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X9 レベルの大規模フレアが11年ぶりに発生」記事へのコメント

  • 素朴な疑問なんですが、11年ぶりに発生した大規模フレアが、なぜよりによって
    地球に向かうんでしょう? 水星は? 金星は? 火星は?

    それとも、フレアは3次元的に全方向に広がっていて当然地球にも来てるだけ?

    (太陽から半径1億5000万kmの球に広がると、エネルギー量も非常に小さくなるだろうとか、
    それとも惑星の公転面だけに広がるのかなとか、その理由はとか、その場合でもなぜ地球?)

    --
    -- う~ん、バッドノウハウ?
    • Re: (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward

      おおざっぱに考えれば、全方向に広がってる、というのが近いですよ。
      細いビームというよりも、火山の爆発みたいなもの。太陽の赤道面から噴出することが多いので、自然と惑星の公転面にも一致するので、衝突する可能性も高まります。

      なぜ地球? と考えるのは、地球中心主義に毒されてますね。自分は特別と思わない方がいいです。

      • 磯部准教授のツイート [twitter.com]より

        * フレアの規模を表す「Xクラス」はX線強度のピーク値を表す指標
        * 「放出された電磁波、高エネルギー粒子、CMEは異なる指向性と伝播経路を持つので、同じクラスのフレアでも地球への影響は様々」
         ** 電磁波はあらゆる方向にまっすぐ進むため、地球側の太陽面で起きれば影響は同じ
         ** CME(磁場を帯びたプラズマの塊) は広がるものの指向性がある。太陽面の真ん中より端で起きるフレアのほうが地球に影響を及ぼしにくい
         ** 高エネルギー粒子(プロトン)はフレア発生時だけでなく、「CMEが作る惑星間衝撃波でも作られる」。そして惑星間空間(太陽風)中の磁力線に沿って進むため、粒子の生成場所と地球が磁力線でつながっているかどうかで決まる

        そのため 9月11日 00:20JST に発生した X8.2 の太陽フレアによる影響は、高エネルギー粒子が多かった割に、磁気圏は比較的穏やか [twitter.com]だったという。詳しくはTogetter まとめ [togetter.com]をどうぞ。

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        モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
        親コメント

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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