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たとえば。
設定上、核戦争などが起きたという歴史こそあれ、結局は人類が滅亡することはなく、技術を切磋琢磨して他の星に進出し、そこで安定して生活していけるようなレベルになっている「銀河英雄伝説」は楽観的では?と言ってみる。もちろんその世界でも戦争が起きて色々問題にはなってるわけだけど。
# そう考えると「ガンダムビルドファイターズ」は良い意味で楽観的なSF作品と言っていい気がするなぁ
「悲観的か」と「ディストピア」は違うし、「敵対的宇宙人が攻めてくる」のは悲観的SFか、ディストピアSFか、と言われると違和感バリバリ。(バリバリってなんだろう)
敵対的な宇宙人が攻めてくることで「それまでの人類の努力が無に帰し、主人公も徒労の果てに倒れてしまう」のであれば「悲観的」でしょうし、敵対的な宇宙人が地球を征服して人類が奴隷化された未来を描いたのであれば「ディストピア」でしょうけれども。充分発展した人類が、その技術をもって敵対的な宇宙人を撃退(殲滅とは限らない)できた、のであれば悲観的でもディストピアでもないでしょう。
戦争する社会自体がディストピアだ、という意見は理解できますが、それは上の「撃退」が必ずしも戦争のような悲惨な方法をとらない可能性を考慮していただきたい。……例えば、コミュニケーションに苦慮する場面からスタートし、最終的に踊りと料理で骨抜きにして、戦闘一つ起こさず和解するSFがあったっていいわけで(短編SFならありそうでしょ?)。
たとえば、星界シリーズの舞台は宇宙戦争まっただ中ですが、あれはディストピアSFでしょうか?
#むしろあれは濃厚バカップルラブコメSFという意見も
どっちから見るかにもよりますね。
今まさに「人類帝国」が滅亡(アーブに負けて惑星に押し込められれば同じことでしょう)しようとしてる話なわけで。
バカップルサイドからはハッピーSF。
あのシリーズにおける人類帝国とは「アーヴによる人類帝国」敵対しているのは「4ヵ国連合」です。
遺伝子操作で生み出されたアーヴも基本的には人類でしかないですし、たとえば「4ヵ国連合」のなかでも旧態依然として硬直化しているように描写されている人類統合体などよりも、むしろ多様な価値観を包括し文明の発展華々しいのはアーヴの世界ともいえるのではないでしょうか。
王女殿下だろうと皇女殿下だろうと、一回の戦闘で何割かの確率で爆散するような状況で、まるで領民の様な(現代日本人の様な)精神の在り方でいるという設定には、疑問を覚える。
それでもあそこまで快活でいられるとしたら、確かに楽観的ではある。
王家の義務として兵役だったはず。 王家が戦地に行くなよというのは近代の常識で、中世まではそれが当たり前だった。
高確率で死ぬかもしれないのは確かだが、遺伝子操作が当たり前&宇宙空間で生きる世界では、兵士の無用な恐怖心を除去する心理操作、ないしは遺伝的操作がされるだろう。でないと生存確率が下がってしまう。
つまりあれはあれで正常なわけ。
個人的になんですけど、ディストピアは社会構造がどうかって話であってキャラクターの置かれた状況が過酷かどうかって話じゃないと思うんですよね。
超管理社会において、現代人みたいなメンタルの人間が放り込まれたらどうなるか、とか星間戦争において過酷な徴兵制が敷かれた社会で、現代人みたいなメンタルの人間がどうなるか、行き過ぎた個人主義・弱肉強食社会において、現代人みたいな(略)、てのがディストピアだと思うのですよ。それは「人類が進歩してもこんなんなっちゃうんなら努力とか進歩とかする意味ないよな…」って思わせられるから。
ユートピア社会が実現で
「こんなに人類は繁栄していて文明も科学もハッテンしている!」ととらえるか「こんなに人類は繁栄していて科学もハッテンしているのにいまだに戦争していて文化的には中世~近代まで退化している国が二大勢力かよ!」ととらえるか
アッー!
あの世界って、非アーヴで宇宙に出たがってる人の視点で見ると、すごく救われない物語にもなりえますよ。あと、出てこないだけで人工問題に悩まされる星が結構一杯あるんじゃないかとかも思っちゃいます。
才能や努力や財力や採用枠が足りなくて宇宙に出られないのは救われない話でしょうか?宇宙に出るという点では軍人や臣民など人数はかなりいるようですから、現代よりもはるかに恵まれていると思えます。ほんの数人の枠を目指して努力を続ける現代宇宙飛行士の物語は救われない話ですか?
地球より圧倒的に科学が発達している星から侵略の先行部隊が派遣されているが、肉体的に劣るので捕獲に成功している作品は楽観的なSFと言えるでしょうか。
軍曹さん「ひどい言われようであります」# ガンプラつながり
来るべき近未来、人類はウラン238+プルトニウム239高速増殖核電池の実用化による第三のエネルギー革命で、向こう千年のエネルギー問題と地球温暖化が解決、放射性廃棄物も宇宙投棄で片付く、嘗て無い繁栄の時を迎えていた。だがその輝かしい平和の陰で激しくぶつかり合う二つの力があった。世界征服を策謀する秘密結社紅い旗団「我等の毛主席の為に!」片や、彼らに対抗すべく、世界各国より集められた正義のエキスパートたち、国際公安機構。そして、その中に史上最強のロボット、ジャイアントリウム原子力ロボ(秘密結社紅い旗団エー
働け、ジョイまっくすロボ [nicovideo.jp]
# ジョイさん独立&改名記念。
宇宙船を乗り回すようになってさえ殺し合いをしてるのは十分悲観的かと。
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何をもって楽観的とするのか (スコア:0)
たとえば。
設定上、核戦争などが起きたという歴史こそあれ、結局は人類が滅亡することはなく、技術を切磋琢磨して他の星に進出し、そこで安定して生活していけるようなレベルになっている「銀河英雄伝説」は楽観的では?と言ってみる。
もちろんその世界でも戦争が起きて色々問題にはなってるわけだけど。
# そう考えると「ガンダムビルドファイターズ」は良い意味で楽観的なSF作品と言っていい気がするなぁ
Re:何をもって楽観的とするのか (スコア:1)
「悲観的か」と「ディストピア」は違うし、「敵対的宇宙人が攻めてくる」のは悲観的SFか、ディストピアSFか、と言われると違和感バリバリ。(バリバリってなんだろう)
敵対的な宇宙人が攻めてくることで「それまでの人類の努力が無に帰し、主人公も徒労の果てに倒れてしまう」のであれば「悲観的」でしょうし、
敵対的な宇宙人が地球を征服して人類が奴隷化された未来を描いたのであれば「ディストピア」でしょうけれども。
充分発展した人類が、その技術をもって敵対的な宇宙人を撃退(殲滅とは限らない)できた、のであれば悲観的でもディストピアでもないでしょう。
戦争する社会自体がディストピアだ、という意見は理解できますが、それは上の「撃退」が必ずしも戦争のような悲惨な方法をとらない可能性を考慮していただきたい。
……例えば、コミュニケーションに苦慮する場面からスタートし、最終的に踊りと料理で骨抜きにして、戦闘一つ起こさず和解するSFがあったっていいわけで(短編SFならありそうでしょ?)。
Re:何をもって楽観的とするのか (スコア:1)
たとえば、星界シリーズの舞台は宇宙戦争まっただ中ですが、あれはディストピアSFでしょうか?
#むしろあれは濃厚バカップルラブコメSFという意見も
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
どっちから見るかにもよりますね。
今まさに「人類帝国」が滅亡(アーブに負けて惑星に押し込められれば同じことでしょう)しようとしてる話なわけで。
バカップルサイドからはハッピーSF。
Re:何をもって楽観的とするのか (スコア:1)
あのシリーズにおける人類帝国とは「アーヴによる人類帝国」
敵対しているのは「4ヵ国連合」です。
遺伝子操作で生み出されたアーヴも基本的には人類でしかないですし、
たとえば「4ヵ国連合」のなかでも旧態依然として硬直化しているように描写されている人類統合体などよりも、
むしろ多様な価値観を包括し文明の発展華々しいのはアーヴの世界ともいえるのではないでしょうか。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
王女殿下だろうと皇女殿下だろうと、一回の戦闘で何割かの確率で
爆散するような状況で、まるで領民の様な(現代日本人の様な)
精神の在り方でいるという設定には、疑問を覚える。
それでもあそこまで快活でいられるとしたら、確かに楽観的ではある。
Re: (スコア:0)
王家の義務として兵役だったはず。 王家が戦地に行くなよというのは近代の常識で、中世まではそれが当たり前だった。
高確率で死ぬかもしれないのは確かだが、
遺伝子操作が当たり前&宇宙空間で生きる世界では、
兵士の無用な恐怖心を除去する心理操作、ないしは遺伝的操作がされるだろう。
でないと生存確率が下がってしまう。
つまりあれはあれで正常なわけ。
Re: (スコア:0)
個人的になんですけど、ディストピアは社会構造がどうかって話であってキャラクターの置かれた状況が過酷かどうかって話じゃないと思うんですよね。
超管理社会において、現代人みたいなメンタルの人間が放り込まれたらどうなるか、とか
星間戦争において過酷な徴兵制が敷かれた社会で、現代人みたいなメンタルの人間がどうなるか、
行き過ぎた個人主義・弱肉強食社会において、現代人みたいな(略)、
てのがディストピアだと思うのですよ。
それは「人類が進歩してもこんなんなっちゃうんなら努力とか進歩とかする意味ないよな…」って思わせられるから。
ユートピア社会が実現で
Re:何をもって楽観的とするのか (スコア:2)
けっこう「ストーリーが悲観的だから楽観的にしよう」という話だと受け取ってる人が多いんですよね。
物語的な用語で言えば「世界観が悲観的」なことを問題にしてるんだと思うんですけどね。
どんな明るいエピソードにしようがAKIRAや北斗の拳的な世界観の話では未来技術に夢を持てるような話にはならんでしょうし
どんな暗いエピソードであってもスタートレックやノウンスペースシリーズの世界観では科学自体に悲観的になるようなこともないと思う。
Re:何をもって楽観的とするのか (スコア:2)
Re: (スコア:0)
「こんなに人類は繁栄していて文明も科学もハッテンしている!」
ととらえるか
「こんなに人類は繁栄していて科学もハッテンしているのにいまだに戦争していて文化的には中世~近代まで退化している国が二大勢力かよ!」
ととらえるか
Re: (スコア:0)
アッー!
Re: (スコア:0)
あの世界って、非アーヴで宇宙に出たがってる人の視点で見ると、すごく救われない物語にもなりえますよ。
あと、出てこないだけで人工問題に悩まされる星が結構一杯あるんじゃないかとかも思っちゃいます。
Re: (スコア:0)
才能や努力や財力や採用枠が足りなくて宇宙に出られないのは救われない話でしょうか?
宇宙に出るという点では軍人や臣民など人数はかなりいるようですから、現代よりもはるかに恵まれていると思えます。
ほんの数人の枠を目指して努力を続ける現代宇宙飛行士の物語は救われない話ですか?
Re: (スコア:0)
地球より圧倒的に科学が発達している星から侵略の先行部隊が派遣されているが、肉体的に劣るので捕獲に成功している作品は楽観的なSFと言えるでしょうか。
軍曹さん「ひどい言われようであります」
# ガンプラつながり
Re: (スコア:0)
来るべき近未来、人類はウラン238+プルトニウム239高速増殖核電池の実用化による第三のエネルギー革命で、向こう千年のエネルギー問題と地球温暖化が解決、放射性廃棄物も宇宙投棄で片付く、嘗て無い繁栄の時を迎えていた。
だがその輝かしい平和の陰で激しくぶつかり合う二つの力があった。世界征服を策謀する秘密結社紅い旗団
「我等の毛主席の為に!」
片や、彼らに対抗すべく、世界各国より集められた正義のエキスパートたち、国際公安機構。
そして、その中に史上最強のロボット、ジャイアントリウム原子力ロボ(秘密結社紅い旗団エー
Re: (スコア:0)
働け、ジョイまっくすロボ [nicovideo.jp]
# ジョイさん独立&改名記念。
Re: (スコア:0)
宇宙船を乗り回すようになってさえ殺し合いをしてるのは十分悲観的かと。