「NASA、非生物学的な手法でDNA/RNAを構成する塩基を生成することに成功」記事へのコメント

またヒ素生物みたいなオチにならなければいいけど。

[s-wakaba (47029)]

どうも最近のNASAは、やたら「地球外生命体の期待を抱かせたい」という方向に勇み足気味だと思うんだよな。
おそらく宇宙開発に対して社会の理解が得られそうな科学的な意義が薄れていることに危機感を持っているんだろうけど。

そもそも地球外生命体がいる証拠が見つかるとしたら、核酸の合成法が見つかるより、隕石の中に通常の化学反応では合成できないような高分子物質が見つかった、とかそんなキッカケが最初だろう。
地球の生命と同じ分子メカニズムを持っている可能性の方が小さいだろうから。

むしろ今回の発明で、生物実験の試薬が安くなる、とか、そっちに期待。

Re:

[Anonymous Coward]

マーチソン隕石 [wikipedia.org]などが典型例ですが、そういう珍しい（生体外にあんまりない）高分子を含む隕石ってそれなりにあるんですよ。そしてそれは別に地球外生命体の証拠とは考えられてません。単に合成メカニズム不明ってだけだった。
今回の知見はそこにひとつの説明をつけ、

Re:またヒ素生物みたいなオチにならなければいいけど。

[Anonymous Coward]

全体として同意だけど、
>そう受け取ってしまう人は単に科学リテラシー不足だと思いますよ。
ここについては「NASAは定期的に”分かりやすいネタ”で人気を集めないと死んでしまう」（予算が確保できない）という話を絡めた話なのではないかと。