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永住を目的とするなら、とりあえず月面とかで実績を積んでからやるべきじゃないのかなーと。
宇宙の長期滞在は国際宇宙ステーションである程度は実績があるけど、まだせいぜい数年レベル。月面なら地球からの補給も（火星と比べて）楽だし、何かあったときに地球に帰ってこられる、という実績もある。月面で自給自足できる環境をまず作ってみてほしいところ。
現状だと、とりあえず火星に人を送ってあとはさようなら、というプランにしか見えない。
月面で実績積め論に対しては、（たしか）火星移住派の急先鋒、火星協会のズブリン先生が「あんな夜が半月も続く真空環境なんて火星移住の役に立つかクソッタレ！（意訳）」みたいにのたまわっておりますよ。氏曰く、それなら地球の極限環境で長期滞在実験した方がよっぽど火星に近いとか（そう言ってほんとに実験中）。なので、どちらかというと足りないのは火星までの飛行中の実績作りの方？
実際地球の辺境のほうがよっぽど人員訓練にはよさそうですね。移民宇宙船が丸ごとひとつの街みたいなにぎやかな旅じゃないんだから...孤独に耐えられるようにならないと。ただただ与圧空間への引きこもりでもないし...ね。
どうなんでしょ？真空の月と薄いながらも大気のある火星。環境構築技術はかなり違うんじゃないかな。
まあ、いいんじゃない送れるもんなら片道でも送っちゃえば。
使い放題の豊富な二酸化炭素大気は工業的には結構な利点まあ問題は工業利用できる生産設備を構築できるかどうかですが
磁気圏で遮られるのは荷電粒子だけだし。火星ぐらい大気があれば問題ないんじゃない。0.7気圧ぐらいはあるから。移動中は知らんけど。
0.7気圧もないよ。7.5hPaだって。 0.007atmくらい。
ぶっちゃけ、「滞在」ではなく「到着」だけを目的としたプランなのだと思うよ。火星だって、水があるとは言われてるが、たった４人で資源採取出来るようになるまで生きられる資源や資材を一緒に送れるぐらいなら、帰還の燃料を積むでしょ。
燃料だけあっても降りたら最後、あがって来るのにロケット発射設備が要るんじゃ?
0.17Gはあの程度の月面着陸船でよかったけど1.00Gの地球脱出には(ペイロード一杯だけど)多段ロケットが要る。0.4Gの火星は実際どの程度のものが必要か見当がつかないな。
月と違って薄いながらも大気も有るからなあ。月着陸船的な物が飛翔できる環境なんだろうか？
>帰還の燃料を積むでしょ。月の場合は重力が極端に小さかったから着陸船の小型ロケットでどうにかなったけど、火星の場合はそこまで小さくないので無理なのでは。Google様によると地球 9.78 m/s²火星 3.711 m/s²月 1.622 m/s²ってな感じなので、サターン５型ロケット程度はいらないにしても、その半分規模のロケットと燃料を持っていく必要がある。（そしてそのためには地球離脱時のロケットをさらに巨大化する必要がある）それが無理とわかってるからこその片道キップ。
大丈夫、自力で帰ってくるようになるから
ただ、帰ってきたとしても、それが♪ ワンダバダバなのか♪あなたの傷ついた...になるかは、知りませんがね
# どっちにしても、bad ending じゃないかっていうのは、言いっこなしさ
ロードマップによると、移住に必要な設備を予め火星に設置してから、人を送るらしいけどhttp://mars-one.com/en/mission/summary-of-the-plan [mars-one.com]
後から行った人が着いたら、設備から1000km離れたとこだったりして。とりあえず水と食料があればどうにかなる地球と違い、設備が故障したら修理出来る保証がない環境なんて、怖すぎ。
そういや、チリの鉱山であった落盤とじ込め事故も、物資の供給が途絶えたらアウトという状況は似ているか。
月面だろうと火星だろうと、或いは国際宇宙ステーションだろうと大規模な事故が起きたら救助が間に合わないのは、ほとんど同じだと思うぞ。
リスクが大きいことに関しては、かつての南極探検も同じだね。
「求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。」＃ こんな風に釣られると、註二病魂が燃え上がります。
一番最後の「成功の暁には名誉と賞賛を得る。」を外せば、IT土方の労働条件みたい。
うろ覚えだけど（書名が違うかも）
ハインラインの栄光への道みたいに美女がついているといいな。
問題は「生還の保証無し。」ではなく「生還の予定無し。」生還しない場合の成功とは何なのでしょうか。生存1週間？1ヶ月？1年？5年？＃いずれも「火星に永住した」事に変わりないけどね。
失敗というのは……いいかよく聞けッ！真の失敗とはッ！開拓の心を忘れ！困難に挑戦する事に、無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ！このプロジェクトに失敗なんか存在しないッ！存在するのは、冒険者だけだッ！
……個人的には、火星の地を生きて踏めたのなら、その時点で十分成功だと言えると思う。文字通り前人未到だし。
前人未到は前人未到なんだが、生還を前提としない前人未到は、名誉や称賛じゃなく、無謀無策どころかはた迷惑な行為という評価になる気がしますが。無意味に新雪を踏み荒らすというか、自殺する前に派手なことしようぜ、と荒らしまわるようなものでしょう。
元コメの主題は、”人が数年住める自給自足可能なコロニーが最初に運ぶ資材だけで建築出来るか？”が主題じゃないのかな。
月だろうが、火星だろうが救助不可なのは同意というか前提として。
建築実績もない、出来るかすらわからないまま放りだすって壮大な殺人でしかないんじゃない？と。月ならまだ、建築船以外に同時にもう一台出発させて、救助用帰還船待機させとくことも出来るでしょ。
そりゃ、鉱物資源とか、大気資源とかは火星の方が有利だけど、そのままじゃ呼吸できないのは変わらんのだし、資源を使える段階までの建物を建てられるかのリハーサル位すべきでないかい
> 火星での食事は乾燥食や缶詰ばかり。
だそうですから、元から自給自足なんて考えてないと思いますよ。絶えず地球から補給を送るのが前提。
たかだか400km上空のISSへの補給ですら相当な負担なのに、火星までなんて、いったい年間何百億かかるやら。以前のストーリー [srad.jp]だとテレビのリアリティ番組にして資金を稼ぐそうですけど、経営破綻したらどうするんですかね。見殺しにするのか、どこかの国家予算を食い潰すのか……
> 見殺しにするのか、どこかの国家予算を食い潰すのか……
こんなこともあろうかと、最初に送った資材の中にピストルを隠しておいた。
失恋旅行みたいなもんだな
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
地獄への片道切符 (スコア:4, すばらしい洞察)
永住を目的とするなら、とりあえず月面とかで実績を積んでからやるべきじゃないのかなーと。
宇宙の長期滞在は国際宇宙ステーションである程度は実績があるけど、まだせいぜい数年レベル。月面なら地球からの補給も（火星と比べて）楽だし、何かあったときに地球に帰ってこられる、という実績もある。月面で自給自足できる環境をまず作ってみてほしいところ。
現状だと、とりあえず火星に人を送ってあとはさようなら、というプランにしか見えない。
theInsiderman（-1:フレームの元）
月面は役に立たないらしい (スコア:3, 興味深い)
月面で実績積め論に対しては、（たしか）火星移住派の急先鋒、火星協会のズブリン先生が「あんな夜が半月も続く真空環境なんて火星移住の役に立つかクソッタレ！（意訳）」みたいにのたまわっておりますよ。
氏曰く、それなら地球の極限環境で長期滞在実験した方がよっぽど火星に近いとか（そう言ってほんとに実験中）。
なので、どちらかというと足りないのは火星までの飛行中の実績作りの方？
Re: (スコア:0)
実際地球の辺境のほうがよっぽど人員訓練にはよさそうですね。
移民宇宙船が丸ごとひとつの街みたいなにぎやかな旅じゃないんだから...孤独に耐えられるようにならないと。
ただただ与圧空間への引きこもりでもないし...ね。
Re:地獄への片道切符 (スコア:2)
どうなんでしょ？
真空の月と薄いながらも大気のある火星。
環境構築技術はかなり違うんじゃないかな。
まあ、いいんじゃない送れるもんなら片道でも
送っちゃえば。
Re: (スコア:0)
使い放題の豊富な二酸化炭素大気は工業的には結構な利点
まあ問題は工業利用できる生産設備を構築できるかどうかですが
Re:地獄への片道切符 (スコア:1)
磁気圏で遮られるのは荷電粒子だけだし。火星ぐらい大気があれば問題ないんじゃない。0.7気圧ぐらいはあるから。移動中は知らんけど。
Re:地獄への片道切符 (スコア:2)
0.7気圧もないよ。7.5hPaだって。 0.007atmくらい。
Re:地獄への片道切符 (スコア:1)
ぶっちゃけ、「滞在」ではなく「到着」だけを目的としたプランなのだと思うよ。
火星だって、水があるとは言われてるが、
たった４人で資源採取出来るようになるまで生きられる資源や資材を一緒に送れるぐらいなら、
帰還の燃料を積むでしょ。
Re:地獄への片道切符 (スコア:1)
燃料だけあっても降りたら最後、あがって来るのにロケット発射設備が要るんじゃ?
0.17Gはあの程度の月面着陸船でよかったけど
1.00Gの地球脱出には(ペイロード一杯だけど)多段ロケットが要る。
0.4Gの火星は実際どの程度のものが必要か見当がつかないな。
Re: (スコア:0)
月と違って薄いながらも大気も有るからなあ。
月着陸船的な物が飛翔できる環境なんだろうか？
Re:地獄への片道切符 (スコア:1)
>帰還の燃料を積むでしょ。
月の場合は重力が極端に小さかったから着陸船の小型ロケットでどうにかなったけど、火星の場合はそこまで小さくないので無理なのでは。
Google様によると
地球 9.78 m/s²
火星 3.711 m/s²
月 1.622 m/s²
ってな感じなので、サターン５型ロケット程度はいらないにしても、その半分規模のロケットと燃料を持っていく必要がある。（そしてそのためには地球離脱時のロケットをさらに巨大化する必要がある）
それが無理とわかってるからこその片道キップ。
Re: (スコア:0)
大丈夫、自力で帰ってくるようになるから
ただ、帰ってきたとしても、それが
♪ ワンダバダバ
なのか
♪あなたの傷ついた...
になるかは、知りませんがね
# どっちにしても、bad ending じゃないかっていうのは、言いっこなしさ
Re: (スコア:0)
ロードマップによると、移住に必要な設備を予め火星に設置してから、人を送るらしいけど
http://mars-one.com/en/mission/summary-of-the-plan [mars-one.com]
Re: (スコア:0)
後から行った人が着いたら、設備から1000km離れたとこだったりして。
とりあえず水と食料があればどうにかなる地球と違い、設備が故障したら修理出来る保証がない環境なんて、怖すぎ。
そういや、チリの鉱山であった落盤とじ込め事故も、物資の供給が途絶えたらアウトという状況は似ているか。
Re: (スコア:0)
月面だろうと火星だろうと、或いは国際宇宙ステーションだろうと
大規模な事故が起きたら救助が間に合わないのは、ほとんど同じだと思うぞ。
リスクが大きいことに関しては、かつての南極探検も同じだね。
「求む男子。
至難の旅。
僅かな報酬。
極寒。
暗黒の長い日々。
絶えざる危険。
生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。」
＃ こんな風に釣られると、註二病魂が燃え上がります。
Re:地獄への片道切符 (スコア:5, おもしろおかしい)
一番最後の「成功の暁には名誉と賞賛を得る。」
を外せば、IT土方の労働条件みたい。
Re:地獄への片道切符 (スコア:1)
うろ覚えだけど（書名が違うかも）
ハインラインの栄光への道みたいに美女がついているといいな。
maruken
Re: (スコア:0)
問題は「生還の保証無し。」ではなく「生還の予定無し。」
生還しない場合の成功とは何なのでしょうか。
生存1週間？1ヶ月？1年？5年？
＃いずれも「火星に永住した」事に変わりないけどね。
Re: (スコア:0)
失敗というのは……いいかよく聞けッ！
真の失敗とはッ！
開拓の心を忘れ！
困難に挑戦する事に、無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ！
このプロジェクトに失敗なんか存在しないッ！
存在するのは、冒険者だけだッ！
……個人的には、火星の地を生きて踏めたのなら、
その時点で十分成功だと言えると思う。
文字通り前人未到だし。
Re: (スコア:0)
前人未到は前人未到なんだが、生還を前提としない前人未到は、名誉や称賛じゃなく、無謀無策どころかはた迷惑な行為という評価になる気がしますが。
無意味に新雪を踏み荒らすというか、自殺する前に派手なことしようぜ、と荒らしまわるようなものでしょう。
Re: (スコア:0)
元コメの主題は、
”人が数年住める自給自足可能なコロニーが最初に運ぶ資材だけで建築出来るか？”
が主題じゃないのかな。
月だろうが、火星だろうが救助不可なのは同意というか前提として。
建築実績もない、出来るかすらわからないまま放りだすって壮大な殺人でしかないんじゃない？と。
月ならまだ、建築船以外に同時にもう一台出発させて、救助用帰還船待機させとくことも出来るでしょ。
そりゃ、鉱物資源とか、大気資源とかは火星の方が有利だけど、そのままじゃ呼吸できないのは変わらんのだし、
資源を使える段階までの建物を建てられるかのリハーサル位すべきでないかい
Re:地獄への片道切符 (スコア:1)
> 火星での食事は乾燥食や缶詰ばかり。
だそうですから、元から自給自足なんて考えてないと思いますよ。
絶えず地球から補給を送るのが前提。
たかだか400km上空のISSへの補給ですら相当な負担なのに、火星までなんて、いったい年間何百億かかるやら。
以前のストーリー [srad.jp]だとテレビのリアリティ番組にして資金を稼ぐそうですけど、経営破綻したらどうするんですかね。
見殺しにするのか、どこかの国家予算を食い潰すのか……
Re: (スコア:0)
> 見殺しにするのか、どこかの国家予算を食い潰すのか……
こんなこともあろうかと、最初に送った資材の中にピストルを隠しておいた。
Re: (スコア:0)
失恋旅行みたいなもんだな