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結論から言うと、陶芸家の長江惣吉氏の主張は根拠も薄いポジショントークに見えるのと特に何かの権利があって話をしているわけでは無い事から、持ち主も鑑定を出した中島誠之助氏もさっくり無視して放置すればいいと思う。ぶっちゃけアレ、荒しでしょ。荒しは放置の方向で。
整理すると、陶芸家の長江惣吉氏の主張は1.中国の偽物に似ている2.色がおかしいので化学顔料が使われている3.こんな見栄えが劣るものが本物なわけがない4.本物だとしたら鑑定額が安すぎる
と言う4つであり、今回1,2はほぼ否定された。もちろん計測の誤差があるとかそう言う話はあるかも知れないけど
下手に誰かが暴れ出すと業界全体がえらいことになりそうな気もする。この分野って、科学鑑定を徹底的に使っても大丈夫なのかな?様々な定説がひっくり返って酷い結果を生みそうな。
動植物の分類なんかでDNA鑑定が出てきて大改革を余儀なくされているようなのと同じ事が起こるんじゃないかな。あっちは、その時使える最高の技術を使って最も合理的な分類を確立しよう、みたいなのが究極の目標だと言う建前に異を唱える人は昔も今も居ないだろうから大改革が大きな問題にはなり得ないけど。
古美術業界は大丈夫なのかな。
分析装置ってどんどん小型化してるから、簡易的な測定くらいなら機械さえあれば簡単に出来るわけです。機械を使う人間がちゃんと使いこなせているかやデータを正確に扱えているかって問題はあるんで、あくまでも簡易的での話だけど。
今回の話で出てくる蛍光X線分析にしてもハンディ型のモノがすでに登場している。茶碗の顔料分析で使えるかどうかはスペック的に適合してるか確認しないとだけど。元素分析用ハンドヘルド蛍光X線分析計DELTA [olympus-ims.com]
これまで目利きに頼ってたという分野は遅かれ早かれ状況が大きく変わっていくと思いますよ。
どうせこの手のハンディタイプってラップトップコンピュータみたいに無理をすれば持ち運びできなくもないってだけで十数キロあるんでしょ?・・・と思ってリンクを見たら本当に初期携帯電話機ぐらいはハンディで驚いた。しかも値段も300万強ぐらいで買えるのもびっくり(Elementしか調べられなかったけど)。こんな時代になったんだ。
業界全体も何も、そもそも後年の好事家たちが好き勝手に持ち上げて銘品となった、つまり定義もクソもないものが大半ですよ、骨董なんて。それをどうやって科学的に鑑定するんでしょうか。
さすがに多くの物には、作られた場所とか年代とかといった謂われぐらいはついてるもんじゃないんですか?さすがにそれらの、ありえない、ありえる、確かにそうだ、が分類出来たら話が変わってきそうな気がしますが。
骨董業界って、偽物掴まされたら別の骨董屋に売りつけてこいっていう業界で偽物を掴まなくなって一人前らしい中島さんがNHKの番組で言っていた
そもそも、鑑定団に出てくるもののほとんどが偽物ということを考えると誰かが暴れても何も起こらないと思う
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
「荒しは放置」の原則を守ろう (スコア:5, 参考になる)
結論から言うと、陶芸家の長江惣吉氏の主張は根拠も薄いポジショントークに見えるのと
特に何かの権利があって話をしているわけでは無い事から、持ち主も鑑定を出した中島誠之助氏もさっくり無視して放置すればいいと思う。
ぶっちゃけアレ、荒しでしょ。荒しは放置の方向で。
整理すると、陶芸家の長江惣吉氏の主張は
1.中国の偽物に似ている
2.色がおかしいので化学顔料が使われている
3.こんな見栄えが劣るものが本物なわけがない
4.本物だとしたら鑑定額が安すぎる
と言う4つであり、今回1,2はほぼ否定された。もちろん計測の誤差があるとかそう言う話はあるかも知れないけど
Re:「荒しは放置」の原則を守ろう (スコア:0)
下手に誰かが暴れ出すと業界全体がえらいことになりそうな気もする。
この分野って、科学鑑定を徹底的に使っても大丈夫なのかな?
様々な定説がひっくり返って酷い結果を生みそうな。
動植物の分類なんかでDNA鑑定が出てきて大改革を余儀なくされているようなのと同じ事が起こるんじゃないかな。
あっちは、その時使える最高の技術を使って最も合理的な分類を確立しよう、みたいなのが究極の目標だと言う建前に
異を唱える人は昔も今も居ないだろうから大改革が大きな問題にはなり得ないけど。
古美術業界は大丈夫なのかな。
Re:「荒しは放置」の原則を守ろう (スコア:3, 興味深い)
分析装置ってどんどん小型化してるから、簡易的な測定くらいなら機械さえあれば簡単に出来るわけです。
機械を使う人間がちゃんと使いこなせているかやデータを正確に扱えているかって問題はあるんで、あくまでも簡易的での話だけど。
今回の話で出てくる蛍光X線分析にしてもハンディ型のモノがすでに登場している。茶碗の顔料分析で使えるかどうかはスペック的に適合してるか確認しないとだけど。
元素分析用ハンドヘルド蛍光X線分析計DELTA [olympus-ims.com]
これまで目利きに頼ってたという分野は遅かれ早かれ状況が大きく変わっていくと思いますよ。
Re: (スコア:0)
どうせこの手のハンディタイプってラップトップコンピュータみたいに
無理をすれば持ち運びできなくもないってだけで十数キロあるんでしょ?
・・・と思ってリンクを見たら本当に初期携帯電話機ぐらいはハンディで驚いた。
しかも値段も300万強ぐらいで買えるのもびっくり(Elementしか調べられなかったけど)。
こんな時代になったんだ。
Re: (スコア:0)
業界全体も何も、そもそも後年の好事家たちが好き勝手に持ち上げて銘品となった、つまり定義もクソもないものが大半ですよ、骨董なんて。
それをどうやって科学的に鑑定するんでしょうか。
Re: (スコア:0)
さすがに多くの物には、作られた場所とか年代とかといった謂われぐらいはついてるもんじゃないんですか?
さすがにそれらの、ありえない、ありえる、確かにそうだ、が分類出来たら話が変わってきそうな気がしますが。
Re: (スコア:0)
骨董業界って、偽物掴まされたら別の骨董屋に売りつけてこいっていう業界で
偽物を掴まなくなって一人前らしい
中島さんがNHKの番組で言っていた
そもそも、鑑定団に出てくるもののほとんどが偽物ということを考えると
誰かが暴れても何も起こらないと思う