アカウント名:
パスワード:
水を使うために太陽電池で得られた電力を使っているので水が燃料かは疑問。
水素と酸素を使った燃料電池というのを頑張って言い換えれば水を燃料として使用となる
すみません。頭が悪いので教えてください。打ち上げ後に、(a)通常の燃料を使ったエンジンで月軌道に入るのと、(b)水を燃料(燃料の原料)にして月軌道に入るのと、打ち上げに必要な燃料も含めるとどっちが効率的なんでしょうか?
将来は、火星とか彗星で水を補給できると想定した長時間・長距離飛行を実現するための実験なのだろうか? その時は水分解エネルギーはどうやって補給するのだろうか? 経路の途中にある恒星の周りを周回してエネルギー充填するのかな?
私もよくわからんなぁ。化学燃焼エンジンのプロペラントはエネルギーと反作用を得るための質量を兼ねてる。このエンジンはエネルギーは自家発電、プロペラントは燃やすけどエネルギー収支上は消費しないという理解をしたんだけど。
その理解でわかっていると思いますよ.
どのあたりがひっかかっているのかはわかりませんが,エネルギーは太陽から得ると書いてあるので太陽光発電でしょう.投げる質量は水の形で持っていくわけです.最終的に得られる運動エネルギーの出所は全て太陽で,水からはエネルギーを得ません.(温度が上がるのでむしろ水はエネルギーを奪っていくことになるでしょう.)つまり質量だけを地上から持って行って,エネルギーは太陽光からということで,そこだけ見ると発想ははやぶさのイオンエンジンと同じです.ここまで質量とエネルギーの出所がわかりました.次はこれらを速度に変換しないといけません.
ロケットは質量を後ろに投げて加速しているわけですが,投げる速度以上の速さには加速することができません.したがって,比推力を大きくするにはなるべく早く投げる仕組みを考える必要があります.その仕組みを,電離させて電圧なり磁場なりでぶん投げることに求めたのがイオン推進,燃やして高圧のガスを作ってノズルで絞って投げるのが化学推進,というように考えればよいでしょう.今回は燃やしているので化学推進ですね.これでロケットは動きました.よし,わかった.
記事に詳細がかかれていないので想像ですが,電気分解したガスを爆鳴気の状態のままため込んで一気に燃やすのでしょう.イオン推進と較べると,電荷の辻褄合わせみたいなことを考えなくてよいのでそのあたりも都合が良さそうです.また,これも想像ですが,イオン推進は短いエンジンに高電圧かけて加速するか,電圧は低くてよいかわりに長いエンジンが必要,とかいうトレードオフがありそうです.それぞれ重くなる,でかくなるという困難がありそうです.これに対して今回の方式では,とにかく点火すればよいわけで,構造が簡単=軽い, 失敗しにくい and 安上がりということで,なかなか具合がよろしいように思われますな.
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
水を燃料? (スコア:1)
水を使うために太陽電池で得られた電力を使っているので水が燃料かは疑問。
Re: (スコア:2)
水素と酸素を使った燃料電池というのを頑張って言い換えれば水を燃料として使用となる
Re: (スコア:1)
すみません。頭が悪いので教えてください。
打ち上げ後に、(a)通常の燃料を使ったエンジンで月軌道に入るのと、(b)水を燃料(燃料の原料)にして月軌道に入るのと、打ち上げに必要な燃料も含めるとどっちが効率的なんでしょうか?
将来は、火星とか彗星で水を補給できると想定した長時間・長距離飛行を実現するための実験なのだろうか? その時は水分解エネルギーはどうやって補給するのだろうか? 経路の途中にある恒星の周りを周回してエネルギー充填するのかな?
Re: (スコア:0)
私もよくわからんなぁ。
化学燃焼エンジンのプロペラントはエネルギーと反作用を得るための質量を兼ねてる。
このエンジンはエネルギーは自家発電、プロペラントは燃やすけどエネルギー収支上は消費しないという理解をしたんだけど。
Re:水を燃料? (スコア:0)
その理解でわかっていると思いますよ.
どのあたりがひっかかっているのかはわかりませんが,
エネルギーは太陽から得ると書いてあるので太陽光発電でしょう.
投げる質量は水の形で持っていくわけです.
最終的に得られる運動エネルギーの出所は全て太陽で,
水からはエネルギーを得ません.
(温度が上がるのでむしろ水はエネルギーを奪っていくことになるでしょう.)
つまり質量だけを地上から持って行って,エネルギーは太陽光からということで,
そこだけ見ると発想ははやぶさのイオンエンジンと同じです.
ここまで質量とエネルギーの出所がわかりました.
次はこれらを速度に変換しないといけません.
ロケットは質量を後ろに投げて加速しているわけですが,
投げる速度以上の速さには加速することができません.
したがって,比推力を大きくするにはなるべく早く投げる仕組みを考える必要があります.
その仕組みを,
電離させて電圧なり磁場なりでぶん投げることに求めたのがイオン推進,
燃やして高圧のガスを作ってノズルで絞って投げるのが化学推進,
というように考えればよいでしょう.
今回は燃やしているので化学推進ですね.これでロケットは動きました.
よし,わかった.
記事に詳細がかかれていないので想像ですが,
電気分解したガスを爆鳴気の状態のままため込んで一気に燃やすのでしょう.
イオン推進と較べると,電荷の辻褄合わせみたいなことを考えなくてよいので
そのあたりも都合が良さそうです.
また,これも想像ですが,イオン推進は短いエンジンに高電圧かけて加速するか,
電圧は低くてよいかわりに長いエンジンが必要,とかいうトレードオフがありそうです.
それぞれ重くなる,でかくなるという困難がありそうです.
これに対して今回の方式では,とにかく点火すればよいわけで,
構造が簡単=軽い, 失敗しにくい and 安上がり
ということで,なかなか具合がよろしいように思われますな.