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脳の成長が遅い子供はテレビを長時間見る、ともいえるんじゃないかな……。
「脳の成長が遅い」と「テレビを長時見る」の両方に共通する原因として、親の放任とか、親の遺伝子といったものも考えられますね。
親の放任
これは同意するけど、これがすべてじゃないと思う。※ 遺伝子ってのはちょっと賛同できない。
個人的には、「アメリカの貧困層に肥満が多い」って話と同じ根っこじゃないかと思ってる。つまり、貧困 → 「塾など習い事にいけない」あるいは「親が子供の面倒を見る時間が少ない(親に時間的・精神的な余裕が無い)」など → 一番安価な娯楽であるテレビの時間が増えるって流れじゃないかと。
教育社会学では、この手の現象に対して貧困と親の文化をからめて説明することが多いです。
貧困 → 「塾など習い事にいけない」あるいは「親が子供の面倒を見る時間が少ない(親に時間的・精神的な余裕が無い)」など → 一番安価な娯楽であるテレビの時間が増える
親の文化 → 「テレビ以外の娯楽を知らない」、「塾の有効性をわかっていない」、「子供の面倒の見かたを知らない」 → 親がよく知っている娯楽であるテレビの時間が増える
の両方があるという説明の仕方をします。貧困に基づく文化の再生産といったところでしょうか。
実際、アメリカの貧困家庭で、絵本の読み聞かせ広める運動をしても、親が読み聞かせについてよくわかっていないため、棒読みになって効果が上がらないそうです。したがって、絵本の読み聞かせの実践的な指導が不可欠ということのようです。
私は真逆の意見ですね。親……というか親類・ご近所付き合い・トモダチ関係など、すべてを含めた「環境」とそれから本人のもつ「遺伝子」で、人間の成長はほぼ決まると言っても過言ではないと思っています。まあ統計を取ったわけではないのですが……でもちょっと考えれば、双方が決して無関係ではないことは容易に想像できると思います。狼に育てられた子供とか、スタンフォード監獄実験、それから身近なものでは宗教団体やそれに準ずる組織にずっと所属している人などの例は、「環境」が人に与える影響を示唆しています(子供に限らず大人も)。「遺伝子」は体質や容姿など、環境では決定しづらいものに関わっていると言えます。これが真だと証明されて、一般に広まったら今よりもっと差別(区別)が広まることは避けられないでしょうね。
でも結局与えられた環境と遺伝子をどう利用するかは本人次第なので、それらが「すべて」では決してありませんが。
それっていわゆる、「氏(うじ)か育ちか」問題とかいうやつだとおもうんですが、"WILL POWER 意志力の科学"とかにはさらっと、遺伝(というか生得の能力)がドミナントっぽいことが書いてあって軽く絶望しました。
賢い人は自分の努力を否定され、それなりの人は上限をクリップされたように感じる、残酷な結論ですよね。。。
狼に育てられた子どもというのは、今では嘘だったことがわかっています。
どうせやるなら、同じ遺伝子で生まれた瞬間から同条件で育てて、脳の成長を見ないと、結果としてそれがTVの影響なのか、それ以外の要素とのバランスの問題なのか分からないよね。
まぁ、実際そんな人体実験を本当にやったら、テレビ観て成長が遅い方が、マッド菜園ティストになるよりはマシだなーって思うけど。
# たった200人で分かっちゃうんだから、天才科学者はすごいよねー。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
むしろ (スコア:2)
脳の成長が遅い子供はテレビを長時間見る、ともいえるんじゃないかな……。
640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
Re: (スコア:0)
「脳の成長が遅い」と「テレビを長時見る」の両方に共通する原因として、
親の放任とか、親の遺伝子といったものも考えられますね。
Re:むしろ (スコア:2, 興味深い)
親の放任
これは同意するけど、これがすべてじゃないと思う。
※ 遺伝子ってのはちょっと賛同できない。
個人的には、「アメリカの貧困層に肥満が多い」って話と同じ根っこじゃないかと思ってる。
つまり、
貧困
→ 「塾など習い事にいけない」あるいは「親が子供の面倒を見る時間が少ない(親に時間的・精神的な余裕が無い)」など
→ 一番安価な娯楽であるテレビの時間が増える
って流れじゃないかと。
Re:むしろ (スコア:4, 興味深い)
教育社会学では、この手の現象に対して貧困と親の文化をからめて説明することが多いです。
貧困
→ 「塾など習い事にいけない」あるいは「親が子供の面倒を見る時間が少ない(親に時間的・精神的な余裕が無い)」など
→ 一番安価な娯楽であるテレビの時間が増える
親の文化
→ 「テレビ以外の娯楽を知らない」、「塾の有効性をわかっていない」、「子供の面倒の見かたを知らない」
→ 親がよく知っている娯楽であるテレビの時間が増える
の両方があるという説明の仕方をします。
貧困に基づく文化の再生産といったところでしょうか。
実際、アメリカの貧困家庭で、絵本の読み聞かせ広める運動をしても、親が読み聞かせについてよくわかっていないため、棒読みになって効果が上がらないそうです。
したがって、絵本の読み聞かせの実践的な指導が不可欠ということのようです。
Re: (スコア:0)
私は真逆の意見ですね。親……というか親類・ご近所付き合い・トモダチ関係など、すべてを含めた「環境」とそれから本人のもつ「遺伝子」で、人間の成長はほぼ決まると言っても過言ではないと思っています。
まあ統計を取ったわけではないのですが……でもちょっと考えれば、双方が決して無関係ではないことは容易に想像できると思います。
狼に育てられた子供とか、スタンフォード監獄実験、それから身近なものでは宗教団体やそれに準ずる組織にずっと所属している人などの例は、「環境」が人に与える影響を示唆しています(子供に限らず大人も)。「遺伝子」は体質や容姿など、環境では決定しづらいものに関わっていると言えます。
これが真だと証明されて、一般に広まったら今よりもっと差別(区別)が広まることは避けられないでしょうね。
でも結局与えられた環境と遺伝子をどう利用するかは本人次第なので、それらが「すべて」では決してありませんが。
Re: (スコア:0)
それっていわゆる、「氏(うじ)か育ちか」問題とかいうやつだとおもうんですが、
"WILL POWER 意志力の科学"とかにはさらっと、遺伝(というか生得の能力)がドミナントっぽいことが
書いてあって軽く絶望しました。
賢い人は自分の努力を否定され、それなりの人は上限をクリップされたように感じる、
残酷な結論ですよね。。。
Re: (スコア:0)
狼に育てられた子どもというのは、今では嘘だったことがわかっています。
Re: (スコア:0)
どうせやるなら、同じ遺伝子で生まれた瞬間から同条件で育てて、脳の成長を見ないと、
結果としてそれがTVの影響なのか、それ以外の要素とのバランスの問題なのか分からないよね。
まぁ、実際そんな人体実験を本当にやったら、テレビ観て成長が遅い方が、マッド菜園ティストになるよりは
マシだなーって思うけど。
# たった200人で分かっちゃうんだから、天才科学者はすごいよねー。