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日本版GPS 「準天頂衛星」に黄信号NEC「大失態」で3000億円の無駄遣い2016年11月号公開
日本独自の衛星測位システムとして期待された「準天頂衛星システム(QZSS)」の完成に黄信号が灯っている。「NECが開発を担当した地上系システムの開発が大幅に遅れているために、サービス提供のめどが立たなくなっている」 某電機メーカー関係者はこう指摘する。このシステムは、今年九月末が納期だったにもかかわらず、いまだに開発途上段階というから呆れる。
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/16380 [sentaku.co.jp]
# GPS: Government Probleming System
宇宙開発戦略本部 宇宙開発戦略専門調査会 第18回会合
安西委員提出資料1.手続きに関する意見 7 月28 日付の報告書案は見え消しの形になっている。基になっている文章は7 月6 日付である。この7 月6 日版は何なのか理解できない。またその7 月6 日版に対して修正を施した理由も理解できない。誰が修正したのかも不可解である。6 月30 日に専門調査会で配布された案に対して同調査会終了後に出された意見を入れて修正したものを座長が了解した版だとすると、その版を委員に送付せずにさらに(誰かが)修正して7 月28 日版にした経緯は不可解である。また、6 月30 日版から7 月6 日版へ変更と、7 月6 日版から7 月28 日版への変更を比べると、変更のトーンがかなり異なっている。その理由も不可解である。 上の点が万一手続きの齟齬だとすれば、それは単なる事務的な齟齬ではなく、ことを内々で運ぼうとするやり方が表に現れたということだと考えられる。大震災の教訓の一つは、何事も合理的に、かつオープンにすることが結局は巨大技術に関する国策を成功させるということであった。この教訓から学ばなければ、宇宙開発は「原子力村」の二の舞を踏む。前から何度も伝えているのはこのことである。
上杉委員提出資料I.準天頂衛星システムについて 本提言(原案)は「宇宙開発利用の戦略的推進のための施策の重点化及び効率化の方針について」であり、宇宙開発体制について触れられていないため、片手落ちの感は免れないが、それは概算要求提出期限を控え止むを得ないとしても、重点化の中で準天頂衛星システムを最優先としたことをあまりに強調した記述となっているように思う。例えば、「準天頂衛星システムの意義」の項で:②産業、生活、行政の高度化・効率化に寄与する。とあるが、極めて一般的な文言であり、具体的にどのような寄与をするのか全く不明。このような言い方ならば、他の実用衛星全てに当てはまる文言ではないか。③アジア・オセアニア地域にも同機能が展開可能であることから当該地域への貢献と我が国の国際プレゼンスの向上に寄与する。 この点は、小生が従来から準天頂衛星システムの意義として必須と主張してきたものであるが、実際に展開可能との見通しがあるのか?「寄与する」と断言するなら、具体的にどのような案があるのかを示すべきである。
準天頂衛星システムについては「一将功成って万骨枯る」ことなきを望むものである。 小宮山委員提出資料
準天頂衛星システムの開発・整備・運用主体については、まだ調査会としての意見が一つの方向に収束したとは思わない。私は、これまでどおり、内閣府が実施機関となることには反対の立場である。 しかしながら、今回、関係省庁間で所要の調整を進める必要があるとの記述が加えられたことは評価したい。 今後も、拙速に結論を急ぐことなく、じっくりと議論を深めた上で、宇宙開発を進めて欲しい。
なお、繰り返しになるが、報告書には、多様な意見があったことを記述として残していただきたい。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/senmon/dai18/gijisidai.html [kantei.go.jp]
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
一方、日本は (スコア:1)
日本版GPS 「準天頂衛星」に黄信号
NEC「大失態」で3000億円の無駄遣い
2016年11月号公開
日本独自の衛星測位システムとして期待された「準天頂衛星システム(QZSS)」の完成に黄信号が灯っている。
「NECが開発を担当した地上系システムの開発が大幅に遅れているために、サービス提供のめどが立たなくなっている」
某電機メーカー関係者はこう指摘する。このシステムは、今年九月末が納期だったにもかかわらず、いまだに開発途上段階というから呆れる。
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/16380 [sentaku.co.jp]
# GPS: Government Probleming System
Re:一方、日本は (スコア:0)
宇宙開発戦略本部 宇宙開発戦略専門調査会 第18回会合
安西委員提出資料
1.手続きに関する意見
7 月28 日付の報告書案は見え消しの形になっている。基になっている文章は7 月6 日付である。この7 月6 日版は何なのか理解できない。またその7 月6 日版に対して修正を施した理由も理解できない。誰が修正したのかも不可解である。6 月30 日に専門調査会で配布された案に対して同調査会終了後に出された意見を入れて修正したものを座長が了解した版だとすると、その版を委員に送付せずにさらに(誰かが)修正して7 月28 日版にした経緯は不可解である。
また、6 月30 日版から7 月6 日版へ変更と、7 月6 日版から7 月28 日版への変更を比べると、変更のトーンがかなり異なっている。その理由も不可解である。
上の点が万一手続きの齟齬だとすれば、それは単なる事務的な齟齬ではなく、ことを内々で運ぼうとするやり方が表に現れたということだと考えられる。大震災の教訓の一つは、何事も合理的に、かつオープンにすることが結局は巨大技術に関する国策を成功させるということであった。この教訓から学ばなければ、宇宙開発は「原子力村」の二の舞を踏む。前から何度も伝えているのはこのことである。
上杉委員提出資料
I.準天頂衛星システムについて
本提言(原案)は「宇宙開発利用の戦略的推進のための施策の重点化及び効率化の方針について」であり、宇宙開発体制について触れられていないため、片手落ちの感は免れないが、それは概算要求提出期限を控え止むを得ないとしても、重点化の中で準天頂衛星システムを最優先としたことをあまりに強調した記述となっているように思う。
例えば、「準天頂衛星システムの意義」の項で:
②産業、生活、行政の高度化・効率化に寄与する。
とあるが、極めて一般的な文言であり、具体的にどのような寄与をするのか全く不明。このような言い方ならば、他の実用衛星全てに当てはまる文言ではないか。
③アジア・オセアニア地域にも同機能が展開可能であることから当該地域への貢献と我が国の国際プレゼンスの向上に寄与する。
この点は、小生が従来から準天頂衛星システムの意義として必須と主張してきたものであるが、実際に展開可能との見通しがあるのか?「寄与する」と断言するなら、具体的にどのような案があるのかを示すべきである。
準天頂衛星システムについては「一将功成って万骨枯る」ことなきを望むものである。
小宮山委員提出資料
準天頂衛星システムの開発・整備・運用主体については、まだ調査会としての意見が一つの方向に収束したとは思わない。私は、これまでどおり、内閣府が実施機関となることには反対の立場である。
しかしながら、今回、関係省庁間で所要の調整を進める必要があるとの記述が加えられたことは評価したい。
今後も、拙速に結論を急ぐことなく、じっくりと議論を深めた上で、宇宙開発を進めて欲しい。
なお、繰り返しになるが、報告書には、多様な意見があったことを記述として残していただきたい。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/senmon/dai18/gijisidai.html [kantei.go.jp]