アカウント名:
パスワード:
ぐぐると肯定的な話が割と見つかるようだけど
http://kenko100.jp/articles/120124001722/#gsc.tab=0 [kenko100.jp]
日本語のページは全体的に情報が古いですね.英語で検索すると,否定している話が沢山みつかります
wikipedia の Menstrual synchrony のエントリによれば,1971 年に寄宿舎効果が発表されたが,その後様々な検証の結果,今では「間違いだった」という説が主流になっているとあります.https://en.wikipedia.org/wiki/Menstrual_synchrony [wikipedia.org]
このエントリでは,最初の発表から,それが否定されるまでの歴史的経緯が詳細に説明されています.元論文へのリンクも大量に貼ってありますので「ソース」が気になる人はぜひ読みましょう.
この文章って、血液型性格判断に似ている。
まず、「生理が伝染る」という前提に立って、その前提が成り立つためには、ホルモンの匂いを嗅ぐと生理周期に影響を及ぼすから、って理由をつけている。
実際に、「こういう集団で生理が同期している事実がある」という話はどこにも書かれていない。
また、排卵が遅延するということなので、月経中のホルモンをかいで、「伝染る」っていうのはおかしな話で、質問自体を説明していない文章です。次の月の時期が同じになるというなら理解も出来ますが。
リンク先には以下のように書かれていますが。
>1971年に寮生活している女子学生のアンケート結果から、共同生活が始まると月経周期が同調することが明らかになりました。>これは「寄宿舎(ドミトリー)効果」と呼ばれています。
そしてタレコミ先には、こう書かれています。
>この話は、寮などに暮らす女性たちの生理周期が重なるというマーサ・マクリントック氏による1971年の研究に端を発して流行したが、>その後に発表されたいくつかの研究によって、いまでは信用されなくなっている。
一方、"site:go.jp 月経周期 同期"でググると、肯定的な話が色々出てきますね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho1966/36/3/36_3_S38/_pdf [jst.go.jp]>正常な月経周期を示す女性が集団で生活していると、ランダムに分散していた月経開始日はある>一定の日に収束するという、月経同期が観察される。一方 、正常な月経周期を示す女性は、男性と>いっしょに過ごしても月経周期は変化しないことも報告されている。この月経同期は腋下から放出>されるフェロモンによってもたらされる可能性が、昨年SternとMaClintockによって示された。>即ち、規則的な月経周期を示す女性に、卵胞期の女性の腋下物質を嗅がせると、排卵のタイミング>は早まり月経周期は短縮するのである。
ナショジオでは都市伝説と断言される一方で、こちらで、いきなり"月経同期が観察される"と肯定されてしまいましたw
# だれか詳しい人教えて。
日本神経科学学会の「脳科学辞典」、事務局は理化学研究所脳科学総合研究センターですが、ここに「ヒトのフェロモン効果 [neuroinf.jp]」があります。
>ヒトにおいてフェロモンの存在はマクリントックにより報告された。彼女は、寮で生活している女子学生の>アンケート結果から共同生活が始まると月経周期が同調すること、いわゆる寄宿舎効果を明らかにし、>さらに、女性の腋からの分泌物を別の女性にかがせると月経周期に影響を及ぼすことを明らかにした[10]。
>10. K Stern, M K McClintock>Regulation of ovulation by human pheromones.>Nature: 1998, 392(6672);177-9 [PubMed [nih.gov]] [WorldCat.org [worldcat.org]] [DOI [doi.org]]
物質そのものは解明されていないようです。
逆にナショジオのライターが都市伝説だと思い込んだ理由を知りたいですね。
こちら [srad.jp]で紹介されているMenstrual_synchrony [wikipedia.org]では否定されてるんですね…。月経周期が少し違う二人の人を長期間比べると、互いに周期が少しずつズレてくるためにたまたま重なる時期が生じるから、でいいのかな?
誕生日のパラドックスみたいな話じゃないのかな?女性を多く集めれば、そりゃぁ、同じ日に生理の人がいてもおかしくないだろうよっていう。
リンク先で紹介されている「ゼンウェイ・ヤンとジェフリー・C・シャンクの両氏の論文」について言っています。
「女性の腋からの分泌物を別の女性にかがせると月経周期に影響を及ぼすことを明らかにした」という記述が東京都神経科学総合研究所のサイトにあったらしいのですが東京都神経科学総合研究所は東京都医学総合研究所に統合されており、もとの記述を確認できないんです
wayback machine [archive.org]の方に残ってますが、基本的には上で話題になっているMacClintockの研究を紹介したものですね。
都市伝説って、まさにそういうものでしょ。
ググると沢山見つかる。でも科学的根拠はない。
ソース記事を読みなさいよ。
はっきり書いてあるように見えるが。「ヒトは無意識に異性を「嗅ぎ分ける」」は確かに別の内容が書いてあるけど、ただの参照記事だからじゃね?
人間でも、一緒に暮らしている女性の生理が同調するという根強い都市伝説がある。この話は、寮などに暮らす女性たちの生理周期が重なるというマーサ・マクリントック氏による1971年の研究に端を発して流行したが、その後に発表されたいくつかの研究によって、いまでは信用されなくなっている。(参考記事:「ヒトは無意識に異性を「嗅ぎ分ける」」)
2006年にゼンウェイ・ヤンとジェフリー・C・シャンクの両氏は、マクリントック氏らの研究結果も含めて統計的な検証を行い、一緒に住んでいる女性2人の生理周期が重なる確率は、他のどの女性と重なる確率とも変わらないことを明らかにした。
一般向けの科学記事に何を要求してるんだ。
ほ乳類で言えば、だいたいの動物は「子育てしやすい時期」に発情期を向かえることが多い(というか、子育てが困難なタイミングで妊娠・出産した場合は淘汰されやすいから必然的にそうなる)
でも人間は1年を通して「子育てが困難な時期」の影響をあまり受けないレベルに進化したから、生理の期間を季節その他の条件にあわせる必要がなくなったというか犬猫等で言うところの発情期にあたる生理が短いサイクルで発生したところで、理性によってコントロールできるので問題ない状態になっている
という理由を考えれば、そこからわざわざ「生理(≒発情期)のタイミングをあわせる」方向に進化するメリットってないと思うなぁそもそも30日かそこらの周期よりも、子育てにかかる期間(数年)のほうが圧倒的に長いし、群れとして考えたらむしろ同時に子育てやることに必ずしもメリットばかりではないのが現在の人間の生活様式だし
それなりにコントロールできてますけども。理性でコントロールできないと最悪レイプ事件が今より遥かに多くなるし多少マシなケースなら青姦が増える。発情の影響が最も小さい場合でもトイレでマス掻いたり給湯室で致す人が今より多くなる。
学術的な話についてググってもデタラメな知識しか得られないよ。ニセ科学の詐欺に引っかからないよう気をつけてくださいね。
自分が高校生だった1970年頃、水泳部の顧問兼コーチの体育教師(♂)が、保健の授業(男子のみ)のときの雑談で「(部員が)合宿してるとなぜか生理の時期が同じになってくるんだよな〜」「で、何でか知らんけど、生理の時の方が成績いいんだよ〜????」と唸ってました
たまたまだったのかもしれませんな
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
研究によって否定されている (スコア:0)
ぐぐると肯定的な話が割と見つかるようだけど
http://kenko100.jp/articles/120124001722/#gsc.tab=0 [kenko100.jp]
Re:研究によって否定されている (スコア:3, 参考になる)
日本語のページは全体的に情報が古いですね.
英語で検索すると,否定している話が沢山みつかります
wikipedia の Menstrual synchrony のエントリによれば,1971 年に寄宿舎効果が発表されたが,
その後様々な検証の結果,今では「間違いだった」という説が主流になっているとあります.
https://en.wikipedia.org/wiki/Menstrual_synchrony [wikipedia.org]
このエントリでは,最初の発表から,それが否定されるまでの歴史的経緯が詳細に説明されています.
元論文へのリンクも大量に貼ってありますので「ソース」が気になる人はぜひ読みましょう.
Re:研究によって否定されている (スコア:2)
この文章って、血液型性格判断に似ている。
まず、「生理が伝染る」という前提に立って、その前提が成り立つためには、ホルモンの匂いを嗅ぐと生理周期に影響を及ぼすから、って理由をつけている。
実際に、「こういう集団で生理が同期している事実がある」という話はどこにも書かれていない。
また、排卵が遅延するということなので、月経中のホルモンをかいで、「伝染る」っていうのはおかしな話で、質問自体を説明していない文章です。次の月の時期が同じになるというなら理解も出来ますが。
Re:研究によって否定されている (スコア:1)
リンク先には以下のように書かれていますが。
>1971年に寮生活している女子学生のアンケート結果から、共同生活が始まると月経周期が同調することが明らかになりました。
>これは「寄宿舎(ドミトリー)効果」と呼ばれています。
そしてタレコミ先には、こう書かれています。
>この話は、寮などに暮らす女性たちの生理周期が重なるというマーサ・マクリントック氏による1971年の研究に端を発して流行したが、
>その後に発表されたいくつかの研究によって、いまでは信用されなくなっている。
Re:研究によって否定されている (スコア:1)
一方、"site:go.jp 月経周期 同期"でググると、肯定的な話が色々出てきますね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho1966/36/3/36_3_S38/_pdf [jst.go.jp]
>正常な月経周期を示す女性が集団で生活していると、ランダムに分散していた月経開始日はある
>一定の日に収束するという、月経同期が観察される。一方 、正常な月経周期を示す女性は、男性と
>いっしょに過ごしても月経周期は変化しないことも報告されている。この月経同期は腋下から放出
>されるフェロモンによってもたらされる可能性が、昨年SternとMaClintockによって示された。
>即ち、規則的な月経周期を示す女性に、卵胞期の女性の腋下物質を嗅がせると、排卵のタイミング
>は早まり月経周期は短縮するのである。
ナショジオでは都市伝説と断言される一方で、
こちらで、いきなり"月経同期が観察される"と肯定されてしまいましたw
# だれか詳しい人教えて。
Re:研究によって否定されている (スコア:1)
日本神経科学学会の「脳科学辞典」、事務局は理化学研究所脳科学総合研究センターですが、
ここに「ヒトのフェロモン効果 [neuroinf.jp]」があります。
>ヒトにおいてフェロモンの存在はマクリントックにより報告された。彼女は、寮で生活している女子学生の
>アンケート結果から共同生活が始まると月経周期が同調すること、いわゆる寄宿舎効果を明らかにし、
>さらに、女性の腋からの分泌物を別の女性にかがせると月経周期に影響を及ぼすことを明らかにした[10]。
>10. K Stern, M K McClintock
>Regulation of ovulation by human pheromones.
>Nature: 1998, 392(6672);177-9 [PubMed [nih.gov]] [WorldCat.org [worldcat.org]] [DOI [doi.org]]
物質そのものは解明されていないようです。
逆にナショジオのライターが都市伝説だと思い込んだ理由を知りたいですね。
Re: (スコア:0)
こちら [srad.jp]で紹介されているMenstrual_synchrony [wikipedia.org]では否定されてるんですね…。
月経周期が少し違う二人の人を長期間比べると、互いに周期が少しずつズレてくるためにたまたま重なる時期が生じるから、でいいのかな?
Re:研究によって否定されている (スコア:1)
誕生日のパラドックスみたいな話じゃないのかな?
女性を多く集めれば、そりゃぁ、同じ日に生理の人がいてもおかしくないだろうよっていう。
Re: (スコア:0)
リンク先で紹介されている「ゼンウェイ・ヤンとジェフリー・C・シャンクの両氏の論文」について言っています。
Re: (スコア:0)
「女性の腋からの分泌物を別の女性にかがせると月経周期に影響を及ぼすことを明らかにした」という記述が
東京都神経科学総合研究所のサイトにあったらしいのですが
東京都神経科学総合研究所は東京都医学総合研究所に統合されており、もとの記述を確認できないんです
Re: (スコア:0)
wayback machine [archive.org]の方に残ってますが、基本的には上で話題になっているMacClintockの研究を紹介したものですね。
Re:研究によって否定されている (スコア:1)
都市伝説って、まさにそういうものでしょ。
ググると沢山見つかる。でも科学的根拠はない。
Re: (スコア:0)
ソース記事を読みなさいよ。
Re: (スコア:0)
参考記事とされる「ヒトは無意識に異性を「嗅ぎ分ける」には何も書いてない。
こっちの方が都市伝説臭い。
Re:研究によって否定されている (スコア:1)
はっきり書いてあるように見えるが。
「ヒトは無意識に異性を「嗅ぎ分ける」」は確かに別の内容が書いてあるけど、ただの参照記事だからじゃね?
人間でも、一緒に暮らしている女性の生理が同調するという根強い都市伝説がある。この話は、寮などに暮らす女性たちの生理周期が重なるというマーサ・マクリントック氏による1971年の研究に端を発して流行したが、その後に発表されたいくつかの研究によって、いまでは信用されなくなっている。(参考記事:「ヒトは無意識に異性を「嗅ぎ分ける」」)
2006年にゼンウェイ・ヤンとジェフリー・C・シャンクの両氏は、マクリントック氏らの研究結果も含めて統計的な検証を行い、一緒に住んでいる女性2人の生理周期が重なる確率は、他のどの女性と重なる確率とも変わらないことを明らかにした。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
一般向けの科学記事に何を要求してるんだ。
Re: (スコア:0)
ほ乳類で言えば、だいたいの動物は「子育てしやすい時期」に発情期を向かえることが多い
(というか、子育てが困難なタイミングで妊娠・出産した場合は淘汰されやすいから必然的にそうなる)
でも人間は1年を通して「子育てが困難な時期」の影響をあまり受けないレベルに進化したから、生理の期間を季節その他の条件にあわせる必要がなくなった
というか犬猫等で言うところの発情期にあたる生理が短いサイクルで発生したところで、理性によってコントロールできるので問題ない状態になっている
という理由を考えれば、そこからわざわざ「生理(≒発情期)のタイミングをあわせる」方向に進化するメリットってないと思うなぁ
そもそも30日かそこらの周期よりも、子育てにかかる期間(数年)のほうが圧倒的に長いし、群れとして考えたらむしろ同時に子育てやることに必ずしもメリットばかりではないのが現在の人間の生活様式だし
Re: (スコア:0)
えっ?
Re: (スコア:0)
それなりにコントロールできてますけども。理性でコントロールできないと最悪レイプ事件が今より遥かに多くなるし多少マシなケースなら青姦が増える。発情の影響が最も小さい場合でもトイレでマス掻いたり給湯室で致す人が今より多くなる。
Re: (スコア:0)
学術的な話についてググってもデタラメな知識しか得られないよ。ニセ科学の詐欺に引っかからないよう気をつけてくださいね。
Re: (スコア:0)
自分が高校生だった1970年頃、水泳部の顧問兼コーチの体育教師(♂)が、保健の授業(男子のみ)のときの雑談で
「(部員が)合宿してるとなぜか生理の時期が同じになってくるんだよな〜」
「で、何でか知らんけど、生理の時の方が成績いいんだよ〜????」
と唸ってました
たまたまだったのかもしれませんな