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恒星間宇宙に進出した文明/個体は、すべての恒星系/天体に通信工作施設(必要に応じて何でも作れる〈種〉)を残しながら、おおよそ拡大する球体として広がるだろう。そして平均拡大速度が光速の1%であっても、1千万年で銀河のすべての恒星系を征服する。
知られている原理に基づくテクノロジーでこの推進力に使えそうなものとしてライトセールとプッシュレーザーが挙げられる。で、これを用いた場合、用いられる兆単位のレーザー放射器が発する、恒星の光と比較可能なほどのレーザー光が銀河に満ちているのを観測できるはずで、しかし実際にはそういうものはこの銀河にも他の銀河にも観測されていないわけで、さあ、宇宙は寂しいところだなあ……
1千万年もの間、ずっと征服欲を維持できるものなのかな。そもそも、人類の考えつくような原理で恒星間を航行するって仮定もどうなんだろう。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
沈黙の宇宙 (スコア:1)
恒星間宇宙に進出した文明/個体は、すべての恒星系/天体に通信工作施設(必要に応じて何でも作れる〈種〉)を残しながら、おおよそ拡大する球体として広がるだろう。そして平均拡大速度が光速の1%であっても、1千万年で銀河のすべての恒星系を征服する。
知られている原理に基づくテクノロジーでこの推進力に使えそうなものとしてライトセールとプッシュレーザーが挙げられる。で、これを用いた場合、用いられる兆単位のレーザー放射器が発する、恒星の光と比較可能なほどのレーザー光が銀河に満ちているのを観測できるはずで、しかし実際にはそういうものはこの銀河にも他の銀河にも観測されていないわけで、さあ、宇宙は寂しいところだなあ……
Re: (スコア:0)
1千万年もの間、ずっと征服欲を維持できるものなのかな。
そもそも、人類の考えつくような原理で恒星間を航行するって仮定もどうなんだろう。
Re: (スコア:0)