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探査機「New Horizons」、冥王星のフライバイ観測に成功」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    どっかに汎用の中継衛星置くとかってわけにはいかないもんかね?

    太陽周回軌道上にいくつか並べるとかさ。
    パケット送信だけを汎用化したプロトコルだけ決めとけば各国惑星探査機で使えるんじゃ。

    #いくら掛かるのかはしらん

    • by Anonymous Coward

      9年もかけて到達したことを考えれば、あと数カ月くらい待てるでしょ。

      っていうか探査機の発信機能の問題なんだから、電波中継衛星を常駐させたところで、
      送信データ量は変わらないんじゃ。

      • by Anonymous Coward

        いや、距離が伸びるとエラーレートが高くなるのでゆっくり送ったりエラー訂正しまくったりの必要が。

        • by Anonymous Coward on 2015年07月17日 20時09分 (#2849211)

          9年も掛かる既に程の距離が空いてるんだから、数カ月分遠くなっても大丈夫じゃないですかね。
          スイングバイ等で最近加速してたら影響も大きくなるけど、スイングバイは打ち上げ一年後が最後のようだし。

          親コメント
          • と言うか、データレートが低いのをなんとかしないと拙いんじゃないですかね。
            New Horizonsやそれ以前の深宇宙探査機は仕方ないにせよ、色々なセンサー技術が向上しているというのに、データレートの低さと重さがそれらの利用を制約し始めてるように思えてならないんですよね。

            推進装置に 比推力可変推進 [wikipedia.org]などのように大電力を利用して長時間高い推力を維持する推進方法が実用化の少し手前まで来てるから、深宇宙探査機や木星より内側の軌道での輸送手段に原子炉を搭載するのは避けられないように思うのですが。

            今時の原潜や原子力空母だと、原子炉を一度組み込んだら、その後30年〜50年位は原子炉を入れ替えないようにすることで、安全リスクが高く高コストになる原子炉入れ替え・廃炉と言うプロセスを省くような設計がされてるのだから、これの一部を応用して探査機に数十〜数千KW級で30年程度の寿命の原子炉を積むというのが真

            • by Anonymous Coward

              原潜に原子炉積めるのは冷却水(冷却手段)が周りにいっぱいあるからで、
              大草原の真ん中とか、砂漠のまんなかで原子炉運用するのが無理な道理です。
              (冷却水が湯水のようにあるなら別)

              熱放散出来ない探査機にそれだけ発熱する反応炉積んだら金属が全部溶けて終わり

              • 素人なんで間違ってるかもしれませんが、態様が当たらない面の宇宙空間それ自体が無限の冷却媒体になるのではないでしょうか?

                --
                ---------------------------- うちの猫は、ながぬこ
                親コメント
              • >熱放散出来ない探査機にそれだけ発熱する反応炉積んだら金属が全部溶けて終わり

                いや、実際にソ連は海洋レーダー衛星に原子炉を積んでいましたよ。
                電力を大量に必要とする上に、監視のために低軌道を飛ぶので大面積のレーダーパネルを積むと空気抵抗で軌道がすぐに落ちてしまうという理由からです。

                http://orbitalrailway.blog.fc2.com/blog-entry-56.html [fc2.com]
                1987年に完成したTopaz-1は5~10Kwの電気出力を持っていました。

                まあコスモス954とか、墜落させてしまって起こして放射性物質をばらまく事故を起こしてたりもします。

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              • by Anonymous Coward

                黒体輻射というやつですね。

                冥王星クラスですと、態様さまも暗いので、全方向に赤外線出してもおKですよ。

                宇宙は真空なので、放熱媒体とちゃいます。温度を伝える空気がありません。

              • 輻射熱は観測機器にとってはノイズ源でもあるので、放熱できれば問題なしとはいきませんけどね。
                固体ヘリウム積んでセンサー部分をほぼ絶対零度まで冷やしてる衛星もあるくらい(X線観測とか)

                --
                うじゃうじゃ
              • by Anonymous Coward

                比熱がろくに無いので黒体放射頼みになるんじゃないかと。
                でも発電には使えるので、原子力電池(崩壊熱を使う)や原子炉(臨界を使う)を搭載した衛星はあります。
                放熱限界≒発電限界ですが、放熱効率が大気圏とは段違いに低いので余り大きな出力は無理でしょう。

              • by Anonymous Coward

                原子炉と言っても熱電対発電だから、制御棒の抜き差しは兎も角、他の冷却・発電・放熱系は固定で、熱電対式原子力電池と同レベルじゃないの?

              • 固体ヘリウムとは驚きです。2.5MPa以上の圧力を掛けてようやく作れるものだそうですが、それほどの圧力タンクを宇宙に打ち上げるとは。
                宇宙で継続的に使える冷却装置が無いから、わざわざ地上で作った個体ヘリウムを載せるわけですね。その衛星はどうしたって短命なはず。高く付くなあ。

                親コメント
              • 宇宙の真空は冷たいという印象がありますが、真空を用いた魔法瓶ってシロモノが家庭にもあるくらいで。うちのは電気保温ポットだけど。

                昔の魔法瓶は、ガラスでできていて鏡のようになっており、熱を水の側に反射し返そうという気概がありました。今のはステンレスなどで作られているようですが、水側は特段にピカピカになっている気がしません。
                真空側はピカピカに磨かれていたりするのかな? 分解してみたことがない。

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              • すいません今確かめたら固体ネオンと液体ヘリウム [isas.jaxa.jp]でした。(ずっと間違えておぼえてた)
                X線受光部は3.8mm角の半導体センサなのに、それを収める冷却装置は大人がすっぽり入るドラム缶なみとすごいことになってます

                --
                うじゃうじゃ
                親コメント
              • ん? 2.5MPa = 2500kPa か。
                大気圧が 1000hPa = 1khPa くらいなので 2500kPa/100 = 25khPa
                あれ、25気圧くらいなのか。なんかメガッという印象で、数千気圧とかのものすごい圧力だと勘違いしてた。てか、それくらいの圧力が無いとヘリウムが固体化しないと思ってた。

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          • by Anonymous Coward

            意味が取れずしばらく考えたけど、段々伸びてくというところの問題ではなくて。
            電波中継衛星を常駐できていてそれを活用する設計なら、
            1ホップ当たりの距離が短くなる分、データ転送の高速化は出来ますよ、と。

            中継衛星(惑星?)がどれだけ壮大なインフラにならざるを得ないかを考えると、
            今の段階での実現性は皆無ですけど。

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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