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ISSに日本人が乗ってもALOSが震災の役に立っても一向に顧みられなかったSPoFのDRTSについに予算がついたと聞いて……?
○中須賀部会長 それでは、御質問、御討議をお願いします。○柴﨑委員 資料1と2の中でデータ中継衛星の話があったのですが、地球観測衛星系も含めて、衛星のセンサーが良くなってくると、基本的に伝送されるデータ量が増えて、データのダウンリンクがボトルネックになるのですが、このデータ中継衛星は、使っていないときには他の地球観測衛星等のデータも中継してくれるのでしょうか。○内閣衛星情報センター 具体的にどのぐらいデータ中継衛星を使用するかというのは、まだ完全にわかっていませんので、現時点ではまだそのような検討はしておりません。○柴﨑委員 例えば、米国では軍専用ということで民間の通信衛星のトランスポンダを使ったりしていると思います。そういう意味で、衛星のバスとか、衛星そのものの共用はあるのではないでしょうか。これから衛星をどんどん上げて、民間利用も含めて広げていこうとすると、データのダウンリンクの制約のような問題が出てきます。サービスの範囲をグローバル化するために、いろいろなところに地上局を置くのはあまり現実的ではありません。一方で、データは増えていくので、通信基盤に関しては、できるだけ共通利用をして、国全体としてコストパフォーマンスを上げていくことが重要ではないかと思います。○内閣衛星情報センター 問題点が2つございます。1つは、キャパシティの問題です。まず、我々のキャパシティを十分に満たした上で、本当に共有するキャパシティが残るのかは、きちんと精査しなければわかりません。 もう一つは、運用上、安全保障上機微な話がありますので、その辺の保全をどのようにクリアするのかという課題もあります。その辺が全部クリアできたら、そのような可能性もあるのかもしれませんが、それが可能かどうかをこの場でお答えするのは難しいです。○中須賀部会長 ありがとうございます。基本的に、このデータ中継衛星は光データ中継衛星との相乗りですよね。○内閣衛星情報センター 文部科学省の光データ中継衛星との相乗りであり、文部科学省のほうでは他のプロジェクトとの共同利用等を検討されているはずです。○中須賀部会長 柴﨑委員が指摘したように、データの中継やダウンリンクは、ボトルネックになります。将来的な施策として、データ中継衛星を何機か持つかも知れませんが、例えば民間の衛星にホステッドペイロード的にデータ中継機能を与えるなどの形でバラエティーを増やしていかないと、抗たん性という観点からも少し懸念があります。ぜひその辺はまた御検討いただければと思います。
宇宙政策委員会第5回宇宙民生利用部会の議事録ではこんな調子なので、現時点でもう寿命はとうに尽きてるDRTSの後継ではないんですよね。共通の技術基盤を使って別々の衛星を作るのかハードウェアとしても同じバス上で同居してるものが上がるのか判然としないけれど、とりあえずALOSやら何やらの地球観測衛星に使わせることはさらさら考えてませんでした、と。
一般にはあまり顧みられなかったというなら、光データ中継衛星の技術の今後にも要注目ですね
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
データ中継衛星2基 (スコア:2)
ISSに日本人が乗ってもALOSが震災の役に立っても一向に顧みられなかったSPoFのDRTSについに予算がついたと聞いて……?
Re:データ中継衛星2基 (スコア:1)
宇宙政策委員会第5回宇宙民生利用部会の議事録ではこんな調子なので、現時点でもう寿命はとうに尽きてるDRTSの後継ではないんですよね。
共通の技術基盤を使って別々の衛星を作るのかハードウェアとしても同じバス上で同居してるものが上がるのか判然としないけれど、
とりあえずALOSやら何やらの地球観測衛星に使わせることはさらさら考えてませんでした、と。
Re: (スコア:0)
一般にはあまり顧みられなかったというなら、光データ中継衛星の技術の今後にも要注目ですね