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高濃度で抽出する技術が開発できたとはいえ、5600メートルの深海底から採掘するコストって途方も無いんじゃないのかな?商業的に見合うだけの目処があるのかどうか。そこまで言及してないってことは、まだまだ難しいんだろうねぇ…。
まぁ、外交や安全保障名目なら、これで十分かもしれないけどね。
どうやって採取するのかね?「海底の泥を水と一緒に海面までホースで汲み上げて船上で抽出」「海底に泥採取ロボットを投下して泥を集めてコンテナに詰めて定期的に往還させる」とかかな?そもそも泥を工業的に大量に採取する手法ってそんなに需要ないし技術がまだないんじゃないのかな
そもそも泥を工業的に大量に採取する手法ってそんなに需要ない
泥に原油が混じってるって話がどっかになかったか?泥を採取する需要はあまり広い分野ではないだろうけど、それによる生成物の需要は今回の件も含み大きいのでは。
> そもそも泥を工業的に大量に採取する手法ってそんなに需要ない深さが全然違うけど、港や運河の浚渫とか河川(とくに天井川)や湖沼の浚渫とか割と需要ありますけど
やっぱり必要なものを取った残りをどうするかが問題のような気がするよなぁ。まさか海面付近で放流ということもできないだろうし。水と泥(の中の固形成分)を大量に綺麗に分離する技術の開発が先に必要な気がする。
南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と高効率な選鉱手法の確立に成功 – 早稲田大学 [waseda.jp]
工業的に広く利用されているハイドロサイクロンを用いた粒径選別試験を実施しました (図4-5)。ハイドロサイクロンによる選鉱試験の結果は、篩分けによる粒径分離試験の結果と調和的であり、レアアース泥のΣREYを最大で2.6倍 (2,315 ppm → 6,030 ppm) にまで高められることが確認されました (図5)。これは、中国の陸上鉱床で開発されているレアアース鉱石 (300 ppm以上) の20倍に達する値です。さらに今後、BCPのみを完全に分離する技術が確立されれば、その品位は中国鉱床の約50倍にまで高められる可能性があります。また、粒径分離によって泥の重量が大幅に減少するため、海上への揚泥や製錬のコストの削減も期待されます。
>水と泥(の中の固形成分)を大量に綺麗に分離する技術の開発
今回の発表によれば、レアアース泥中の生物源リン酸カルシウム (BCP)を選択的に採取すれば、海上で希酸を使ってレアアースが取り出せることが分かっている。そのため今後は深海で選別するハイドロサイクロンや、取り出した BCP をどうやって海上まで運ぶかという「採泥・揚泥技術の開発」が進められるという。
南鳥島のレアアース有望海域は水深5000メートルより深いが、日本はしんかい6500に代表される世界屈指の深海潜水艇の技術をもつから、なんとかなるんじゃないのという気もする。
ところでこのストーリーのタイトルは「南鳥島海底の泥にレアアースが高濃度で含まれていることが発見される」だけど、おかしいな1年以上前に「しんかい6500、小笠原諸島沖の深海で大量のマンガンノジュールを発見」 [science.srad.jp]で記事になっているのだけど。今回のニュースのポイントはレアアース泥の精製技術がメインであって、南鳥島近海でレアアースが見つかったことではない。
# 報道されたからといって既出のネタをタレこまないでほしい>タレ主
本当に商業生産しようとするなら、環境問題等も出てくるので今はあくまでも未来の夢いちおう深海からの資源採取の技術はいろいろ進んでいるらしいが.......(某国を牽制する効果は十分にあるニュースだと思うけれども)
南鳥島は領海内(12海里)で商業活動しないと排他的経済水域(200海里)が認められないって話もあるので、外交と漁業の点だけを考えても突っ込みたいってのが政府の立場なんじゃないかな。
採算を度外視できれば我が国土からは大抵のものを採掘できますからね。
採算が取れるようになったらなったで、調子に乗って掘りまくって沖の鳥島が根元からぽっきり折れて海に沈む未来が見える...
アホなこといってないで記事読み直してきなさいちゃんと読んでたら思いつかないようなバカげたことを言ってる自覚もちなさいね
ジョークも馬鹿すぎるとマジレスしかできないからな
労働力とか?
深いというだけじゃなく、広く散在している点が面倒なのです。
鉱山や油田のように一箇所にプラント建てて採掘採集できるなら深くてもいいけど、広い範囲に散在しているためにそうもいかない。
メタンハイドレートもこれと同じで「広範囲に移動しながら深海から採集」というのを低コストで行う手段が現状無いから。
日経の方には「これは中国の陸上にある鉱床の20倍に相当する濃度だ」とあるので、やはり深さの問題じゃないのかな。
レアアースって原料を大量に掘った中から処理して取り出すものなので20倍程度の濃度といっても結局は原料を大量に吸い上げるしかないのよ。
広く散在ではなく、かなりの濃度で存在するのがニュースなのです。
2015年~2017年の調査で、相当の濃度+範囲で分布していることが分かりました。この時の様子は、NHKの番組でも放送されました。https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170129... [nhk.or.jp]リンクは出せませんが、番組タイトルで検索すれば、色々と参考になるかと。今回の発表は2015-2017年の調査データを精査して、論文にまとめたということです。
まぁ、どれだけ高濃度だろうと、深海から引き上げるのが相当に大変なのはそうでしょうね。ただ、モノがあるのが確定したので、投資も集めやすいし技術開発にかけるリソースも変わってくるでしょう。
かなりの濃度といっても、一箇所だけで採取し続けられるものではありません。なので、結局は移動しながらプラント操業みたいなことをする必要があります。
繰り返しますが、鉱山や油田とは違うのです。
ドローン使って地上の鉱山みたいな仕組みをそっくりそのまま海底に持ち込めるようになれば。そう考えると飛ぶドローン以外も重要だな。
コマツあたりが作ってる銅鉱山で稼働してるダンプなんかは遠隔操作なのでドローンと言えなくもない。
NHKの番組の映像等見てみましたか?1か所で採取し続けられそうなぐらい、偏在してる様子が見えましたが。今回の論文では、中国の鉱山の鉱石より濃度が高いことも示されてますね。
外交や安全保障,資源開発を名目とした補助金稼ぎだからね.
まあ定期って奴だね。で採算ラインに到達する目途は無し。実験レベルなら深海6500で掬って来たのを試験管で処理しても「技術的に実現出来た」だものな。もう風評を流す事自体が目的じゃないかと思うレベルだ。
電力さえあればなんでもできる!まず洋上風力発電所を建設メガフロートに変電設備を設置海上で採掘から精錬まで完結させれば採算のめどは立つ
まず大型の海上風力発電機を作らないと何も進まない!
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
コストはどうなのよ? (スコア:1)
高濃度で抽出する技術が開発できたとはいえ、5600メートルの深海底から採掘するコストって途方も無いんじゃないのかな?
商業的に見合うだけの目処があるのかどうか。
そこまで言及してないってことは、まだまだ難しいんだろうねぇ…。
まぁ、外交や安全保障名目なら、これで十分かもしれないけどね。
Re:コストはどうなのよ? (スコア:2)
どうやって採取するのかね?
「海底の泥を水と一緒に海面までホースで汲み上げて船上で抽出」
「海底に泥採取ロボットを投下して泥を集めてコンテナに詰めて定期的に往還させる」
とかかな?そもそも泥を工業的に大量に採取する手法ってそんなに需要ないし技術がまだないんじゃないのかな
Re: (スコア:0)
そもそも泥を工業的に大量に採取する手法ってそんなに需要ない
泥に原油が混じってるって話がどっかになかったか?
泥を採取する需要はあまり広い分野ではないだろうけど、
それによる生成物の需要は今回の件も含み大きいのでは。
Re: (スコア:0)
> そもそも泥を工業的に大量に採取する手法ってそんなに需要ない
深さが全然違うけど、港や運河の浚渫とか河川(とくに天井川)や湖沼の浚渫とか
割と需要ありますけど
Re:コストはどうなのよ? (スコア:2)
プロジェクトに参加している三井海洋開発の株は高騰しましたよ。
採掘はフランスのテクニップ社が特殊なパイプで水深3000メートルの海底から
原油やガスを吸い上げることに成功しているのでなんとかなるのでは。
Re: (スコア:0)
やっぱり必要なものを取った残りをどうするかが問題のような気がするよなぁ。
まさか海面付近で放流ということもできないだろうし。
水と泥(の中の固形成分)を大量に綺麗に分離する技術の開発が先に必要な気がする。
早稲田プレスリリースによると、深海底にハイドロサイクロンを設置したい構想らしい (スコア:1, 参考になる)
南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と高効率な選鉱手法の確立に成功 – 早稲田大学 [waseda.jp]
>水と泥(の中の固形成分)を大量に綺麗に分離する技術の開発
今回の発表によれば、レアアース泥中の生物源リン酸カルシウム (BCP)を選択的に採取すれば、海上で希酸を使ってレアアースが取り出せることが分かっている。そのため今後は深海で選別するハイドロサイクロンや、取り出した BCP をどうやって海上まで運ぶかという「採泥・揚泥技術の開発」が進められるという。
南鳥島のレアアース有望海域は水深5000メートルより深いが、日本はしんかい6500に代表される世界屈指の深海潜水艇の技術をもつから、なんとかなるんじゃないのという気もする。
ところでこのストーリーのタイトルは「南鳥島海底の泥にレアアースが高濃度で含まれていることが発見される」だけど、おかしいな1年以上前に「しんかい6500、小笠原諸島沖の深海で大量のマンガンノジュールを発見」 [science.srad.jp]で記事になっているのだけど。今回のニュースのポイントはレアアース泥の精製技術がメインであって、南鳥島近海でレアアースが見つかったことではない。
# 報道されたからといって既出のネタをタレこまないでほしい>タレ主
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:コストはどうなのよ? (スコア:1)
本当に商業生産しようとするなら、環境問題等も出てくるので今はあくまでも未来の夢
いちおう深海からの資源採取の技術はいろいろ進んでいるらしいが.......
(某国を牽制する効果は十分にあるニュースだと思うけれども)
Re:コストはどうなのよ? (スコア:1)
南鳥島は領海内(12海里)で商業活動しないと排他的経済水域(200海里)が認められないって話もあるので、外交と漁業の点だけを考えても突っ込みたいってのが政府の立場なんじゃないかな。
Re:コストはどうなのよ? (スコア:1)
採算を度外視できれば我が国土からは大抵のものを採掘できますからね。
Re:コストはどうなのよ? (スコア:1)
採算が取れるようになったらなったで、調子に乗って掘りまくって沖の鳥島が根元からぽっきり折れて海に沈む未来が見える...
Re: (スコア:0)
アホなこといってないで記事読み直してきなさい
ちゃんと読んでたら思いつかないようなバカげたことを言ってる自覚もちなさいね
Re: (スコア:0)
ジョークも馬鹿すぎるとマジレスしかできないからな
Re: (スコア:0)
労働力とか?
Re: (スコア:0)
深いというだけじゃなく、広く散在している点が面倒なのです。
鉱山や油田のように一箇所にプラント建てて採掘採集できるなら深くてもいいけど、
広い範囲に散在しているためにそうもいかない。
メタンハイドレートもこれと同じで
「広範囲に移動しながら深海から採集」
というのを低コストで行う手段が現状無いから。
Re: (スコア:0)
日経の方には「これは中国の陸上にある鉱床の20倍に相当する濃度だ」とあるので、やはり深さの問題じゃないのかな。
Re: (スコア:0)
レアアースって原料を大量に掘った中から処理して取り出すものなので
20倍程度の濃度といっても結局は原料を大量に吸い上げるしかないのよ。
Re: (スコア:0)
広く散在ではなく、かなりの濃度で存在するのがニュースなのです。
2015年~2017年の調査で、相当の濃度+範囲で分布していることが分かりました。
この時の様子は、NHKの番組でも放送されました。
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170129... [nhk.or.jp]
リンクは出せませんが、番組タイトルで検索すれば、色々と参考になるかと。
今回の発表は2015-2017年の調査データを精査して、論文にまとめたということです。
まぁ、どれだけ高濃度だろうと、深海から引き上げるのが相当に大変なのはそうでしょうね。
ただ、モノがあるのが確定したので、投資も集めやすいし技術開発にかけるリソースも変わってくるでしょう。
Re: (スコア:0)
かなりの濃度といっても、一箇所だけで採取し続けられるものではありません。
なので、結局は移動しながらプラント操業みたいなことをする必要があります。
繰り返しますが、鉱山や油田とは違うのです。
Re: (スコア:0)
ドローン使って地上の鉱山みたいな仕組みをそっくりそのまま海底に持ち込めるようになれば。
そう考えると飛ぶドローン以外も重要だな。
Re: (スコア:0)
コマツあたりが作ってる銅鉱山で稼働してるダンプなんかは遠隔操作なのでドローンと言えなくもない。
Re: (スコア:0)
NHKの番組の映像等見てみましたか?
1か所で採取し続けられそうなぐらい、偏在してる様子が見えましたが。
今回の論文では、中国の鉱山の鉱石より濃度が高いことも示されてますね。
Re: (スコア:0)
外交や安全保障,資源開発を名目とした補助金稼ぎだからね.
Re: (スコア:0)
まあ定期って奴だね。
で採算ラインに到達する目途は無し。
実験レベルなら深海6500で掬って来たのを試験管で処理しても「技術的に実現出来た」だものな。
もう風評を流す事自体が目的じゃないかと思うレベルだ。
Re:コストはどうなのよ? (スコア:1)
ある程度のレベルになるまでは、いろいろな方法を試してみることも必要
現場が遠い島の深海の底だから、年一回のイベント扱いになってもしょうがないねw
Re: (スコア:0)
電力さえあればなんでもできる!
まず洋上風力発電所を建設
メガフロートに変電設備を設置
海上で採掘から精錬まで完結させれば採算のめどは立つ
まず大型の海上風力発電機を作らないと何も進まない!