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地球の自転速度低下により来年は大地震が頻発する?」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2017年11月25日 9時26分 (#3318227)

    いやそもそも地球の自転がそんな影響があるほど遅くなってるという説が眉唾なんだけど。
    地球の自転速度が大きく変わればうるう秒が入るわけで、そんなデカいうるう秒最近ありましたっけ?
    この人の脳内地球の話なんじゃ無いの???

    • by Anonymous Coward on 2017年11月25日 10時39分 (#3318250)

      説じゃなくて、地震の後で自転速度が変化しているのは、ただの観測結果。ここ [wikipedia.org]とか見ろ。今時の時計はとんでもなく高精度なんだよ。

      地震の前から起こってるんだよ! というのはこの人らの仮説で、どうかはまだ分からない。今までのデータを解析して、実際に相関が見られたんなら、検討の価値はある。もしそういう現象があったとして、前兆と結果の間を橋渡しできそうな理由もあれこれ考えられそうだし。

      親コメント
      • Re: (スコア:0, 興味深い)

        by Anonymous Coward

        ミリ秒単位の変化は小さく感じるけど,地球ほどのデカい質量が受ける
        変化を考えるとなかなかのもののはず.概算してみた.

        日本の面積:40万 km2
        緯度:大体 35度くらい
        地殻密度: 5.6
        厚さ(グーテンベルク不連続面まで):2.9 km

        として,日本の面積くらいの地表面部分の運動エネルギーを概算すると,
        大体 1.4E28 [J] くらい.

        一日に1ミリ秒の変化は

        1E-3 / 86400

        なんで,運動エネルギーの変化は

        1.4E28 * 1E-3 / 86400 ≒ 1.6E20

        これくらい.
        ちなみに,マグニチュード8の地震のエネルギーが10の16乗くらいの
        オーダー.

        もちろん,日本のひとかたまりのエネルギーが地震ひとつに集中する
        わけじゃないけど,こんなレベルのエネルギー変化がおこってると
        考えると地震に影響してもおかしくないような気がする.

        #計算間違いないことを祈る.

        • by Anonymous Coward

          > 一日に1ミリ秒の変化
          この時点ですでに誤ってるような。

          wikipediaの自転 [wikipedia.org]によると、40年で2ミリ秒の変化。

          • by Anonymous Coward

            その割にはうるう秒の頻度やけに多くない?

            • by Anonymous Coward

              そりゃ1秒の定義制定後、地球の自転角速度が順調に低下し続けている=月の公転運動に伝わり続けているって事。
              その内、一日を86400.001秒とか、86400.1秒とか、86401秒とする未来も来るのだろう。(小数点以下を二進数系にする可能性もある)

              # マスドライバー等で衛星軌道への大量打ち上げが盛んになると、地球自転角速度低下が顕著になるでしょうが、一方衛星軌道上の巨大スペースコロニー群が大量に落着する様になれば、地球自転角速度は増速されるかも。
              (今度再アニメ化される銀英伝の有人諸惑星も、テラフォーミング中にそうやって自転角速度を調整して、各首都の昼夜が同期するようにしたらしい。←私見)

            • by Anonymous Coward

              うるう秒と自転速度変化は無関係だよ
              極端に言えば自転がぴったり「23時間59分59秒」だったら自転速度が変化してなくても毎日1秒ずつうるう秒必要になるでしょ

            • by Anonymous Coward

              1秒の定義を決める時に、古いデータを使って最近の地球の自転とちょっとズレた定義にしちゃったせい。閏秒 [wikipedia.org]を読め。

            • by Anonymous Coward

              だよねぇ、、、あの24時間が1日に1ミリ秒の積み重ねなの?

          • by Anonymous Coward

            タレコミ文に「1日の長さが数ミリ秒ほど変化するという程度」
            とあったので...と言い訳.

            ということで調べ直しました.平均的には40年で2ms程度のよう
            ですが,上のコメントにあったIERSの以下のデータを見ると数か月
            単位で1~2ms程度のゆらぎのある測定結果のようです.

            https://www.iers.org/IERS/EN/Science/EarthRotation/LODgps.html;jsessio... [iers.org]

            1日に1 msより2桁くらい低く見積もる必要ありそうです.

            それから,下に指摘ありましたが,もうひとつ間違いです.
            グーテンベルク不連

          • by Anonymous Coward

            その発想はおかしい。その「時点」では誤ってない。特に「40年で2ミリ秒の変化」を引き合いに出しちゃうと。
            もとコメの計算は、単にとりあえずの値として「1ミリ秒変化した場合のエネルギーの変化」を算出しているだけと見りゃいいので。

            「じゃあ『40年で2ミリ秒の変化』が起きた場合はどうだろう?」と思ったなら、2ミリ秒なので結果を倍して、「倍して得られたエネルギー変化が40年で起こるのかー」と考えれば良いだけ。

        • by Anonymous Coward

          > 厚さ(グーテンベルク不連続面まで):2.9 km

          2.9kmなら、モホ面(モホロビチッチ不連続面)じゃないの?
          グーテンベルク不連続面は、マントルと核の境界面だから、2.9km程度じゃなくて3000km程度になるんじゃないかと思う。

    • by Anonymous Coward

      数ミリ秒変化の周期だからね。うるう秒なんて大きいレベルの変化のことじゃない。
      自転が変化してるっていうのは常識だよ。ただしその変化周期は海の潮汐と同じで色々な要因で周期が合わさってるから「周期=何年!」っていうことはできない。
      今回の研究はそのうちの30年周期で統計を取ってみたって話。

      • by Anonymous Coward

        面白い。
        うるう秒レベルじゃ無い、は正確ではなく、寧ろ20世紀末に比べて頻度が減ってるんですね。

        # しかし元コメの「デカいうるう秒」ってどういう理解なんだろう…

        • by Anonymous Coward

          今までに実例はないけど、うるう秒は2秒まで入る(つまり0から61秒まで存在する)ことが想定されているらしいよ。
          きっと実際に入れようとしたら機器やプログラムの誤動作が半端ないと思うけど。1秒のうるう秒ですらよく騒ぎになってるし。

        • by Anonymous Coward

          「きっちり900msecずれたら調整する」みたいな運用なら頻度変化で議論できるけど、実際はそうじゃないよね。今は計算機が増えてるから、できるだけ時間ずらしたくないという思惑とかが重なって頻度が減ってる。

        • by Anonymous Coward

          # しかし元コメの「デカいうるう秒」ってどういう理解なんだろう…

          コメントの一番最初にもタレコミにも書いてありますよ。「数ミリ秒変化の周期」と。
          ミリ秒からすれば、100倍以上の1秒は大きいでしょう。

    • by Anonymous Coward

      単発の大地震の前後でも自転速度の変化は検出可能ですが、
      逆にひずみが蓄積されている間にも自転速度は変化しているでしょうね。
      今回の報告にあるタイムスケールで検出可能なオーダーかどうかは知りません。

      それと、自転速度は十分な精度で複数の研究者が測定することが可能なので
      そこで嘘をついてもばれて終わりでは?

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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