help (36022) さんが大卒で就職して、運よく縁のある異性に恵まれて結婚して、就職先から給料を得て30年ローンでご自宅を作りました。 子供ができ、子供たちは自宅の庭先で砂遊びをしたり、飼っていたペットの墓を庭の隅に作っていたりしました。
help (36022) さんはそれをほほえましく見ながら、くたびれた家を適宜リフォームして快適な生活を送っていました。 ローンの返済もあと数年で完済です。
しかしそんなある日、 help (36022) さんが住む町に大雨が降りました。 そのとき、街の公務員が来て、
コンクリート護岸って必要なんでしょうか (スコア:2)
河川の浚渫をするにしても土砂がたまりそのうち天井川になったりして河川の流れを固定化するのって、自然の摂理に反しているような気がしています。
とはいえ、スーパー堤防の上に家が建っていたり、川から見て土手の外側の低いところに家があったりするので、財産の問題が絡みますけどね。
Re: (スコア:1, 参考になる)
たとえばの話です。
help (36022) さんが大卒で就職して、運よく縁のある異性に恵まれて結婚して、就職先から給料を得て30年ローンでご自宅を作りました。
子供ができ、子供たちは自宅の庭先で砂遊びをしたり、飼っていたペットの墓を庭の隅に作っていたりしました。
help (36022) さんはそれをほほえましく見ながら、くたびれた家を適宜リフォームして快適な生活を送っていました。
ローンの返済もあと数年で完済です。
しかしそんなある日、 help (36022) さんが住む町に大雨が降りました。
そのとき、街の公務員が来て、
「市長が『コンクリート護岸をするのは人間の都合のためだけにあるように思います。』って言っていたので無防備です。
河川が氾濫するのでここは洪水になります。洪水後はここは新たな河川になりますので、もてるだけもって逃げてください。
保障はしません」
って言う状況でも納得なんですね
Re:コンクリート護岸って必要なんでしょうか (スコア:1)
話がずれちゃってアレですけど、思い出されるのは災害なんですわ。 巨費を投じて防潮堤を作って、いくらかでも津波の到達を遅らせることができて、助かった人命が多かったことを望んでいます。 しかし、岩手県宮古市の明治時代の津波の鎮魂碑の「ここより下に家を建てるな」という警句が、日本の土木技術よりも圧倒的に効果を発揮しただろうことを思うと、護岸も自然災害の力の前にはテクノロジーはまだまだ圧倒的に弱いのだろうなと悲観的になっています。 普段でも通勤などで風が強くなって電車が止まり、数キロメートルを歩いて帰宅することがありましたが、駅から出るときに駅員に「いつ動くのか」と詰め寄る人を見て、その人に対し残念に思います。
高床式の水上ハウスの都市版みたいなので水害を防げるような技術とか、空中都市!とか夢のようなテクノロジーはないかなぁと中二病チックに願ってます。 今はまだコンクリート護岸が経済的なところと水利の妥協点なのだろうと思ってます。
仮に水害を避けて、高台に住んでも地すべりで住処を失うこともあれば、人の活動由来ですが台地に住んでも突如地面に大穴 [catv-yokohama.ne.jp]があくかもしれません。 あるいは、広大な畑を造成して住宅地を作ったとしてもそこが山になっちゃう [wikipedia.org]かもしれませんしね。 テクノロジーで固定化しようとしても諸行無常を感じてしまいまして、なんかうまい方法ないかとグチるしだいです。
ウナギはくいたし、家は惜ししというところでしょうか。
Re:コンクリート護岸って必要なんでしょうか (スコア:1)
普代村の事例を考えると、そこまでテクノロジーに悲観的な印象派持たないですね。
むしろ費用の問題なんじゃないかという気がします。
Re:コンクリート護岸って必要なんでしょうか (スコア:1)
まぁ、他コメでも言われてるけど、護岸対策は必要だと思うんですよ。
日本って狭い国だし、人口増えれば家とか建物も増えるし、移動とか再開発とかし難くなるし。
でも自然破壊も良くないし、できれば河川で遊べるスペースや釣りが楽しめる風情は大事にしたいし。
あんまり露出が無いけど、河川での漁業権もある事だから、そことも調和を保って欲しいし。
んで、言われてる災害対策の方って、費用を投じてるにも関わらず効果が薄いんじゃない?ってのは一理あると思うんですけど、果たしてそれだけか?っとも思えます。
人間って完璧じゃないから、国とかお役所の施策とか、作ってる現場の技術とか、まだまだ未熟だったり間違っていたりすることもあるんでしょうけど、やらないよりやった方がいい。
それを拒絶するんなら、その人がその現場に住むべきだと思うし。
個人的にはコンクリ護岸はもうちょっと上手いやり方あると思うんだけどねぇ。
いかんせん、手間とメンテ運用を省こうとするからこうなっちゃうわけで。