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「臨死体験は心停止後の脳活動の結果」との研究結果」記事へのコメント

  • by Minno86 (40623) on 2013年08月15日 13時46分 (#2441617)
    進呈島の最後のあがきとしてでは無く、心停止後、脳が活発になるというのは生物(≒システム)として何がうれしいんでしょうか?
    もちろん、解明はこれからなんでしょうけど
    ひょっとすると
    "どこか"に"何か"を伝える時間でも必要なんでしょうか
    shutdownから20もしくは30秒プロセスの終了(とディスクへの反映)を待ってからsynch3回が必要みたいな...月遅れのお盆と飲んでいるのを言い訳にして
    • by Anonymous Coward on 2013年08月15日 14時16分 (#2441637)

      AFPBBのほうに論文著者の推測が書かれている。

      心停止中の酸素の減少、または酸素とブドウ糖の減少によって、意識的過程の特徴である脳活動が刺激される可能性が、この研究で示された。

      また、

      同様の結果は、窒息状態のラットの脳活動にもみられたという。

      心停止に反応したんじゃなくて、
      「血中の酸素とぶどう糖減ってる⇒循環系に異常があるみたい
         ⇒やっべ何とかしないと⇒興奮(⇒事態打開)」って流れかね。
      生きてる最中なら、興奮することで手足をばたつかせて窒息状態から抜けられていた、とか。

      柔道の絞め技とかで「オトされる」と気持ちいいらしいですね。臨死体験みたいなものなんでしょうか。

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      • おっしゃるとおりです
        これが単純に、心停止前後、もしくは心停止前の"電力供給"のキャパからして心停止後30秒までの供給(≒余裕)があったと解釈すべきなのか
        それとも"別の解釈"があってもいいのか...
         # と月遅れの...もういいか
        もし、たまたま供給に余裕があったからとするなら
        人間の場合は、30秒よりもう少し供給分に余裕があって、臨死体験などに幅が持たされることになるとか...
         #人間の場合、脳が大食い故、共有が多くても
         #結局30秒前後なのかもしれませんけど
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        • 臨死体験が不思議なのはその神秘性よりも、患者の見るイメージが学歴職歴宗教などの影響を受けずほぼ共通だということだ。夢とは明らかに違う。遺伝子に刻まれた種としての人類共通のイメージでもあるというのだろうか?

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          • by Anonymous Coward

            脳の神経回路が人類であまり変わりなく、貧酸素or貧栄養状態になったときに活性化するシナプスの回路、
            ってのが生物学的・化学的に固定化されるのであれば、
            それまで生きてきた人生によらず、結局のところ臨死体験で見る幻が人に依らず変わりない、ってのは
            別に宗教的・神秘的・不思議な話でもなんでもなくて、科学的に説明できて、再現可能なことじゃないですかね。

            まあ、「臨死体験て神秘的だなぁ、これは創造神の存在を示唆するものだぁ。きっと死後の世界が~」
            って思いたい人は勝手にすればいいんじゃないですか。

            • つまり人間には極度の酸欠の際に働く「エマージェンシー回路」を造る遺伝子が予め仕込まれていて、それらは記憶や思考を司る神経回路とは別に生まれつき形成されるわけだ。ただそれを調べるには人体実験をしなければならない、殺すとまではいかないがニューロンの大半を失わずに済む実験などあるのだろうか?

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    • by Anonymous Coward on 2013年08月15日 14時04分 (#2441628)

      単純にアドレナリン大量分泌の副作用じゃないのかな。危機回避の連鎖反応のラストが超覚醒状態とか。

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      • by Anonymous Coward
        私もこれだと思うな。

        危機回避というか苦しいのを忘れさせるために快楽物質が分泌されてトリップしてる感じ?
        • by Anonymous Coward

          痛みとかもあるだろうから、そういう側面もあるかもね。でも、どうせ死んだらわからない。

    • つまり脳死までのわずかな時間に魂のバックアップをとっていたと。それはそれでおもしろいかもしれない。サーバーはどこだろう?

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    • by SanPierre (37035) on 2013年08月15日 14時30分 (#2441647) 日記

      同様の結果は、窒息状態のラットの脳活動にもみられたという。

       論文の主著者、ジモ・ボルジギン(Jimo Borjigin)氏は、「心停止中の酸素の減少、または酸素とブドウ糖の減少によって、意識的過程の特徴である脳活動が刺激される可能性が、この研究で示された。また、心停止を経験した多くの患者が語る臨死体験を説明するための、初めての科学的枠組みが提供できた」と話す。

      窒息でも同じことが起こるらしいので、システム側としては心臓が止まってるかどうかは検知していなくてとにかくあがいてみるフェイズなんだろうと思います。
      臨死体験:科学的な仮説・解釈 [wikipedia.org]

      こうした人生回顧現象については臨死時に限らず、交通事故が起きる瞬間や高所からの転落中など、危機的な状況にもよく起きる現象である。これは生命の危機を感じた脳が生存に役立つ情報を検索しているという説が有力視されている。また、このような危機的状況では、時間を遅く感じるタキサイキア現象などの非日常的な感覚が得られる。

      ピンチにおいて脳活動が向上するほうが生存のチャンスが増え、この機能を持つシステムが自然選択において有利になるのでうれしい、という仮説は成り立ちそうです。

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    • すいません、書き出しは"心停止前"です
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    • 別に何にもうれしくありません。
      普通、生物の身体機能・性質は生き延びて子孫を残すことの役に立ったからこそ子孫に受け継がれていくのですが、一般的に生殖を終えている年齢に発現するような性質(たとえばハゲ)は、その遺伝子を子孫に伝えた後であるため、自然淘汰の対象になりません。
      今回は死の直前の身体の挙動ですから、もちろんどんな挙動をしようが生存し子孫を残すことに有利にも不利にもなりませんので、「人体のメカニズムによって、たまたまそうなった挙動」が、代々引き継がれてきただけじゃないでしょうか。
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      • by Anonymous Coward

        話は逸れますが、「一般的に生殖を終えている年齢に発現するような性質」の例として禿を出すのは適切とは思えません。オスの場合、一夫一妻制とか社会的な制限は別にして、禿げるような年齢でも生殖できますから。

        禿をもたらす遺伝子が自然淘汰されないのは、その遺伝子が同時にオスの生存可能性・性的魅力を高める形質を発現する(要するに男性ホルモンを増やして筋骨隆々な体格を作る)遺伝子でもあるからと説明されるのではないでしょうか。

        で、元の話に戻ると、「今回は死の直前の身体の挙動ですから、もちろんどんな挙動をしようが生存し子孫を残すことに有利にも不利にもなりませんので」というのは事実ではなくて、例えば、15歳で死の危機に直面しているヒトにとって、今の30秒間にどんな挙動をとるかは、生存し子孫を残せるか否かに重大な影響があるだろうと思われます。

    • by Anonymous Coward

      心臓もかなり脳がコントロールしているわけで、脳がセルフチェックするともしや再度動き出すようにできるかも、と探しているとか?

    • by Anonymous Coward

      心停止で酸素供給が止まって慌ててるのでは。

    • by Anonymous Coward

      #「進呈島の最後のあがき」→ 「心停止までの最後のあがき」か。
      #一瞬マジでわからんかった。

      勝手な想像で言えば、

      「うわっヤベー!心臓止まっちまった。
      なんかいいアイデアない?
      このままじゃ死んじゃうよ?!」

      と、ただ単にオロオロしてるだけじゃね?
      それで何か良いアイデアが出ればいいんだけど、残念ながら
      心停止だと対処する方法はないだろうな。

      ところでこれが心停止でなく、たとえば高い崖の上から転落したとかなら、
      脳がフル活動すれば万に一つくらいは助かることもあるのではないだろうか。
      たとえば崖から生えてるツタを掴んだり、崖下に生えてる高い木に飛びついて、
      その木の枝がクッションになったりすれば、ひょっとしたら助かるかもしれない。

      本来この脳活動の活性化はそういう回復可能な緊急事態に使うための
      例外処理用だったものが、心停止という回復不能な例外処理にも流用されていて、
      臨死体験はその副作用と考えれば説明はつく……かな?

クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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