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原発が稼働できなくて、火力にしたことによる大気汚染で死んだ人の数もちゃんと算出してほしいものです。
流石に火力発電は環境基準があるから汚染はあまりないのでは二酸化炭素は出しまくるだろうけど
別に火力発電に限りませんが、この場合の環境基準は、火力発電所があることによる社会的メリットと火力発電による大気汚染の被害を鑑みて、明確に前者が優先できるから容認すべき、というラインであって、環境基準を守ってれば誰にも被害を与えないという類のものではありません。
たとえばフォルクスワーゲン車から多く排出されてた窒素酸化物は肺水腫などの原因になりますが、これは煙草でも同じと言われています。(正確に書くならば、喫煙が肺水腫の原因になる機序は明らかにされていませんが、肺水腫患者の多くが喫煙しているという統計上のデータがあるため、喫煙が肺水腫に関係していることは確度の高い推測と言えます)さて、統計上50%の確率で肺水腫を罹患する程度に煙草を吸っている人が100人居たとして、これがフォルクスワーゲンの排ガスも吸ったために70人が発症したら、そのうちの20人はフォルクスワーゲンの排気ガスが原因の症状と見なすか。これは人によって意見が分かれるのではないかと思うのです。彼らが喫煙していなければフォルクスワーゲンの排気ガスを吸っても、誰も罹患しなかった可能性すら十分にあるのですから。
もっとも。すごく極端な例ですが、311事件後の2011年の夏、節電のため職場の気温が35度を超えていて体調を崩し、そのせいで派遣切りにあって身動きがとれなくなり自殺した友人が居ます。さて、彼を殺したのは何なのか。彼自身の心が弱かったのか、派遣切りした会社か、高温の現場で働かせた管理者か、体調が回復せず働けないのに生活保護等を拒否した行政か、あるいは原発の事故を起こした結果として節電を強いた東京電力か、はたまた原発そのものか、或いは反原発を叫び全ての原発を止めさせた反原発団体か、もしかしたら単に地震というものそれ自体か。ちょっと自分にはわかりかねます。結局のところ強烈な毒物が出たとか責任が明確すぎるぐらい明確んだ単一の事象で死んだとかでない限り、「誰のせいで死んだ」というのを立証するのは不可能ではないかと。
責任の比率で除せば、「何%ぐらい○○に殺された」と言えるのではないですか?
「地震というものそれ自体」の部分は土地に備わった性質ですから、それを国土としてそこに築かれた国家の責任として考えればよいでしょう。
じゃあ上の例(後半)で、「心が弱かったこと(可能性)」「派遣切りした会社」「高温の環境で働かせた管理者」「生活保護を拒否した地方行政」「原発事故を起こした東京電力」「節電を呼びかけた政府」の責任比率を示してください。
「これ」と数字を出すどころか、どう計算すれば責任比率が出るか提示するだけでも現実的には無理でしょ?
左翼なら、「100%政府の責任」と言い切るでしょうね。で、真実を教えてあげると逆ギレっと。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
原発と火力 (スコア:-1)
原発が稼働できなくて、火力にしたことによる大気汚染で死んだ人の数もちゃんと算出してほしいものです。
Re: (スコア:0)
流石に火力発電は環境基準があるから汚染はあまりないのでは
二酸化炭素は出しまくるだろうけど
Re:原発と火力 (スコア:3, 興味深い)
別に火力発電に限りませんが、この場合の環境基準は、火力発電所があることによる社会的メリットと火力発電による大気汚染の被害を鑑みて、明確に前者が優先できるから容認すべき、というラインであって、環境基準を守ってれば誰にも被害を与えないという類のものではありません。
たとえばフォルクスワーゲン車から多く排出されてた窒素酸化物は肺水腫などの原因になりますが、これは煙草でも同じと言われています。
(正確に書くならば、喫煙が肺水腫の原因になる機序は明らかにされていませんが、肺水腫患者の多くが喫煙しているという統計上のデータがあるため、喫煙が肺水腫に関係していることは確度の高い推測と言えます)
さて、統計上50%の確率で肺水腫を罹患する程度に煙草を吸っている人が100人居たとして、これがフォルクスワーゲンの排ガスも吸ったために70人が発症したら、そのうちの20人はフォルクスワーゲンの排気ガスが原因の症状と見なすか。これは人によって意見が分かれるのではないかと思うのです。彼らが喫煙していなければフォルクスワーゲンの排気ガスを吸っても、誰も罹患しなかった可能性すら十分にあるのですから。
もっとも。
すごく極端な例ですが、311事件後の2011年の夏、節電のため職場の気温が35度を超えていて体調を崩し、そのせいで派遣切りにあって身動きがとれなくなり自殺した友人が居ます。
さて、彼を殺したのは何なのか。彼自身の心が弱かったのか、派遣切りした会社か、高温の現場で働かせた管理者か、体調が回復せず働けないのに生活保護等を拒否した行政か、あるいは原発の事故を起こした結果として節電を強いた東京電力か、はたまた原発そのものか、或いは反原発を叫び全ての原発を止めさせた反原発団体か、もしかしたら単に地震というものそれ自体か。ちょっと自分にはわかりかねます。
結局のところ強烈な毒物が出たとか責任が明確すぎるぐらい明確んだ単一の事象で死んだとかでない限り、「誰のせいで死んだ」というのを立証するのは不可能ではないかと。
Re: (スコア:0)
責任の比率で除せば、「何%ぐらい○○に殺された」と言えるのではないですか?
「地震というものそれ自体」の部分は土地に備わった性質ですから、それを国土としてそこに築かれた国家の責任として考えればよいでしょう。
Re: (スコア:0)
じゃあ上の例(後半)で、「心が弱かったこと(可能性)」「派遣切りした会社」「高温の環境で働かせた管理者」「生活保護を拒否した地方行政」「原発事故を起こした東京電力」「節電を呼びかけた政府」の責任比率を示してください。
「これ」と数字を出すどころか、どう計算すれば責任比率が出るか提示するだけでも現実的には無理でしょ?
Re: (スコア:0)
左翼なら、「100%政府の責任」と言い切るでしょうね。
で、真実を教えてあげると逆ギレっと。