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コスト削減のためでしょうかね。燃焼試験は数秒だし、数日後? には打ち上げるのだから多少のリスクはかまわない、というつもりっだたのかな。
どうやら営業が注文山ほど取って来ちゃって、でも製造も打ち上げもこなせてないというデスマっぽい状態だったみたいですよ。試験端折って本番環境に入れてしくじって大騒ぎ、ってけっこうあるよねw
うらやましい。JAXAとどこで差がついたのか。慢心、環境の違い。
なんらかの新機能をテストしているのではなくて「打ち上げ前試験」ってのは打ち上げシーケンスの中のひとつなんじゃないかな…さすがに本番と同じ環境にして、
ひとつこの新要素をトライしてみよう(゚∀゚)!
ってやるには失敗したときのリスクがとんでもなく高すぎるし成功前提なら打ち上げるときにやるってもんじゃないかな…
こういう人たちはどんな失敗でも後出し理想論で叩きますから仕方ないですよ。
現場の言う事を無視してやった結果だろ。このやり方で上手く行くと思うっている奴こそ理想論だろ。
現場の誰が何を言ったって?ソースは?
そりゃ打ち上げ前のどこかで、本物載せて本番環境で試験を開始しますよね。
まあ一寸この気の狂った [wikipedia.org]予定表を御覧なさいよ。なんたって今年中にあと10発飛ぶはずだったんですよ。
マイナビニュースの記事 [mynavi.jp]によると、2014年ごろから衛星を載せた状態で行われるようになったみたいですね。コスト削減のためにテスト時に実機載せる運用が今回は仇になったということですかね。
発射シーケンス中のテストかと思いきやいやまさかとは思ってたけど燃焼テストをコストダウンのためペイロードに顧客の荷物載せたまま行ってたのか(呆れ顔
でも燃料充填中に発火したというのは…ロケットそのものもそうだけど打ち上げ施設も怪しいけど、こんなのありえねー(1959年以来)から実際に人工衛星載せた状態でテストしちゃえって判断、確かに筋としては悪くも無いんだけどそれって再利用前提としたロケットシステムじゃないからなあ…
良くも悪くも引くべくして引いたハズレだったのか、それともあと60年ぐらいに1回起きるか起きないか「運が悪かった」のかそれは見極めて欲しいですね。
エンジンの単体燃焼試験、9基統合してクラスタでの試験、第一段統合後の試験は別途やってます。
打ち上げ前にシミュレーションをやるのはごく普通で、その際に燃料注入までするのも普通ですが、普通は自動点火手順に入る前くらいで止めますよね。SpaceXはそこが特殊で、点火して数秒間燃焼させるところまで進めるんです。今回はT-8分前後での事故なので関係ないですが。
同様の事故だと、アポロ1号がこの種のリハーサル中に起きた火災で失われていますね。
>点火して数秒間燃焼させるところまで進めるんです。今回はT-8分前後での事故なので関係ないですが。
「T-8分」時点では点火前って意味なんだろうけど、もし「点火して数秒間燃焼させる」所まで行ってた場合なら、保険はちゃんと下りたんだろうか。
それとも「試験段階でのエンジン点火は除外する」という項目があるのだろうか。
予行演習で点火、中止するところまではSpaceXの慣例です。保険は当日のT+0秒からでしょう。
保険をかける側として考えてみると、「取りあえずやってみてダメだった」じゃ困る。少なくとも「大丈夫と判断してやったけど、事故が起きた」じゃないと保険が成立しないというか、保険金詐欺がやり放題になってしまう。「ダメっぽいけど保険で何とかなるから万が一にかけて打ち上げてみた」じゃ目も当てられないし。
そう考えると、「大丈夫」と判断するに足る十分なテストは行ってもらわなきゃ困る。だから発車前の最終確認までは保険はロケット本体や貨物には適用できないんじゃないだろうか。少なくともローンチ前は中止の判断も下せるのだから、そこはちゃんと判断してリスク回避してもらわないと。発射延期による被害の補償なら保険対象になり得ると思うけど。
それなりに実績を積んで、リスクコントロール的にもう大丈夫と思ったんだろうね。「運が悪かった」かどうかは回数をこなして統計的に見ないと何とも。そりゃ爆発に至った原因はあるだろうけど、そう言う細かいミスが起こることも含めてリスク計算はしてるハズ。してないならそっちがリスク設計上の問題。
再利用に関しては、打ち上げができたって言う実績ができるわけだから、毎回初期不良リスクを抱える使い捨てより安全と考えることもできる。十分こなれてきたら再利用の方が安全と考えるべきじゃないかな。
ここ60年近くこの手の事故が発生していないのに起きたというのは再利用を前提とした設計が理由なのか、それとも単純に失敗(引くべきして引いた)なのかそこはハッキリさせないとねって話で、結局これって運だったよ回数重ねないとまだまだ判らないよってのが一番マズイ。ぶっちゃけ設計に原因があったと判明した方がほんと(それがすべての原因ではないとしても)まだマシなんだよね
いやいや、車でも普通に新モデルの車を走らせるのに、人間のテストドライバーが運転するでしょ。打ち上げ前試験は衝突実験ほどのテストじゃない。
複数のエンジンを搭載している場合、すべてのエンジンの点火を確認できるまではロケット本体を発射台に固定、確認後にロック解除・打ち上げという発射型式を取ることもあるので、そのためのテストでは?全エンジン点火の確認が取れない場合は打ち上げ中止(燃料供給停止)となります当然ながら、このやり方が出来るのは液体ロケットエンジンに限られます
H2AやH3ロケットでも射点への移動中や地震(!?)による転倒を防ぐための固定機構は使ってたはず
但しコールドローンチで打ち上げられる、主として潜水艦搭載弾道弾や航空機搭載ロケットは、投射・射出してから点火します。海面近くに浮上してコールドローンチで打ち上げられる潜水艦搭載弾道弾が点火せず、落下し潜水艦に激突するなんて事故も、聞いた事があります。
テストというよりリハーサルに近いものでしょ。ロケット組み立てて発射台に乗せて、最終テストした後は、燃料入れて出発。最終テストした後、衛星の積み込み直しなどすれば、それでもう最終テストの環境とは違ってしまうわけで。
人間ならそうもいかないけど、衛星は替えがきくものだし。損害を言うなら発射失敗で衛星以外の損害だって馬鹿にならない。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
衛星ともに失われるとは (スコア:0)
こういう人たちは車の衝突実験に本物の人間使いそう。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:2, おもしろおかしい)
コスト削減のためでしょうかね。
燃焼試験は数秒だし、数日後? には打ち上げるのだから多少のリスクはかまわない、というつもりっだたのかな。
どうやら営業が注文山ほど取って来ちゃって、でも製造も打ち上げもこなせてないというデスマっぽい状態だったみたいですよ。
試験端折って本番環境に入れてしくじって大騒ぎ、ってけっこうあるよねw
Re: (スコア:0)
うらやましい。JAXAとどこで差がついたのか。慢心、環境の違い。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:1)
なんらかの新機能をテストしているのではなくて
「打ち上げ前試験」ってのは打ち上げシーケンスの中のひとつなんじゃないかな…
さすがに本番と同じ環境にして、
ひとつこの新要素をトライしてみよう(゚∀゚)!
ってやるには失敗したときのリスクがとんでもなく高すぎるし
成功前提なら打ち上げるときにやるってもんじゃないかな…
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:1, すばらしい洞察)
こういう人たちはどんな失敗でも後出し理想論で叩きますから仕方ないですよ。
Re: (スコア:0)
現場の言う事を無視してやった結果だろ。
このやり方で上手く行くと思うっている奴こそ理想論だろ。
Re: (スコア:0)
現場の誰が何を言ったって?ソースは?
Re: (スコア:0)
そりゃ打ち上げ前のどこかで、本物載せて
本番環境で試験を開始しますよね。
Re: (スコア:0)
ペイロードが同一仕様の便が毎日ガンガン飛んでて、簡単に振り替えられるぐらいにならないとねぇ
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:2)
まあ一寸この気の狂った [wikipedia.org]予定表を御覧なさいよ。なんたって今年中にあと10発飛ぶはずだったんですよ。
Re: (スコア:0)
マイナビニュースの記事 [mynavi.jp]によると、2014年ごろから衛星を載せた状態で行われるようになったみたいですね。
コスト削減のためにテスト時に実機載せる運用が今回は仇になったということですかね。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:2)
発射シーケンス中のテストかと思いきや
いやまさかとは思ってたけど燃焼テストをコストダウンのため
ペイロードに顧客の荷物載せたまま行ってたのか(呆れ顔
でも燃料充填中に発火したというのは…ロケットそのものもそうだけど
打ち上げ施設も怪しいけど、こんなのありえねー(1959年以来)から
実際に人工衛星載せた状態でテストしちゃえって判断、確かに筋としては
悪くも無いんだけどそれって再利用前提としたロケットシステムじゃないからなあ…
良くも悪くも引くべくして引いたハズレだったのか、それとも
あと60年ぐらいに1回起きるか起きないか「運が悪かった」のか
それは見極めて欲しいですね。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:2)
エンジンの単体燃焼試験、9基統合してクラスタでの試験、第一段統合後の試験は別途やってます。
打ち上げ前にシミュレーションをやるのはごく普通で、その際に燃料注入までするのも普通ですが、普通は自動点火手順に入る前くらいで
止めますよね。SpaceXはそこが特殊で、点火して数秒間燃焼させるところまで進めるんです。今回はT-8分前後での事故なので関係ないですが。
同様の事故だと、アポロ1号がこの種のリハーサル中に起きた火災で失われていますね。
Re: (スコア:0)
>点火して数秒間燃焼させるところまで進めるんです。今回はT-8分前後での事故なので関係ないですが。
「T-8分」時点では点火前って意味なんだろうけど、もし「点火して数秒間燃焼させる」所まで
行ってた場合なら、保険はちゃんと下りたんだろうか。
それとも「試験段階でのエンジン点火は除外する」という項目があるのだろうか。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:2)
予行演習で点火、中止するところまではSpaceXの慣例です。保険は当日のT+0秒からでしょう。
Re: (スコア:0)
保険をかける側として考えてみると、「取りあえずやってみてダメだった」じゃ困る。
少なくとも「大丈夫と判断してやったけど、事故が起きた」じゃないと保険が成立しないというか、
保険金詐欺がやり放題になってしまう。
「ダメっぽいけど保険で何とかなるから万が一にかけて打ち上げてみた」じゃ目も当てられないし。
そう考えると、「大丈夫」と判断するに足る十分なテストは行ってもらわなきゃ困る。
だから発車前の最終確認までは保険はロケット本体や貨物には適用できないんじゃないだろうか。
少なくともローンチ前は中止の判断も下せるのだから、そこはちゃんと判断してリスク回避してもらわないと。
発射延期による被害の補償なら保険対象になり得ると思うけど。
Re: (スコア:0)
それなりに実績を積んで、リスクコントロール的にもう大丈夫と思ったんだろうね。
「運が悪かった」かどうかは回数をこなして統計的に見ないと何とも。
そりゃ爆発に至った原因はあるだろうけど、そう言う細かいミスが起こることも含めてリスク計算はしてるハズ。
してないならそっちがリスク設計上の問題。
再利用に関しては、打ち上げができたって言う実績ができるわけだから、毎回初期不良リスクを抱える使い捨て
より安全と考えることもできる。十分こなれてきたら再利用の方が安全と考えるべきじゃないかな。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:1)
ここ60年近くこの手の事故が発生していないのに起きたというのは
再利用を前提とした設計が理由なのか、それとも単純に失敗(引くべきして引いた)なのか
そこはハッキリさせないとねって話で、結局これって運だったよ回数重ねないと
まだまだ判らないよってのが一番マズイ。ぶっちゃけ設計に原因があったと判明した方が
ほんと(それがすべての原因ではないとしても)まだマシなんだよね
Re: (スコア:0)
いやいや、車でも普通に新モデルの車を走らせるのに、人間のテストドライバーが運転するでしょ。
打ち上げ前試験は衝突実験ほどのテストじゃない。
Re: (スコア:0)
複数のエンジンを搭載している場合、すべてのエンジンの点火を確認できるまではロケット本体を発射台に固定、確認後にロック解除・打ち上げという発射型式を取ることもあるので、そのためのテストでは?
全エンジン点火の確認が取れない場合は打ち上げ中止(燃料供給停止)となります
当然ながら、このやり方が出来るのは液体ロケットエンジンに限られます
H2AやH3ロケットでも射点への移動中や地震(!?)による転倒を防ぐための固定機構は使ってたはず
Re: (スコア:0)
但しコールドローンチで打ち上げられる、主として潜水艦搭載弾道弾や航空機搭載ロケットは、投射・射出してから点火します。
海面近くに浮上してコールドローンチで打ち上げられる潜水艦搭載弾道弾が点火せず、落下し潜水艦に激突するなんて事故も、聞いた事があります。
Re: (スコア:0)
テストというよりリハーサルに近いものでしょ。
ロケット組み立てて発射台に乗せて、最終テストした後は、燃料入れて出発。
最終テストした後、衛星の積み込み直しなどすれば、それでもう最終テストの環境とは違ってしまうわけで。
人間ならそうもいかないけど、衛星は替えがきくものだし。
損害を言うなら発射失敗で衛星以外の損害だって馬鹿にならない。