係なく605A以下でしょう。45秒間600A流すとすると、放電量は電池容量の10%。何回か始動失敗しても平気なくらいの放電量です。よって、これ以上幅を狭くする必要は無いと思います。
他はともかくいきなり「劣等民族」とか言うの止めましょうよ。すごい頭わるく見えるよ。
#列島民族ではあるかもしれない
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
787のバッテリーの方が過酷だとおもう (スコア:1)
GSユアサのテクニカルレポートがここに。
http://www.gs-yuasa.com/us/technic/vol7/pdf/007_01_014.pdf [gs-yuasa.com]
そしてtomoya.comで若干の解析が行われていますが
http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higaax13.html#130122 [coara.or.jp]
そこではエンジンスタート時の負荷のエミュレートで700A x 45secと云う数字を見るとかなり過酷な放電なのがわかります。
また電池の内部損失で7kw/secの発熱を伴う模様です。
そうすると
http://www.forbes.com/sites/petercohan/2013/01/27/mit-professor-batter... [forbes.com]
上記のforbsの記事のDonald R. Sadoway MIT教授が言うように放熱機構がついてい
Re: (スコア:5, 参考になる)
tomoya.com記載の内容、何点か誤っているようですね。
APUを起動するStart power unitの仕様(pdf) [securaplane.com]によると、流れる電流は最大でも700Aではなく605A。
また、内部損失計算する際に電池の温度が-18℃の時のものを使っていますが電池のある与圧区画内がそんな温度とは考えにくいです。
温まりきってないとして0℃とすると、GSユアサのpdf [gs-yuasa.com]の図11を見ると電圧低下量は5Vほど。よって、発熱は3kWとなります。
で、これによる発熱が電池に影響をあたえるかどうかですが
Re:787のバッテリーの方が過酷だとおもう (スコア:0)
NTSBから2月1日のアップデートあります
http://www.ntsb.gov/news/2013/130201b.html [ntsb.gov]
NTSBは経過を開示するのになぜ国交省航空局は何も発表しないのだろう。今報道されているのはすぺで口頭によるリークだけ。
http://www.mlit.go.jp/koku/index.html [mlit.go.jp]
日本人って劣等民族なのか?そうじゃないと信じたい。 某サイトはあのデータシートをもって787の用途に余裕があるとは言えないという話だったかと。すくなくともサイクル負荷やカレンダー負荷は実用から程遠い。ANAの電池は昨年10月交換されたもの、ボストンで発火したJALの電池は飛行時間169時間という新品同様の機体で電池納入は昨年10月。ボーイング指定の交換頻度が2年の設計からすれば、著しく短い時間で発火している。電池室はは与圧され室温と同じですがAPU室は外気開放なのでスタート電流は大きいかも。新品サンプルでは問題が見つからなかったこと、ボストンがAPU用電池、ANAが制御機器用と用途が違う両方が発火したことから電池がオーバースペックであったか充電方法が間違っていたかどっちか。しかし充電方法を指定したのはユアサなんじゃないか。今回NTSBは新品電池に負荷(ソフトショート)をかけて、不良再現実権をやるそうで、おそらく原因は1、2ヶ月中にわかりそう。
ボーイングがどうするか分からないが、電池の放電終了電圧と充電開始電圧の幅をせまく設定するという手もありかと。ただし米国ではFAAがリチウムイオンを認可した手続きと是非が問われているので、NTSBが原因を突き止めるまではFAAは証明を出さない。セスナのサイテーション試作機4CJで発煙事故がありリチウムイオンが採用されなかった事例があったのに、なぜ?ということ。
日本だとナアナアですむが、訴訟社会の米国では手続きや手順のミスは許されないから一年はかかる。いずれにせよユアサはリチウムイオン電池を発明した吉野彰博士と業界のメンツを潰してくれた。今回のことも吉野彰博士に聞いた方が早いかも。多くの技術者はあの負荷で冷却装置がないのはまずい、と言っている。
Re:787のバッテリーの方が過酷だとおもう (スコア:2)
一応、役所も資料を出して来ました。 [mlit.go.jp]質疑応答含めた形なためか、記者会見から8日も経ってからの公開となっていますが。
せめて記者会見で公開した資料だけでも先に出して欲しい・・・。
電池の放電終了電圧と充電開始電圧の幅を狭く~という話ですが、バッテリの運用方法見る限り元々狭そうです。
放電幅が最大となるのはおそらくAPU始動時です。スタート電流は、前に挙げた装置仕様書から低温とか関係なく605A以下でしょう。
45秒間600A流すとすると、放電量は電池容量の10%。何回か始動失敗しても平気なくらいの放電量です。
よって、これ以上幅を狭くする必要は無いと思います。
Re: (スコア:0)
他はともかく
いきなり「劣等民族」とか言うの止めましょうよ。すごい頭わるく見えるよ。
#列島民族ではあるかもしれない