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神岡鉱山の地下に重力波望遠鏡「KAGRA」完成」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2015年11月09日 9時02分 (#2914227)

    欧州宇宙機関(ESA)は宇宙空間に重力波天文台LISAを2034年に打ち上げ、
    基線長500万kmの超高精度観測を行う計画だ。

    すごくスケールのでかい話だが、宇宙空間に浮かぶ2体間の距離を精密に
    保つというのは、どれくらいの精度で可能なのだろう。
    他の天体の重力や、太陽風、輻射圧などいろいろ影響を与える要素はありそうだが。

    • by Anonymous Coward

      距離を精密に保つ必要は無いですね。
      重力波は振動なので、距離の変動波が検出できれば良い。

      検出したい重力波は数mHzだそうなので、数時間オーダーの振動です。
      光圧などでゆっくり移動するような直流成分、あるいは摂動などの超長周期成分はフィルタでカットすれば良いだけでしょう。

      • by Anonymous Coward

        太陽風にはそういう数時間周期の振動成分もあるのでは?

        • by Anonymous Coward on 2015年11月09日 15時32分 (#2914413)

          実際は3機の探査機の組み合わせになるらしいので、方向を利用すればノイズとして除去できるんじゃないかな。

          あるいは逆に、重力波望遠鏡のつもりが太陽風観測機器に転用されるかもしれないですね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            その3機というのは、重力波の来た方向を検出するためであって、冗長性を持たせるためではないんでないかな?
            もっとも、3機では平面の3角形しか構成できないので、なんでそれで3次元空間の方向を特定できるのか分からないけど。

    • by Anonymous Coward

      NASAのページ [nasa.gov]を見ると衛星は3機構成のようなので、重力波以外の原因で1台だけ定位置からずれたらすぐ分かりますね。

      ちなみに初代LIGOは米国の2箇所に同じものを設置することで、地域的なノイズ(トラックが隣を通ったとか)を排除する設計でした。今は知りませんが。KAGRAはどうなるんだろう。

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