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早野龍五教授曰く、「除染作業にそれほどの効果がない」」記事へのコメント

  • 除染作業が過剰である、とか不要である、ならわかるケド「効果が無い」っていうのは
    意味が全く分かってないか悪意があるとしか思えない表現

    • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward

      というか「効果が無い」っていったい誰が言ったんだよ?
      元のタレコミには科学者が言ったかのようなタイトル付いてるけど、リンク先のインタビュー記事の無料閲覧できる範囲にはそんなこと書かれていないぞ。

      • 除染の効果性についてはインタビュアが触れたうえで、早野先生が答えている形になっているよ。シビアな表現だから引用しておく。

        除染の議論に一石を投じる

         では将来はどうなるか。航空機モニタリングによる空間線量データの変化を見ると、将来の線量を予測できます。また、伊達市でガラスバッジが配布される以前の4カ月分についての被曝線量は、県民健康調査の行動記録からデータを補足できます。これらをもとに、今後70年間、いまの地域に住み続けたときの追加積算線量はどうなるかを求めました。

         すると、伊達市のほぼ全域で、もともと自然界にある放射能からの被曝線量よりも、福島第一原発事故によって放出された放射能による追加被曝のほうが、途中から小さくなります。つまり、この土地がもつバックグラウンドからの被曝線量のほうが、原発事故の追加線量による被曝量よりも大きくなるのです。

        ――これらの結果は、多大な予算をかけて進められる除染作業の効果にも、疑問を投げかけます。

        私たちの論文は、除染の是非について論じるものではありません。(略)科学の論文とは科学的な事実を示すものです。私たちは「ポリシーは語らない」という立場です。
         実は除染作業にそれほどの効果がないことは、以前から私たちにはわかっていました。今回の一連の論文が、「仮に除染作業をしなくても、ほとんど関係なかった」という結論を導いている面はあるでしょう。私たちは、分かった事実を淡々と論文にまとめたのです。

        スラド名物の馬鹿編集者のおかげで「それほどの効果がない」を改悪されたのはしょうじき悔しいけど、とはいえ表現の程度の差こそあれ「効果がない」とあるのは間違いない。

        またタレこみにリンクのある、除染に関する有識者との意見交換会(平成26年6月15日)にある資料4-2「伊達市の除染について」(PDF)にも除染についての指摘があるので確認してくれ。

        --
        モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
        親コメント

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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