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物語の舞台として『よい』状態よりも『悪い』状態の方が使いやすい気がするんだよね。
『悪い』状態なら、それに立ち向かって変化させる、という方向で物語が作れるけど、『よい』状態は、変化させるべきじゃないから、アクションが起こしにくい。
・巨大なプロジェクトが困難もなく、事故もなく、予定通り無事完成しました。・地球に友好的なエイリアンがやってきて何の問題もなく交流できました。
って状態で、面白い話を作るのって、なかなか難しそうじゃね?
別に悪い状況に一度たりとも落ち込んではいけない、ということではないんじゃないですかね。あくまで「このまま技術を発展させるとディストピアになっちゃうよ」という、「今の努力は無駄になるという徒労感」「科学技術はすなわちディストピアを招くというイメージ」が良くないだけで。
例えば古典的なパターンなら、「地球にはバラ色の未来が訪れました。でも、そこに外部から敵が現れたのです」というスタイルなら・現在の延長上のバラ色の未来・敵による被害から地球を回復させるカタルシスというイメージを両立できるかと。
ま、それとは別の話として、友好的なエイリアンとの異文化交流でもそれなりの物語作れるとは思いますけどね。多分に「人類の文化を見直す物語」になるでしょうけども。
友好的なエイリアンとの異文化交流でもそれなりの物語作れるとは思いますけどね。
ケロロ軍曹とか?
そうそう這い寄れニャル子さんとか
ケロロ軍曹の目的は地球侵略だったはず
もしかして:劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- [wikipedia.org]
エイリアンは友好的でもなかったし人類の文化を見直してもいないけどな。
別に事故や困難があってもいいんじゃないかな。サンダーバードなんて事故や災害ばっかりだけど、そこから救助して悲観的じゃない結末が待ってる。
日本のラノベとかコミックとかなら、日常系エピソードを織り交ぜれば何とかなりそうな気がする
というか、日本のSFの得意技だよね。笹本祐一氏のARIEL [wikipedia.org]や星のパイロットシリーズ、野尻抱介氏のロケットガール [wikipedia.org]や、ふわふわの泉、南極点のピアピア動画、小川一水氏の第六大陸 [wikipedia.org]とか、大石まさる氏による水惑星年代記 [wikipedia.org]とか。
いくらでも名前が挙がる。むしろ日本の場合は危機に直面して死ぬ気で頑張るが滅ぶと言うストーリーのSFってあまり好まれない気がする。
>いくらでも名前が挙がる。むしろ日本の場合は危機に直面して死ぬ気で頑張るが滅ぶと言うストーリーのSFってあまり好まれない気がする。
セカイ系SFはそういうストーリーが多かったような・・・
Sugoku Fukou かな
エヴァはSFではない! 特撮だ!
すいませんすいません。つい出来心ですいませんもうしません。でも最終兵器彼女は恋愛モノであってSFじゃないよね?
エヴァ [wikipedia.org]はどう見てもSFだろ確かにアニメじゃなくて特撮ではあるが
え? あれってシンジくんが中二病でウジウジする話じゃないの?SF的なセンス・オブ・ワンダーの欠片もないし。
ゲートキーパーズっていうアニメ(SFか?)が楽観的で大好きだったんだが、続編がセカイ系になってて鬱で死にそうになって非常にがっかりした思い出が。
ああいうのが流行ってた時期だったなぁ…。
宇宙戦艦ナデシコも、ハッピーエンドかとおもったら主要人物みな映画で不幸になってて萎えた
まどか☆マギカ
本来、攻殻機動隊もそんなにペシミスティックな話じゃなかったんですけど、どうしてああなってしまったのか。
// この件に関しては、ああした奴 [wikipedia.org]が悪いと断言させて頂く。
日本沈没
字面だけなら、危機に直面して死ぬ気で頑張るが滅でるよな風の谷のナウシカ(原作版)も人類は滅ぶ(予定)だったか
滅ぶけどそれでもいいってパターンもあるか。
ただし危機を乗り越えるキーが死ぬ気でがんばるだったり旧世紀のアナログロートルだったり、生物・人類の科学で解明されてない底力だったりってのは多そうな。さらなる技術開発で乗り越えるみたいなのは少ないかも?
ティーラ・ブラウンが支配的地位を占めるようになった未来なら、悲惨な大事故とかは起こりようがない。#大事故は起こるかもしれないが、彼等がそこから損害を受けることはない。
だがそういう安定した未来では、小説に書くべき事件自体がなくなってしまう。
ニーヴンが「安全欠陥車」の前書き辺りで、そんなコメントを書いてたような。
その逆にただ一人が仏滅を引き受ければ, 他の多くの人が幸せになるという話が火浦功の「みのりちゃん」シリーズにあったり.
「東京物語」とか「桐島、部活やめるってよ」とか「時をかける少女」とか「究極超人あーる」とか、なんとなく過ぎていく日常でも、小説のネタにはなると思うが。
もちろん、ハリウッド的SFスペクタクルはしんどいが。
結局ニーヴン自身が、続編で安全神話をひっくり返しちゃうんですけどね。(欠陥安全車は、ステマの未来版ですよね)
# リングワールドは、玉座までは読んだんだけど、その後って出てたのかしらん?
同意。SFじゃなかろうと物語なんて発生した事態がどのような結末を迎えたかに終始するんだから、それがSFであれば未来的ファクターを要因として置くのは基本的なことじゃんと思う。(そもそも現代でも起こり得る事態なら未来を舞台にする意味もなくなる)
>・巨大なプロジェクトが困難もなく、事故もなく、予定通り無事完成しました。
「ふわふわの泉」のように、巨大建造物がふわふわっと何気なく完成してしまうお話でも面白く出来るもんですよ。まぁ、トラブルは起こるんですけど、人死にが出るわけでもなく、あくまでハッピー
最近はあまりないけど、SFの一ジャンルであった「発明・発見物」ってこういうコンセプトじゃないかな。このジャンル好きなんだけどあまり数は無いので困る
>「ふわふわの泉」のように、巨大建造物がふわふわっと何気なく完成してしまうなんでそれが先に例として出るかな楽園の泉だろうjk
「命をかけて作ったけど自分の名前は残らなかったよ(泣)」だと思ってました。
むっちゃ残ってるんじゃないの??死んだけどさ
人類は順調に技術を発展させて全知全能になり、やることが無くなってヒマだから惑星を作って遊ぶことにしたというのはどうだろう。
フェッセンデン・・・
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
わりとしょうがない気がする (スコア:3, 興味深い)
物語の舞台として『よい』状態よりも『悪い』状態の方が使いやすい気がするんだよね。
『悪い』状態なら、それに立ち向かって変化させる、という方向で物語が作れるけど、
『よい』状態は、変化させるべきじゃないから、アクションが起こしにくい。
・巨大なプロジェクトが困難もなく、事故もなく、予定通り無事完成しました。
・地球に友好的なエイリアンがやってきて何の問題もなく交流できました。
って状態で、面白い話を作るのって、なかなか難しそうじゃね?
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:3, 興味深い)
別に悪い状況に一度たりとも落ち込んではいけない、ということではないんじゃないですかね。
あくまで「このまま技術を発展させるとディストピアになっちゃうよ」という、「今の努力は無駄になるという徒労感」「科学技術はすなわちディストピアを招くというイメージ」が良くないだけで。
例えば古典的なパターンなら、「地球にはバラ色の未来が訪れました。でも、そこに外部から敵が現れたのです」というスタイルなら
・現在の延長上のバラ色の未来
・敵による被害から地球を回復させるカタルシス
というイメージを両立できるかと。
ま、それとは別の話として、友好的なエイリアンとの異文化交流でもそれなりの物語作れるとは思いますけどね。
多分に「人類の文化を見直す物語」になるでしょうけども。
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:1)
ケロロ軍曹とか?
Re: (スコア:0)
そうそう
這い寄れニャル子さんとか
Re: (スコア:0)
ケロロ軍曹の目的は地球侵略だったはず
Re: (スコア:0)
ま、それとは別の話として、友好的なエイリアンとの異文化交流でもそれなりの物語作れるとは思いますけどね。
多分に「人類の文化を見直す物語」になるでしょうけども。
もしかして:劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- [wikipedia.org]
エイリアンは友好的でもなかったし人類の文化を見直してもいないけどな。
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:3)
「すでにある軌道エレベータが崩壊する」というような話が多い、ということであって
べつに問題や落ち込みが小説として存在してはいけないなんてことは全く言ってないわけで。
いわば現代の知識とSF作家の技量でクラークが示してきたような「ポジティブな未来技術を小説として見せてやろうぜ」という計画であって
「徹頭徹尾ポジティブな小説をつくろうぜ」ではないはずです。
#ファーストコンタクトものアニメで言うなら『「イデオン」じゃなくて「マクロス」をつくろう』かな?
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:1)
別に事故や困難があってもいいんじゃないかな。
サンダーバードなんて事故や災害ばっかりだけど、そこから救助して悲観的じゃない結末が待ってる。
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:1)
Re: (スコア:0)
日本のラノベとかコミックとかなら、日常系エピソードを織り交ぜれば何とかなりそうな気がする
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:3, 参考になる)
というか、日本のSFの得意技だよね。
笹本祐一氏のARIEL [wikipedia.org]や星のパイロットシリーズ、野尻抱介氏のロケットガール [wikipedia.org]や、ふわふわの泉、南極点のピアピア動画、小川一水氏の第六大陸 [wikipedia.org]とか、
大石まさる氏による水惑星年代記 [wikipedia.org]とか。
いくらでも名前が挙がる。むしろ日本の場合は危機に直面して死ぬ気で頑張るが滅ぶと言うストーリーのSFってあまり好まれない気がする。
Re: (スコア:0)
>いくらでも名前が挙がる。むしろ日本の場合は危機に直面して死ぬ気で頑張るが滅ぶと言うストーリーのSFってあまり好まれない気がする。
セカイ系SFはそういうストーリーが多かったような・・・
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:1)
Sugoku Fukou かな
フレームのもと (スコア:0)
エヴァはSFではない! 特撮だ!
すいませんすいません。つい出来心ですいませんもうしません。
でも最終兵器彼女は恋愛モノであってSFじゃないよね?
Re: (スコア:0)
エヴァ [wikipedia.org]はどう見てもSFだろ
確かにアニメじゃなくて特撮ではあるが
Re: (スコア:0)
え? あれってシンジくんが中二病でウジウジする話じゃないの?
SF的なセンス・オブ・ワンダーの欠片もないし。
Re: (スコア:0)
ゲートキーパーズっていうアニメ(SFか?)が楽観的で大好きだったんだが、続編がセカイ系になってて鬱で死にそうになって非常にがっかりした思い出が。
ああいうのが流行ってた時期だったなぁ…。
Re: (スコア:0)
宇宙戦艦ナデシコも、ハッピーエンドかとおもったら主要人物みな映画で不幸になってて萎えた
Re: (スコア:0)
まどか☆マギカ
Re: (スコア:0)
本来、攻殻機動隊もそんなにペシミスティックな話じゃなかったんですけど、どうしてああなってしまったのか。
// この件に関しては、ああした奴 [wikipedia.org]が悪いと断言させて頂く。
Re: (スコア:0)
逆に強烈過ぎてリバウンド的な作品が出てくるのも早かったですが。
海外もべつに明るい作品がないわけじゃないですよ。とくに長期シリーズものは当然ですし。
実際全体の割合が増えてるのかどうかまではわからんですけど、賞取るような作品だと確かにディストピア的なのが増えてる感はあります。
あと別に結末がどうこうではないと思いますよ。「荒廃した未来の東京を舞台に物語は進んで、
最終的に主人公たちは問題を解決したけど変わらず荒廃した世界でポジティブに生きていく」という結末は
未来に夢を持たせてはくれんでしょう。
逆にアトムやドラえもんが仮に最終回で壊れてしまうという結末だったとしても、作品の持つ未来に対する夢とかポジティブさは変わらないと思います。
Re: (スコア:0)
日本沈没
字面だけなら、危機に直面して死ぬ気で頑張るが滅でるよな
風の谷のナウシカ(原作版)も人類は滅ぶ(予定)だったか
滅ぶけどそれでもいいってパターンもあるか。
Re: (スコア:0)
ただし危機を乗り越えるキーが死ぬ気でがんばるだったり旧世紀のアナログロートルだったり、生物・人類の科学で解明されてない底力だったりってのは多そうな。
さらなる技術開発で乗り越えるみたいなのは少ないかも?
Re: (スコア:0)
ティーラ・ブラウンが支配的地位を占めるようになった未来なら、
悲惨な大事故とかは起こりようがない。
#大事故は起こるかもしれないが、彼等がそこから損害を受けることはない。
だがそういう安定した未来では、小説に書くべき事件自体がなくなってしまう。
ニーヴンが「安全欠陥車」の前書き辺りで、そんなコメントを書いてたような。
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:2)
その逆にただ一人が仏滅を引き受ければ, 他の多くの人が幸せになるという話が火浦功の「みのりちゃん」シリーズにあったり.
Re:わりとしょうがない気がする (スコア:1)
「東京物語」とか「桐島、部活やめるってよ」とか「時をかける少女」とか「究極超人あーる」とか、なんとなく過ぎていく日常でも、小説のネタにはなると思うが。
もちろん、ハリウッド的SFスペクタクルはしんどいが。
Re: (スコア:0)
結局ニーヴン自身が、続編で安全神話をひっくり返しちゃうんですけどね。
(欠陥安全車は、ステマの未来版ですよね)
# リングワールドは、玉座までは読んだんだけど、その後って出てたのかしらん?
Re: (スコア:0)
同意。
SFじゃなかろうと物語なんて発生した事態がどのような結末を迎えたかに終始するんだから、
それがSFであれば未来的ファクターを要因として置くのは基本的なことじゃんと思う。
(そもそも現代でも起こり得る事態なら未来を舞台にする意味もなくなる)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>・巨大なプロジェクトが困難もなく、事故もなく、予定通り無事完成しました。
「ふわふわの泉」のように、巨大建造物がふわふわっと何気なく完成してしまう
お話でも面白く出来るもんですよ。
まぁ、トラブルは起こるんですけど、人死にが出るわけでもなく、あくまでハッピー
最近はあまりないけど、SFの一ジャンルであった「発明・発見物」ってこういう
コンセプトじゃないかな。
このジャンル好きなんだけどあまり数は無いので困る
Re: (スコア:0)
>「ふわふわの泉」のように、巨大建造物がふわふわっと何気なく完成してしまう
なんでそれが先に例として出るかな
楽園の泉だろうjk
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「命をかけて作ったけど自分の名前は残らなかったよ(泣)」だと思ってました。
Re: (スコア:0)
むっちゃ残ってるんじゃないの??死んだけどさ
Re: (スコア:0)
「苦難を乗り越えて未来技術の成果を完成させる」話で十分なはずで。
「人類月へ行く」の火星版とか
「プロジェクトX」の星間飛行船版
みたいな未来に夢や希望を持てるストーリーをSF作家としての能力を発揮して書いてみようぜって話かと
Re: (スコア:0)
人類は順調に技術を発展させて全知全能になり、やることが無くなってヒマだから惑星を作って遊ぶことにしたというのはどうだろう。
Re: (スコア:0)
フェッセンデン・・・