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不正防止策をいくら考えても,「この論文が通らなければ無職」という境遇の人に対しては効果がないのでは?
ズルとかウソとかはある程度自分で自分を騙す機構が働いちゃうから(意図的か否かに関わらず)、本人の意思をくじく方向だけでは足りないんですよね。だから「半年後にはバレるぞ」だけじゃなく「バレたらこうなる」ってのをちゃんとやる仕組みが大事。……なのに近年は不正がばれてもなんかウヤムヤ、ってのをやる大学の例がちょいちょい聞こえてきてつらい。(昔は無かったと言ってるわけじゃないよ。単なる自分の観測範囲の話ね)
そこなのかなぁ。だってバレたらこうなるってのはいくらでもひどい例があるけど、それでも310万円を取らないといけない状況なんでしょ?
不正をしてもしなくても結果が変わらない制度が必要なんじゃないの? 「結果が出ませんでした」「はいそうですか」で終わらないから、「嘘ですが結果が出ました! これはすごい! 本当に嘘だけどすごい」「嘘じゃねーか」って流れが何度も繰り返されてるじゃない。
それだったら「だめでした」「はいそうですか次も頑張ってね」で終わる、そして「こういう失敗結果があったのでこれを変えてみましょうか」という議論ができる環境が必要なんじゃないの?
それやったら破綻するのは目に見えてるからね。研究成果の出せないヤツがいつまで経っても淘汰されないって事よ?優秀な研究者に予算が回らないという事でもある。
言い換えれば、研究業績を評価しないという事にもなるな。研究したという事で成果にかかわらず認めてしまう。成功しても失敗しても評価は同じ(差を付けると成功するために不正をする)。研究職には馴染まないんじゃない?
確かに、例えば研究内容に関わらず一件いくらで結果を問わないではベーシックインカムの変形でしかないんだけどさ。研究不正問題が報じられた時に小さくなるのは主に流用額の大きさと流用先の本筋との距離で、不正の発生頻度や過程には全然変化があるように見えない。
不正対策のあり方について、不正とは何なのか、なぜ結果の分かっている不正に人が流れるのかというのは、そろそろ批判が必要なんじゃないの?
疑問を持つ事は良い事だと前置きした上だけど、結果がわかっているというのは結果論でしかないよ。あと、誰を批判するの?
問題のある論文は発表前に潰せれば良いので、内部査読をしっかり、という事になるのだけどそれで時間を食って余所に先を越されましたでは意味がないしね。STAPの時みたいに組織的にやられると対処できないし。
結局はある程度本人のモラルに任せるしかないけど、これですべての不正がなくなるわけもなく。それこそ江戸時代に言われたように、世に悪人の種は尽きまじってことかと。現状そうであるように事後対処で処罰をするしかないんじゃないかなァ。十分な罰を与えているかどうかは検証の余地はあるけど。
結局、競争のあるところには不正はつきものなのよね。スポーツも経済活動もみんなそう。未知の方法まで含めて対策する事は事実上無理だし、対策しすぎる事もイノベーションの障害となる。ある程度はあるものとしてやっていくのが一番合理的だと思うのよね。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
準「無敵の人」 (スコア:5, すばらしい洞察)
不正防止策をいくら考えても,「この論文が通らなければ無職」という境遇の人に対しては効果がないのでは?
Re: (スコア:1)
ズルとかウソとかはある程度自分で自分を騙す機構が働いちゃうから(意図的か否かに関わらず)、本人の意思をくじく方向だけでは足りないんですよね。
だから「半年後にはバレるぞ」だけじゃなく「バレたらこうなる」ってのをちゃんとやる仕組みが大事。
……なのに近年は不正がばれてもなんかウヤムヤ、ってのをやる大学の例がちょいちょい聞こえてきてつらい。
(昔は無かったと言ってるわけじゃないよ。単なる自分の観測範囲の話ね)
Re: (スコア:4, すばらしい洞察)
そこなのかなぁ。だってバレたらこうなるってのはいくらでもひどい例があるけど、それでも310万円を取らないといけない状況なんでしょ?
不正をしてもしなくても結果が変わらない制度が必要なんじゃないの? 「結果が出ませんでした」「はいそうですか」で終わらないから、
「嘘ですが結果が出ました! これはすごい! 本当に嘘だけどすごい」「嘘じゃねーか」って流れが何度も繰り返されてるじゃない。
それだったら「だめでした」「はいそうですか次も頑張ってね」で終わる、そして「こういう失敗結果があったのでこれを変えてみましょうか」と
いう議論ができる環境が必要なんじゃないの?
Re:準「無敵の人」 (スコア:0)
それやったら破綻するのは目に見えてるからね。
研究成果の出せないヤツがいつまで経っても淘汰されないって事よ?
優秀な研究者に予算が回らないという事でもある。
言い換えれば、研究業績を評価しないという事にもなるな。
研究したという事で成果にかかわらず認めてしまう。
成功しても失敗しても評価は同じ(差を付けると成功するために不正をする)。
研究職には馴染まないんじゃない?
Re: (スコア:0)
確かに、例えば研究内容に関わらず一件いくらで結果を問わないではベーシックインカムの変形でしかないんだけどさ。
研究不正問題が報じられた時に小さくなるのは主に流用額の大きさと流用先の本筋との距離で、不正の発生頻度や過程には全然変化があるように見えない。
不正対策のあり方について、不正とは何なのか、なぜ結果の分かっている不正に人が流れるのかというのは、そろそろ批判が必要なんじゃないの?
Re: (スコア:0)
疑問を持つ事は良い事だと前置きした上だけど、結果がわかっているというのは結果論でしかないよ。
あと、誰を批判するの?
問題のある論文は発表前に潰せれば良いので、内部査読をしっかり、という事になるのだけど
それで時間を食って余所に先を越されましたでは意味がないしね。
STAPの時みたいに組織的にやられると対処できないし。
結局はある程度本人のモラルに任せるしかないけど、これですべての不正がなくなるわけもなく。
それこそ江戸時代に言われたように、世に悪人の種は尽きまじってことかと。
現状そうであるように事後対処で処罰をするしかないんじゃないかなァ。
十分な罰を与えているかどうかは検証の余地はあるけど。
結局、競争のあるところには不正はつきものなのよね。スポーツも経済活動もみんなそう。
未知の方法まで含めて対策する事は事実上無理だし、対策しすぎる事もイノベーションの障害となる。
ある程度はあるものとしてやっていくのが一番合理的だと思うのよね。