アカウント名:
パスワード:
Dragon宇宙船は発射直前に燃料を充填するのですが、シャトルやサターンでは時間の都合から先に充填しておいてから乗り込むので、前例に反していて安全上の懸念があるとか言っているらしく。どう考えても危険が少ない空の状態で乗り込んで、それから脱出装置が作動可能なまま充填した方が安全としか思えなくて、まあどこもお役所とか手続きというのは変わらないんだなと思ったり。
燃料の充填など、機体に変化を起こしうる作業はすべからく危険を生じうるものです。よって、やはり全ての作業を終えて点検も完了してから人を乗せるのが危険を最小限に抑える手順でしょうね。そういえば、こんな話もありました:「ファルコン9の爆発事故、原因は固体酸素と炭素繊維の反応か [science.srad.jp]」
搭乗後に燃料を充填すればLESが使えるのに対して、充填済みの燃料が反応を始めても搭乗中は避難できないんですよ。これまでの有人ロケットでは燃料充填に時間がかかるので、先に充填して補充しながら、脱出できない状態で搭乗を進めていたわけです。
LESを使うことで100%脱出成功するなら仰るとおり搭乗後の燃料充填の方が良さそうですね。でも、そのような機能による安全確保よりも、そもそも作業中には乗らないという本質的な安全確保の方がスジが良いと思います。
自動や手動でのLESの射出機構が前回のFalcon9の事故のようなケースで間に合うように反応できるのかね?一旦反応が始まってしまったらLESが使えるようになっていたって、その離床前にドカンとなる可能性が多い。
事故の原因究明がてこずったことからわかるように、事故はどこで起きるかわからないものだ。LESの射出が十分に間に合うように事前に危険を察知して打ち上げるようなセンサーやシステムを作るというのは非現実的だろう。
燃料を充填して、その後に安定した状態であることを確認したうえで乗員を乗り込ませる方がよほど現実的で理にかなっていると思うが。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
NASAにも外部の有識者会議があって (スコア:2)
Dragon宇宙船は発射直前に燃料を充填するのですが、シャトルやサターンでは時間の都合から先に充填しておいてから乗り込むので、前例に反していて安全上の懸念があるとか言っているらしく。
どう考えても危険が少ない空の状態で乗り込んで、それから脱出装置が作動可能なまま充填した方が安全としか思えなくて、まあどこもお役所とか手続きというのは変わらないんだなと思ったり。
Re:NASAにも外部の有識者会議があって (スコア:0)
燃料の充填など、機体に変化を起こしうる作業はすべからく危険を生じうるものです。
よって、やはり全ての作業を終えて点検も完了してから人を乗せるのが危険を最小限に抑える手順でしょうね。
そういえば、こんな話もありました:
「ファルコン9の爆発事故、原因は固体酸素と炭素繊維の反応か [science.srad.jp]」
Re:NASAにも外部の有識者会議があって (スコア:2)
搭乗後に燃料を充填すればLESが使えるのに対して、充填済みの燃料が反応を始めても搭乗中は避難できないんですよ。
これまでの有人ロケットでは燃料充填に時間がかかるので、先に充填して補充しながら、脱出できない状態で搭乗を進めていたわけです。
Re: (スコア:0)
LESを使うことで100%脱出成功するなら仰るとおり搭乗後の燃料充填の方が良さそうですね。
でも、そのような機能による安全確保よりも、そもそも作業中には乗らないという本質的な安全確保の方がスジが良いと思います。
Re: (スコア:0)
自動や手動でのLESの射出機構が前回のFalcon9の事故のようなケースで間に合うように反応できるのかね?
一旦反応が始まってしまったらLESが使えるようになっていたって、その離床前にドカンとなる可能性が多い。
事故の原因究明がてこずったことからわかるように、事故はどこで起きるかわからないものだ。
LESの射出が十分に間に合うように事前に危険を察知して打ち上げるようなセンサーやシステムを作るというのは
非現実的だろう。
燃料を充填して、その後に安定した状態であることを確認したうえで乗員を乗り込ませる方が
よほど現実的で理にかなっていると思うが。