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リンク先の原文を読んだけど、今回の研究が言っている事は、あなたが言われている「ある意味を持つ言葉がこの国の言葉にはあるけど、他の国の言葉にはない」と言うのではないですよ。
そうではなく、言葉による視点の違いについて言っています。
研究では英語とドイツ語を取り上げているのですが、英語話者ではアクション、ドイツ語話者は起承転結に注意が行くそうです。
例えば、歩行に関して、英語話者では歩く行為そのものに注意が行くのに対して、ドイツ語話者の場合は目的地に注意が行く傾向があるそうです。
そしてこの両言語のバイリンガルの場合、片方の言語を"シャットアウト"する事によって、もう片方の言語の話者の視点へ、自らの視点を変化させる事が出来たのだとか。
外国語によって理性的になるとの研究成果は以前読んだ事がありますが、これは外国語が完全には身についていない事によって引き起こされた物です。
しかし、今回の研究はどちらの言葉も同じ位に身についている方にも当てはまるのかも知れませんね。
このコメント参考になる。
原文読むと例えば、日本語を話す人は素材ではなく形状で物を分類する傾向がある。とか日本語には複数形がない。その違いを言葉で区別するために、英語を話す人とは違う視点が必要になる。みたいなこととか、結構面白い。
「ある単語がある/ない」みたいな単純な話じゃなくて、文法が思考に与える影響の話かな。
英語は形容詞を重ねる場合、種類毎に優先順位が云々とか。
①主観的な意見 nice, beautiful, interesting②サイズ(形) big, small, tal, thin, fat, round③年齢 old, young④色 black, white, yellow⑤場所(起源) Japanese, British⑥もの(材料・原料など) wooden, stone, cotton
順番が違うと違和感が半端ないそうな。これって視点が固定されてる?と思わなくもない。
これって視点が固定されてる?と思わなくもない。
馬鹿げてる。ドイツ語は屈折語の中でも屈折性が高く、語順の自由度は高い代わりに語尾変化や格変化に対して細かい指定がある。英語は屈折語の中でも屈折性が低く、語尾変化や格変化が極めて簡素化されている代わりに語順に関して指定がある。
係り受け関係や品詞をどのように表すかという情報が、語尾に埋め込まれているか位置に埋め込まれているかの好みにすぎない。視点が固まって思考が硬直化してるね、君。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
外国語で、思考に使える概念が増えます (スコア:5, 興味深い)
これには一般に通じる日本語で簡潔に表現できる同等の単語がありませんが、default を知ってたら、その概念をすぐに自分の思考に取り込むことが出来ます。
横文字が出来るのは、その外国語が日本語にない概念であったのが理由の一つ。
「シンプル」一つ取ってもそうで、シンプルを「簡単、簡潔、簡素」に置換してしまっては「なんか、僕の表現したいことと違うぞ?」というモヤモヤ感が出てきます。
シンプルはシンプル。
他にも日本語にはない概念というのは外国語にはいろいろありまして、「あぁっ!この
Re: (スコア:0)
リンク先の原文を読んだけど、今回の研究が言っている事は、あなたが言われている「ある意味を持つ言葉がこの国の言葉にはあるけど、他の国の言葉にはない」と言うのではないですよ。
そうではなく、言葉による視点の違いについて言っています。
研究では英語とドイツ語を取り上げているのですが、英語話者ではアクション、ドイツ語話者は起承転結に注意が行くそうです。
例えば、歩行に関して、英語話者では歩く行為そのものに注意が行くのに対して、ドイツ語話者の場合は目的地に注意が行く傾向があるそうです。
そしてこの両言語のバイリンガルの場合、片方の言語を"シャットアウト"する事によって、もう片方の言語の話者の視点へ、自らの視点を変化させる事が出来たのだとか。
外国語によって理性的になるとの研究成果は以前読んだ事がありますが、これは外国語が完全には身についていない事によって引き起こされた物です。
しかし、今回の研究はどちらの言葉も同じ位に身についている方にも当てはまるのかも知れませんね。
Re: (スコア:0)
このコメント参考になる。
原文読むと例えば、
日本語を話す人は素材ではなく形状で物を分類する傾向がある。
とか
日本語には複数形がない。その違いを言葉で区別するために、英語を話す人とは違う視点が必要になる。
みたいなこととか、結構面白い。
「ある単語がある/ない」みたいな単純な話じゃなくて、文法が思考に与える影響の話かな。
Re: (スコア:0)
英語は形容詞を重ねる場合、種類毎に優先順位が云々とか。
①主観的な意見
nice, beautiful, interesting
②サイズ(形)
big, small, tal, thin, fat, round
③年齢
old, young
④色
black, white, yellow
⑤場所(起源)
Japanese, British
⑥もの(材料・原料など)
wooden, stone, cotton
順番が違うと違和感が半端ないそうな。
これって視点が固定されてる?と思わなくもない。
Re:外国語で、思考に使える概念が増えます (スコア:0)
英語は形容詞を重ねる場合、種類毎に優先順位が云々とか。
これって視点が固定されてる?と思わなくもない。
馬鹿げてる。
ドイツ語は屈折語の中でも屈折性が高く、語順の自由度は高い代わりに語尾変化や格変化に対して細かい指定がある。
英語は屈折語の中でも屈折性が低く、語尾変化や格変化が極めて簡素化されている代わりに語順に関して指定がある。
係り受け関係や品詞をどのように表すかという情報が、語尾に埋め込まれているか位置に埋め込まれているかの好みにすぎない。
視点が固まって思考が硬直化してるね、君。