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理論上もほぼ起こりえないのですが、実験事実として。衝突型と固定標的の差はありますが、重心系エネルギーでもLHCより何桁も高いエネルギーを持った陽子が地球に降り注いでいますが、まだそのような現象は一度も起きていません。そのような超高エネルギーの宇宙線の割合は極僅かですが、地球全体で47億年の間に起こった衝突回数は計り知れず。それでもまだ地球が存在します。
LHCで発生する粒子の運動は、互いの重力で全く妨げて居らず、吸収どころか減速させることすらできていません。重力は小さいのです。たまたま近傍に沢山の粒子が発生したら? そんなことが起こるのなら、たかが5つのクォークで構成されるペンタクォークが山のように発生しています。それも強い相互作用での束縛ですら無理っぽいのに、弱いこと限りない重力でひき寄せ合うと?
第一段落のお話は定量的な議論をされてないので判断が難しいのですが、>ミニブラックホールが複数発生するとという今回の前提とは違う議論になっているように思います。狭い範囲での複数同時発生の確率は地球年齢当たりどの程度だと見積もれるのでしょうか?
> 定量的な議論をされてないので大気上層では重心系エネルギーで2桁大きな反応が日常的に起こっています。http://arxiv.org/pdf/1401.5838.pdf [arxiv.org] の図1
> 狭い範囲での複数同時発生の確率は、天然宇宙線でも人工粒子線でも同じです。
> 地球年齢当たりどの程度LHCに相当する宇宙線のエネルギーが 10^17 eV。それ以上の宇宙線の数は、これまでに 10^28 イベントです。LHCでの衝突レートが 10^9/s 程度なので、LHCを1億年ぶん回した回数に相当します。地球47億年分を1億年で達成してしまうLHCはすごいですね。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
少なくとも地球上では問題ない (スコア:2)
理論上もほぼ起こりえないのですが、実験事実として。
衝突型と固定標的の差はありますが、重心系エネルギーでもLHCより何桁も高いエネルギーを持った陽子が地球に降り注いでいますが、まだそのような現象は一度も起きていません。そのような超高エネルギーの宇宙線の割合は極僅かですが、地球全体で47億年の間に起こった衝突回数は計り知れず。それでもまだ地球が存在します。
LHCで発生する粒子の運動は、互いの重力で全く妨げて居らず、吸収どころか減速させることすらできていません。重力は小さいのです。たまたま近傍に沢山の粒子が発生したら? そんなことが起こるのなら、たかが5つのクォークで構成されるペンタクォークが山のように発生しています。それも強い相互作用での束縛ですら無理っぽいのに、弱いこと限りない重力でひき寄せ合うと?
Re:少なくとも地球上では問題ない (スコア:0)
第一段落のお話は定量的な議論をされてないので判断が難しいのですが、
>ミニブラックホールが複数発生すると
という今回の前提とは違う議論になっているように思います。
狭い範囲での複数同時発生の確率は地球年齢当たりどの程度だと見積もれるのでしょうか?
Re:少なくとも地球上では問題ない (スコア:1)
> 定量的な議論をされてないので
大気上層では重心系エネルギーで2桁大きな反応が日常的に起こっています。
http://arxiv.org/pdf/1401.5838.pdf [arxiv.org] の図1
> 狭い範囲での複数同時発生の確率
は、天然宇宙線でも人工粒子線でも同じです。
> 地球年齢当たりどの程度
LHCに相当する宇宙線のエネルギーが 10^17 eV。それ以上の宇宙線の数は、これまでに 10^28 イベントです。LHCでの衝突レートが 10^9/s 程度なので、LHCを1億年ぶん回した回数に相当します。
地球47億年分を1億年で達成してしまうLHCはすごいですね。