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ショウサイフグであった
猛毒を持つフグの天敵とは何だろうか。猛毒を持つフグを好んで摂取する恐るべき陸上生物が、この地球には存在する。奴こそが、フグの天敵と呼ぶに相応しい。
混血河豚とは、その天敵に対抗すべく毒のある部位をわからなくするような対ホモサピエンス用の迷彩を獲得した、言わば進化したフグなのである。#ナ,ナンダッテー
まとめて捕獲されてしまうので、利用されないだけで結局死んでしまうという…。
噛み殺して捕食するヘビなどと異なり、フグ毒の場合は「俺を食ったら死ぬぞ!」「食うなよ!絶対食うなよ!」型の毒なので、「食べられない」「利用価値が無い」ことは十分に意味のあることなのです。
もし雑種型で利用価値の無いフグが100%を占めるようになれば、それは「人間が食べられるフグの絶滅」を意味し、もはやホモサピエンスがフグを食すためにフグを捕ることは永遠になくなるのですから。
>サカナの場合、食べると死ぬのでその情報伝達が上手くいかないらしいんですよね。サカナの場合は、「威嚇のために脹れるサカナは、キモイから食わない」という習慣が遺伝子に刻まれてるのではないでしょうか。その遺伝子がないサカナは生き残りが難しく、遺伝子がある魚の方が、子孫を残しやすい。
鮫あたりは違うけど(上顎側が90度近く開く)魚類は基本丸呑みというか、口の中に入らないと食いつくことすらできないからその意味で膨れると食われないというのはあるのでは#ふぐ毒を継承するというのは聞いた事が無いからあまり食う生物はいないとおもわれる
烏賊あたりは外に出っ張った「嘴」を食いつかせていわば穿り出すことができるから大きさに関する限界は足で捕まえて置けるかになる
ウニとカニも小さく刻んで食うことができるけど、泳いでいるのを捕まえてとまではいきにくい
おっしゃることはそうなんですが、今まで捕獲は続けられているたわけで、そうである以上、雑種が増えた理由は淘汰圧によるものではない、という趣旨でした。
それはどうだろう。
ある漁場では雑種の比率が高く、ほかの漁場ではそうでないならば、漁師は後者の純血種が取れる漁場から優先的に獲ると思うよ。純血種の漁獲量の減少がそのまま売り上げ減になる上に、商品にならない雑種が多ければ多いほど選別の手間もかかり、いいことなんて何もない。
その結果、雑種比率の高い漁場のフグは爆発的に繁殖し、純血種の漁場のフグは今まで以上に数が減る、かもしれない。
自然界での生存競争の方が遙かに厳しく、それに比べたら人間が獲る漁なんてごく僅かで誤差みたいな物というなら関係無いだろうけどさ。でもウナギの前科もあるしなあ。#わざわざ猛毒のフグを好んで食べる動物なんて、人間くらいのもんじゃね?
雑種が増えたのは単に今まで生息域が重なっていなかった二種類の魚の生息域が何故か重なったからだろ。交雑が可能で性的魅力に大きな差がなくなおかつ雑種の生命力が純血種と大差なければ雑種が増える。
種の定義って交雑できないってのがあったと思うんだけど、雑種が増えるってことはいままで別種としていたのが間違いだったと言うこと?それなら、雑種じゃなくても変な部位に毒がある可能性もあるわけで、「純血種」でも危険ということにならないのかなあ。
それなら、雑種じゃなくても変な部位に毒がある可能性もあるわけで、「純血種」でも危険ということにならないのかなあ。
それはその通りなのだがそこまで気にするともはやふぐ食を飲食店で提供することを完全に禁止しなければならなくなる。幸い個体差による毒の位置変化が引き起こす死亡事故はごく少数なので無視しているのだろう。毒が存在しないとされる部位に毒があって客が死んだ場合も業務上過失致死傷罪でカバーされているのかもしれないが。
トラとライオンも一世代ですけど交雑できますね
人間とエルフも
ホモ・サピエンスの場合、フグで死んだって因果関係を食べて死んだ本人はさておき、周囲が学習できますが、サカナの場合、食べると死ぬのでその情報伝達が上手くいかないらしいんですよね。
ダーウィンが来たでやっていましたがフグの毒は強すぎて確実に相手が死ぬため、フグは食べると危険という情報は捕食者側の生き物(人間を除く)に蓄積されないそうです。この回です http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?sp=p225 [nhk.or.jp]なぜ毒を?という理由はまだ判明していないとのこと。
他の方も指摘されていますが、フグを食べる傾向をもたらす遺伝子とフグを食べない傾向をもたらす遺伝子があった場合、後者が有利なので、そういう形で間接的に捕食されにくくなる可能性はあると思います。ただ、警告色などがないとそういう効果は得られにくいかもしれませんが。
可能性としてもちろんは否定は出来ませんが、番組の実験ではウツボとフグを一緒に入れると躊躇なくフグを食べてウツボは死んでましたから、そういった遺伝子レベルの話は可能性としては低いのではないかと思います。
見た目で判断できるほどの情報を遺伝で伝えられるとは思えず、有りうるとしたら匂いかなあと言う感じ。脊椎動物だとこれは食べては駄目という複雑な情報は遺伝では伝わらないかなあと言う感覚もありますが。
ふぐはわりと地味ですからね。まあ、他の方が指摘されていた、膨らむ、というのは(捕食者側の遺伝子レベルで伝わることがあるかもしれない)警告色に替わる1つの特徴かもしれませんが。いずれにせよ、少なくともウツボには効果はなかったということですね。
そもそもその実験は妥当な物だったの?仮の話ばかりになるけど、
たとえばウツボの生活圏(海底?)とフグの生活圏が日常的に交わらなかったり、フグはウツボの好む食べ物ではなかったりする可能性はないのか。
もしそうであるならば、ウツボが空腹で他にたべる物がない時に、偶然目の前に食べられるものがフグしかなかったら「しかたなく」フグをたべるけれど、普段はまず食べないという可能性もある。#人間にとってカビの生えたパンとか、悪臭のする生魚とか。或いはヒガンバナのような。
仮にもしそうなら、その実験にはあまり意味がなかったことになる。フグを忌避する遺伝子があるとしても、それは「なんとなく美味しくなさそう/キモイ」のような感覚的なものだろうから、同じ水槽に閉じ込めた場合は、動作保証の対象外だろう。
魚はそもそも、まともにエサを確認せずに食らいつく奴ばかりだよね。だから相当にいいかんげんなルアーでもつれちゃったりする。なんとなく思いついてキーホルダーをルアーにしてみても、フツーに釣れたのには笑った。
イルカがフグ毒を摂取してラリってる [ggsoku.com]と言う話がありましたな
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毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:0)
ショウサイフグであった
Re: (スコア:0)
猛毒を持つフグの天敵とは何だろうか。
猛毒を持つフグを好んで摂取する恐るべき陸上生物が、この地球には存在する。
奴こそが、フグの天敵と呼ぶに相応しい。
混血河豚とは、その天敵に対抗すべく毒のある部位をわからなくするような
対ホモサピエンス用の迷彩を獲得した、言わば進化したフグなのである。
#ナ,ナンダッテー
Re:毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:1)
まとめて捕獲されてしまうので、利用されないだけで結局死んでしまうという…。
Re: (スコア:0)
噛み殺して捕食するヘビなどと異なり、フグ毒の場合は
「俺を食ったら死ぬぞ!」「食うなよ!絶対食うなよ!」型の毒なので、
「食べられない」「利用価値が無い」ことは十分に意味のあることなのです。
もし雑種型で利用価値の無いフグが100%を占めるようになれば、それは
「人間が食べられるフグの絶滅」を意味し、もはやホモサピエンスがフグを
食すためにフグを捕ることは永遠になくなるのですから。
>サカナの場合、食べると死ぬのでその情報伝達が上手くいかないらしいんですよね。
サカナの場合は、「威嚇のために脹れるサカナは、キモイから食わない」という習慣が遺伝子に
刻まれてるのではないでしょうか。その遺伝子がないサカナは生き残りが難しく、遺伝子がある
魚の方が、子孫を残しやすい。
Re:毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:2)
鮫あたりは違うけど(上顎側が90度近く開く)
魚類は基本丸呑みというか、
口の中に入らないと食いつくことすらできないから
その意味で膨れると食われないというのはあるのでは
#ふぐ毒を継承するというのは聞いた事が無いからあまり食う生物はいないとおもわれる
烏賊あたりは外に出っ張った「嘴」を食いつかせていわば穿り出すことができるから
大きさに関する限界は足で捕まえて置けるかになる
ウニとカニも小さく刻んで食うことができるけど、
泳いでいるのを捕まえてとまではいきにくい
Re:毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:1)
おっしゃることはそうなんですが、今まで捕獲は続けられているたわけで、そうである以上、雑種が増えた理由は淘汰圧によるものではない、という趣旨でした。
Re: (スコア:0)
それはどうだろう。
ある漁場では雑種の比率が高く、ほかの漁場ではそうでないならば、漁師は後者の純血種が
取れる漁場から優先的に獲ると思うよ。純血種の漁獲量の減少がそのまま売り上げ減になる上に、
商品にならない雑種が多ければ多いほど選別の手間もかかり、いいことなんて何もない。
その結果、雑種比率の高い漁場のフグは爆発的に繁殖し、純血種の漁場のフグは今まで
以上に数が減る、かもしれない。
自然界での生存競争の方が遙かに厳しく、それに比べたら人間が獲る漁なんてごく僅かで
誤差みたいな物というなら関係無いだろうけどさ。でもウナギの前科もあるしなあ。
#わざわざ猛毒のフグを好んで食べる動物なんて、人間くらいのもんじゃね?
Re: (スコア:0)
雑種が増えたのは単に今まで生息域が重なっていなかった二種類の魚の生息域が何故か重なったからだろ。交雑が可能で性的魅力に大きな差がなくなおかつ雑種の生命力が純血種と大差なければ雑種が増える。
Re: (スコア:0)
種の定義って交雑できないってのがあったと思うんだけど、雑種が増えるってことは
いままで別種としていたのが間違いだったと言うこと?
それなら、雑種じゃなくても変な部位に毒がある可能性もあるわけで、「純血種」でも
危険ということにならないのかなあ。
Re: (スコア:0)
それなら、雑種じゃなくても変な部位に毒がある可能性もあるわけで、「純血種」でも
危険ということにならないのかなあ。
それはその通りなのだがそこまで気にするともはやふぐ食を飲食店で提供することを完全に禁止しなければならなくなる。
幸い個体差による毒の位置変化が引き起こす死亡事故はごく少数なので無視しているのだろう。毒が存在しないとされる部位に毒があって客が死んだ場合も業務上過失致死傷罪でカバーされているのかもしれないが。
Re: (スコア:0)
トラとライオンも一世代ですけど交雑できますね
Re: (スコア:0)
人間とエルフも
Re: (スコア:0)
ホモ・サピエンスの場合、フグで死んだって因果関係を食べて死んだ本人はさておき、周囲が学習できますが、サカナの場合、食べると死ぬのでその情報伝達が上手くいかないらしいんですよね。
Re: (スコア:0)
ダーウィンが来たでやっていましたが
フグの毒は強すぎて確実に相手が死ぬため、フグは食べると危険という情報は捕食者側の生き物(人間を除く)に蓄積されないそうです。
この回です http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?sp=p225 [nhk.or.jp]
なぜ毒を?という理由はまだ判明していないとのこと。
Re:毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:1)
他の方も指摘されていますが、フグを食べる傾向をもたらす遺伝子とフグを食べない傾向をもたらす遺伝子があった場合、後者が有利なので、そういう形で間接的に捕食されにくくなる可能性はあると思います。ただ、警告色などがないとそういう効果は得られにくいかもしれませんが。
Re:毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:1)
可能性としてもちろんは否定は出来ませんが、番組の実験ではウツボとフグを一緒に入れると躊躇なくフグを食べてウツボは死んでましたから、そういった遺伝子レベルの話は可能性としては低いのではないかと思います。
見た目で判断できるほどの情報を遺伝で伝えられるとは思えず、有りうるとしたら匂いかなあと言う感じ。
脊椎動物だとこれは食べては駄目という複雑な情報は遺伝では伝わらないかなあと言う感覚もありますが。
Re:毒の部位の詳細がわからない。。。 (スコア:1)
ふぐはわりと地味ですからね。まあ、他の方が指摘されていた、膨らむ、というのは(捕食者側の遺伝子レベルで伝わることがあるかもしれない)警告色に替わる1つの特徴かもしれませんが。いずれにせよ、少なくともウツボには効果はなかったということですね。
Re: (スコア:0)
そもそもその実験は妥当な物だったの?仮の話ばかりになるけど、
たとえばウツボの生活圏(海底?)とフグの生活圏が日常的に交わらなかったり、
フグはウツボの好む食べ物ではなかったりする可能性はないのか。
もしそうであるならば、ウツボが空腹で他にたべる物がない時に、偶然目の前に
食べられるものがフグしかなかったら「しかたなく」フグをたべるけれど、
普段はまず食べないという可能性もある。
#人間にとってカビの生えたパンとか、悪臭のする生魚とか。或いはヒガンバナのような。
仮にもしそうなら、その実験にはあまり意味がなかったことになる。
フグを忌避する遺伝子があるとしても、それは「なんとなく美味しくなさそう/キモイ」の
ような感覚的なものだろうから、同じ水槽に閉じ込めた場合は、動作保証の対象外だろう。
Re: (スコア:0)
魚はそもそも、まともにエサを確認せずに食らいつく奴ばかりだよね。
だから相当にいいかんげんなルアーでもつれちゃったりする。
なんとなく思いついてキーホルダーをルアーにしてみても、フツーに釣れたのには笑った。
Re: (スコア:0)
イルカがフグ毒を摂取してラリってる [ggsoku.com]と言う話がありましたな