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論文読んでないけど。以前から、「地震予兆として電離圏が何らかの影響を受けているのでは」、という技術者の経験則みたいな報告があがってた。しかし、電離圏が地震の前兆からどのような影響を受けているのかは判っているのかな。まぁ、串DA法とか、GYAKUラジオ法とか短波観測とか、追っかけている人もいるけど。
# 理由の後付なんて色々できるわけだし。。。
地震雲の形や角度 カラスの鳴き声 蛇の死骸 頭痛 不眠 PCの暴走・・・なんかよりは説得力がありそうで期待してます
こんな感じの話なのかな?
今までは、地震が起こってから専用の観測装置を向けて、やっぱり異常が起こっていた、というのは観察されていた。が、専用の観測装置は高いので、もしかしたら地震検知が出来るかも、というぐらいの曖昧な憶測を実証するために、日本全土を四六時中ずっと観測し続けるのは無理だった。
今回の開発されたのは、専用の観測装置を使わなくても、今現在、色んな用途で運用されている観測機器からのデータを纏めて解析すると、その異常を間接的に検出することが出来るという手法。これで、安くで全国規模24時間体制の監視が出来るので、本当にこの異常が地震の予知に使えるかどうか、こうご期待。
しかし、電離圏が地震の前兆からどのような影響を受けているのかは判っているのかな。
だからこそちゃんとした学問的な検証と解明が必要で、これがその始まりになればいい。ちょっとでも予知の可能性があるかもしれない方法はしっかり検証して白黒付けるべきだ。
・・・でも、この論文の研究者も地震学者じゃないんだよなぁ。国民の命よりも学会の権威が大事な地震学者達はまた無視を続けそう。
2011年東北地方太平洋沖地震(Mw 9.0)に先行する電離圏異常の時空間分布 [ncu.edu.tw]によると、
地震に先行する電離圏電子数異常の発生機構として①大気重力波等の機械的な作用によるもの,②大気電場等の電気的な作用によるもの,③ ULF波等による波動粒子相互作用によるものなどが提案されている。(略)今後地震活動に起因する電場発生について,地震に先行する地殻応力変化による放射性気体であるラドンガスの大気放出による可能性や地表への正孔出現などの機構が提案されている。この電場シナリオの信頼性を高め,発生機構を解明するためには本論文で示したようなトモグラフィーによる3次元構造の詳細な解析を進めるとともに,シミュレーションによる検討や大気電場観測やラドン観測など様々な観測手法を用いた総合的な観測や解析を行う必要がある。
まだ大地震の前兆として電離層異常がありそうだという経験則の段階であって、仮設すらない状態。
>国民の命よりも学会の権威が大事な地震学者達はまた無視を続けそう。
地震予知に否定的なロバート・ゲラー先生も先日南海トラフ巨大地震の予測に向けた観測と研究 [u-tokyo.ac.jp](地震予測シンポジウム)について
https://twitter.com/rjgeller/status/781685591247351808 [twitter.com]
いまさら、電磁気現象で予知できる残党派はいる。 起きてから彼らは「あれは前兆だった」と叫ぶが、前もって予知の成功例は皆無。 御用地震学者すら電磁気現象派を相手にしない(笑)。 #地震予測シンポ
とつぶやかれていましたが、結局のところ電磁気現象で予知できるとする人たちも自説に都合のよいところだけ切り取って「うまくいきそう」と宣伝しているだけなので、実績のない段階で何か期待するべき段階ではないと思います(詳しくは「2011年東北地方太平洋沖地震(Mw 9.0)に先行する電離圏異常の時空間分布」を読むと分かります)。
>経験則の段階であって、仮設すらない状態
謎の地震雲とか獣の異常行動などとおなじくくりというのが現状なんですか。宏観異常現象 [wikipedia.org]という語があったなあとWikipediaを指定しないで検索したら頭痛するような民間の名状しがたい掲示板が多数あってびっくり。
だからそれが使えるか使えないかどうかをキッチリ検証すべきだと言ってるの。結核で経験則を退けた森鴎外みたいなことにならないようにさ。
でも本当に価値がありそうなら誰かがすでに始めているはず。地震予知はビジネスになるからね。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
物理モデルは (スコア:0)
論文読んでないけど。以前から、「地震予兆として電離圏が何らかの影響を受けているのでは」、という技術者の経験則みたいな報告があがってた。
しかし、電離圏が地震の前兆からどのような影響を受けているのかは判っているのかな。
まぁ、串DA法とか、GYAKUラジオ法とか短波観測とか、追っかけている人もいるけど。
# 理由の後付なんて色々できるわけだし。。。
Re: (スコア:0)
地震雲の形や角度 カラスの鳴き声 蛇の死骸 頭痛 不眠 PCの暴走・・・
なんかよりは説得力がありそうで期待してます
Re: (スコア:0)
こんな感じの話なのかな?
今までは、地震が起こってから専用の観測装置を向けて、やっぱり異常が起こっていた、というのは観察されていた。
が、専用の観測装置は高いので、もしかしたら地震検知が出来るかも、というぐらいの曖昧な憶測を実証するために、
日本全土を四六時中ずっと観測し続けるのは無理だった。
今回の開発されたのは、専用の観測装置を使わなくても、今現在、色んな用途で運用されている観測機器からのデータを纏めて解析すると、
その異常を間接的に検出することが出来るという手法。
これで、安くで全国規模24時間体制の監視が出来るので、本当にこの異常が地震の予知に使えるかどうか、こうご期待。
Re: (スコア:0)
しかし、電離圏が地震の前兆からどのような影響を受けているのかは判っているのかな。
だからこそちゃんとした学問的な検証と解明が必要で、これがその始まりになればいい。
ちょっとでも予知の可能性があるかもしれない方法はしっかり検証して白黒付けるべきだ。
・・・でも、この論文の研究者も地震学者じゃないんだよなぁ。
国民の命よりも学会の権威が大事な地震学者達はまた無視を続けそう。
電離圏の異常と地震の前兆の関係はいまだ不明。 (スコア:2)
2011年東北地方太平洋沖地震(Mw 9.0)に先行する電離圏異常の時空間分布 [ncu.edu.tw]によると、
まだ大地震の前兆として電離層異常がありそうだという経験則の段階であって、仮設すらない状態。
>国民の命よりも学会の権威が大事な地震学者達はまた無視を続けそう。
地震予知に否定的なロバート・ゲラー先生も先日南海トラフ巨大地震の予測に向けた観測と研究 [u-tokyo.ac.jp](地震予測シンポジウム)について
https://twitter.com/rjgeller/status/781685591247351808 [twitter.com]
とつぶやかれていましたが、結局のところ電磁気現象で予知できるとする人たちも自説に都合のよいところだけ切り取って「うまくいきそう」と宣伝しているだけなので、実績のない段階で何か期待するべき段階ではないと思います(詳しくは「2011年東北地方太平洋沖地震(Mw 9.0)に先行する電離圏異常の時空間分布」を読むと分かります)。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:電離圏の異常と地震の前兆の関係はいまだ不明。 (スコア:1)
>経験則の段階であって、仮設すらない状態
謎の地震雲とか獣の異常行動などとおなじくくりというのが現状なんですか。
宏観異常現象 [wikipedia.org]という語があったなあとWikipediaを指定しないで検索したら頭痛するような民間の名状しがたい掲示板が多数あってびっくり。
Re: (スコア:0)
まだ大地震の前兆として電離層異常がありそうだという経験則の段階であって、仮設すらない状態。
だからそれが使えるか使えないかどうかをキッチリ検証すべきだと言ってるの。
結核で経験則を退けた森鴎外みたいなことにならないようにさ。
スラドで「検証すべき」と言っても何も始まらんよw (スコア:1)
でも本当に価値がありそうなら誰かがすでに始めているはず。
地震予知はビジネスになるからね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
学者って国民の命のために研究しているんだっけ?
学者って"学会の権威"のために研究しているんだっけ?
そうではなくて、学者は自分の興味を満たしたり、自分の生活のために研究しているんじゃないかなぁ
だから無視する理由は別のものだと思うんだけど。
あと"学会の権威"って表現が謎。
"その学者の学会内での地位のため"ならばある程度理解できる。
でもこの表現だと、一構成員にすぎない学者が、社会や国民に対する学会という組織の権威を気にしている、と表現しているようにしか読めない。そんな事気にして行動するかなぁ?
学者が自分の属する学会の社会的地位向上のために、皆が皆自分の行動をねじ曲げているのは当然の事実、という考えを持っていらっしゃるのかな?
これ、学者を会社員、学会を会社、と言い換えてみたら、親コメント主はどう感じるんだろう。