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まあ、落とすのも先進的と言われているが、それを実現するLE-5Bの性能に注目してほしい。複数回着火機能やアイドルモード燃焼、スロットリング、ロケットエンジンとしてはどれもこれも難しいと思います。再々着火とか世界初。でも、落とすのはアイドルモード燃焼で落としてるはず。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LE-5B [wikipedia.org]
それを実現するLE-5Bの(セントールと比べて微妙に劣るステージ全体の構造効率と、現用RL-10に比べてかなり劣る比推力といった)性能に注目してほしい。複数回着火機能やアイドルモード燃焼、スロットリング、(液酸液水の上段向け)ロケットエンジンとしてはどれもこれも(中国でも実現できるくらいに)難しいと思います。再々着火とか世界(を見渡せばセントールでも能力持ってて軌道上実証もしてるけど日本では)初。
正しく書かないと。
デルタIIIでは,LE-5Aの輸出を日本政府が許さなかったらから,RL-10にしたということもありましたので,それほど捨てたものではないのではないでしょうか。https://ja.wikipedia.org/wiki/LE-5A [wikipedia.org]
ロケット最先端のアメリカに劣るのは仕方ないですよ。先行する国があるから独自開発が無駄ってわけでもないし。LE-5からつづく進歩がまた前進したことは朗報に違いない。
RL10は再々着火実証してるか?セントール2発版で1発づつ再着火したんじゃないの?RL10で実際に再々着火してみせた事例は見つからないんだが。液酸液水は抜けてたな。
1974年のヘリオス1号のミッションで、ヘリオス1号分離前に2回、分離後に2回、セントールは都合4回着火してますね。それに、デュアル・エンジン・セントールで片一方だけ着火したら酷いことになるじゃないですか、姿勢が。
ヘリオス1号のミッションで4回着火しているというソースを教えてください。そもそもRL10が再々着火を持っているという記事を見つけられませんでした。
例えばこのPDFの149-150ページ [nasa.gov]など。ヘリオス分離前に100秒と273秒、分離後の実験ミッションで11秒と47秒、それぞれ噴射したとあります。
というか逆に、LE-5Bの再々着火が世界初だという公式(JAXAとか三菱とかの)情報が見当たりません。Wikipediaとか個人ブログは見つかるけど。
Wikipedia情報でつい世界初だと思ってたけど実は違うのかも?どなたか情報源の分かる方いらっしゃいませんか?
#2876840のACです。ソースありがとうございます。
こちらもLE-5Bの再々着火が世界初という情報があるかMHIやJAXA、文部科学省のサイトを探してみましたが、見つかっていません。MHIのサイトでは少なくとも1996年までの三菱重工技報にはその旨見つかりませんでした。(ただし制御落下に関する記事は見つかりました。→http://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/484/484017.pdfとか。)LE-5Bの再々着火を前提にしたロケット第二段の動作試験は2002年打ち上げのF2で実施されていますが、その旨が書かれているであろう当時のプレスキットをJAXAのサイトから見つける事はできませんでした。
ちなみに再着火試験自体はH-Iの初号機でも実施されているとのこと。(参考:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110201/001/018.htm)
http://www.asahi-net.or.jp/~ek6t-nkmr/space/sb0302.html [asahi-net.or.jp]Centaurの再々着火はMilstarの静止軌道直接投入で既に実用でも行われてるみたいです。だと「再々着火とか世界初。」とか歴史を修正しようとしてるのは、どこのどいつなんだ?
着付けや家電量販店のPCやスマホの設定代行の料金の話、あるいは90式戦車のラインメタル砲のエピソードを持ち出すまでもなく、自分で何とかする能力(あるいは難易度を理解できる程度の基本的な能力)を持つことは、他人に頼む際にぼったくられないためにも、とても大事。
日本は予算も少なければ(エンデバー一機よりもJAXAの年間予算は安いんだからな)、失敗も許されないので(本質的にはまったく同じ原因の事故を2回くりかえしても、あるいは村ひとつふっ飛ばしても、それでも宇宙開発を、となるのは[少なくとも押し切れる程度のコンサセンスがあるのは]うらやましい)。
先進的! 難しい! 世界初! ……ってのは違うじゃんという言に対していいや能力を持つことが大事だからいいんですって返しはゴマカシですよね。それに、「日本の宇宙開発」というミカン箱全体が何となく強力に推進される程度には、宇宙開発に対する政官民のコンセンサスは堅固ですよ。生まれた時から死んでる事業が次々生み出される腐ったマネジメントとか、JEM/HTV、IGS、QZSSなんかのカビたミカンが箱の中にゴロゴロしてますが。あなたの言うように予算が少ないのにもかかわらず、です。
あ、レスを付けなきゃいけないほど、気に入らないレスポンスだったんだw
そもそも、糸川さんが東大を追い出されるのに始まり、先進的! 難しい! 世界初!とか無理やりアピールする羽目になったのも、IGSとかHTVとか宙ぶらりんで始まってしまったような気がするのも、コンセンサスが、あなたが思うほどにはしっかりしていないのが根本原因だと思いますけれども、いかがお考えですか?
皮肉でしょ。手を抜きつつ形だけ作ってダラダラ延々やろうぜというコンセンサスがあるじゃん。このミカンには甘い部分もある! 世界には全体が酸っぱいミカンもある! って言うけど、お前らミカン食わないし他国のやつは全部甘いよねみたいな。
スロットルリング, 再々着火はまぁその通りだと思いますが、アイドルモード燃焼は便利ですしもっと注目されてもいいと思いますよ。ロバストなエンジンであることも(これは(オープンかクローズの違いはありますが)同じ系統のRL-10にもいえますが)。あと何故か日本の宇宙開発(中国含む)を必要以上に過小評価する意見をよく見かけますが、これはなぜなんだろう。
上段はいろんなバランスで成り立っているので比推力だけ評価するのは不正確でもなく推力重量比なども影響されるでしょう。比推力についても大きな差が付いているのはRL10B-2のみであって他の現用RL-10シリーズはLE-5B-2とあまり変わらないという点も指摘します。あとこれはどちらにもいえますが、LE-5BもRL-10も職人的な製造方法に問題があり、特にRL-10は関係者の高齢化に伴い今後製造が困難になるという噂も聞きますし、アメさんも必ずしも明るい未来ではない状況ではあります。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
どちらかと言えばエンジンがすごい (スコア:5, 興味深い)
まあ、落とすのも先進的と言われているが、それを実現するLE-5Bの性能に注目してほしい。
複数回着火機能やアイドルモード燃焼、スロットリング、ロケットエンジンとしてはどれもこれも難しいと思います。再々着火とか世界初。
でも、落とすのはアイドルモード燃焼で落としてるはず。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LE-5B [wikipedia.org]
Re:どちらかと言えばエンジンがすごい (スコア:2, 参考になる)
それを実現するLE-5Bの(セントールと比べて微妙に劣るステージ全体の構造効率と、現用RL-10に比べてかなり劣る比推力といった)性能に注目してほしい。
複数回着火機能やアイドルモード燃焼、スロットリング、(液酸液水の上段向け)ロケットエンジンとしてはどれもこれも(中国でも実現できるくらいに)難しいと思います。再々着火とか世界(を見渡せばセントールでも能力持ってて軌道上実証もしてるけど日本では)初。
正しく書かないと。
Re:どちらかと言えばエンジンがすごい (スコア:2)
デルタIIIでは,LE-5Aの輸出を日本政府が許さなかったらから,RL-10にしたということもありましたので,
それほど捨てたものではないのではないでしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LE-5A [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
ロケット最先端のアメリカに劣るのは仕方ないですよ。
先行する国があるから独自開発が無駄ってわけでもないし。
LE-5からつづく進歩がまた前進したことは朗報に違いない。
Re: (スコア:0)
RL10は再々着火実証してるか?セントール2発版で1発づつ再着火したんじゃないの?
RL10で実際に再々着火してみせた事例は見つからないんだが。
液酸液水は抜けてたな。
Re: (スコア:0)
1974年のヘリオス1号のミッションで、ヘリオス1号分離前に2回、分離後に2回、セントールは都合4回着火してますね。
それに、デュアル・エンジン・セントールで片一方だけ着火したら酷いことになるじゃないですか、姿勢が。
Re: (スコア:0)
ヘリオス1号のミッションで4回着火しているというソースを教えてください。
そもそもRL10が再々着火を持っているという記事を見つけられませんでした。
Re:どちらかと言えばエンジンがすごい (スコア:1)
例えばこのPDFの149-150ページ [nasa.gov]など。ヘリオス分離前に100秒と273秒、分離後の実験ミッションで11秒と47秒、それぞれ噴射したとあります。
というか逆に、LE-5Bの再々着火が世界初だという公式(JAXAとか三菱とかの)情報が見当たりません。Wikipediaとか個人ブログは見つかるけど。
Wikipedia情報でつい世界初だと思ってたけど実は違うのかも?どなたか情報源の分かる方いらっしゃいませんか?
Re: (スコア:0)
#2876840のACです。ソースありがとうございます。
こちらもLE-5Bの再々着火が世界初という情報があるかMHIやJAXA、文部科学省のサイトを探してみましたが、見つかっていません。
MHIのサイトでは少なくとも1996年までの三菱重工技報にはその旨見つかりませんでした。
(ただし制御落下に関する記事は見つかりました。→http://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/484/484017.pdfとか。)
LE-5Bの再々着火を前提にしたロケット第二段の動作試験は2002年打ち上げのF2で実施されていますが、
その旨が書かれているであろう当時のプレスキットをJAXAのサイトから見つける事はできませんでした。
ちなみに再着火試験自体はH-Iの初号機でも実施されているとのこと。
(参考:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110201/001/018.htm)
Re: (スコア:0)
http://www.asahi-net.or.jp/~ek6t-nkmr/space/sb0302.html [asahi-net.or.jp]
Centaurの再々着火はMilstarの静止軌道直接投入で既に実用でも行われてるみたいです。
だと「再々着火とか世界初。」とか歴史を修正しようとしてるのは、どこのどいつなんだ?
Re: (スコア:0)
着付けや家電量販店のPCやスマホの設定代行の料金の話、
あるいは90式戦車のラインメタル砲のエピソードを持ち出すまでもなく、
自分で何とかする能力(あるいは難易度を理解できる程度の基本的な能力)を持つことは、
他人に頼む際にぼったくられないためにも、とても大事。
日本は予算も少なければ(エンデバー一機よりもJAXAの年間予算は安いんだからな)、失敗も許されないので
(本質的にはまったく同じ原因の事故を2回くりかえしても、あるいは村ひとつふっ飛ばしても、それでも
宇宙開発を、となるのは[少なくとも押し切れる程度のコンサセンスがあるのは]うらやましい)。
Re: (スコア:0)
先進的! 難しい! 世界初! ……ってのは違うじゃんという言に対していいや能力を持つことが大事だからいいんですって返しはゴマカシですよね。
それに、「日本の宇宙開発」というミカン箱全体が何となく強力に推進される程度には、宇宙開発に対する政官民のコンセンサスは堅固ですよ。
生まれた時から死んでる事業が次々生み出される腐ったマネジメントとか、JEM/HTV、IGS、QZSSなんかのカビたミカンが箱の中にゴロゴロしてますが。
あなたの言うように予算が少ないのにもかかわらず、です。
Re: (スコア:0)
あ、レスを付けなきゃいけないほど、気に入らないレスポンスだったんだw
そもそも、糸川さんが東大を追い出されるのに始まり、先進的! 難しい! 世界初!とか無理やりアピールする羽目になったのも、IGSとかHTVとか宙ぶらりんで始まってしまったような気がするのも、コンセンサスが、あなたが思うほどにはしっかりしていないのが根本原因だと思いますけれども、いかがお考えですか?
Re: (スコア:0)
皮肉でしょ。手を抜きつつ形だけ作ってダラダラ延々やろうぜというコンセンサスがあるじゃん。
このミカンには甘い部分もある! 世界には全体が酸っぱいミカンもある! って言うけど、お前らミカン食わないし他国のやつは全部甘いよねみたいな。
Re: (スコア:0)
スロットルリング, 再々着火はまぁその通りだと思いますが、アイドルモード燃焼は便利ですしもっと注目されてもいいと思いますよ。ロバストなエンジンであることも(これは(オープンかクローズの違いはありますが)同じ系統のRL-10にもいえますが)。
あと何故か日本の宇宙開発(中国含む)を必要以上に過小評価する意見をよく見かけますが、これはなぜなんだろう。
Re: (スコア:0)
上段はいろんなバランスで成り立っているので比推力だけ評価するのは不正確でもなく推力重量比なども影響されるでしょう。
比推力についても大きな差が付いているのはRL10B-2のみであって他の現用RL-10シリーズはLE-5B-2とあまり変わらないという点も指摘します。
あとこれはどちらにもいえますが、LE-5BもRL-10も職人的な製造方法に問題があり、特にRL-10は関係者の高齢化に伴い今後製造が困難になるという噂も聞きますし、アメさんも必ずしも明るい未来ではない状況ではあります。