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南鳥島海底の泥にレアアースが高濃度で含まれていることが発見される」記事へのコメント

  • 高濃度で抽出する技術が開発できたとはいえ、5600メートルの深海底から採掘するコストって途方も無いんじゃないのかな?
    商業的に見合うだけの目処があるのかどうか。
    そこまで言及してないってことは、まだまだ難しいんだろうねぇ…。

    まぁ、外交や安全保障名目なら、これで十分かもしれないけどね。

    • by NOBAX (21937) on 2018年04月12日 16時37分 (#3392385)
      早ければ3年後にも本格採取が可能というニュースも流れ
      プロジェクトに参加している三井海洋開発の株は高騰しましたよ。

      採掘はフランスのテクニップ社が特殊なパイプで水深3000メートルの海底から
      原油やガスを吸い上げることに成功しているのでなんとかなるのでは。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        やっぱり必要なものを取った残りをどうするかが問題のような気がするよなぁ。
        まさか海面付近で放流ということもできないだろうし。
        水と泥(の中の固形成分)を大量に綺麗に分離する技術の開発が先に必要な気がする。

        • 南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と高効率な選鉱手法の確立に成功 – 早稲田大学 [waseda.jp]

          工業的に広く利用されているハイドロサイクロンを用いた粒径選別試験を実施しました (図4-5)。ハイドロサイクロンによる選鉱試験の結果は、篩分けによる粒径分離試験の結果と調和的であり、レアアース泥のΣREYを最大で2.6倍 (2,315 ppm → 6,030 ppm) にまで高められることが確認されました (図5)。これは、中国の陸上鉱床で開発されているレアアース鉱石 (300 ppm以上) の20倍に達する値です。さらに今後、BCPのみを完全に分離する技術が確立されれば、その品位は中国鉱床の約50倍にまで高められる可能性があります。また、粒径分離によって泥の重量が大幅に減少するため、海上への揚泥や製錬のコストの削減も期待されます。

          >水と泥(の中の固形成分)を大量に綺麗に分離する技術の開発

          今回の発表によれば、レアアース泥中の生物源リン酸カルシウム (BCP)を選択的に採取すれば、海上で希酸を使ってレアアースが取り出せることが分かっている。そのため今後は深海で選別するハイドロサイクロンや、取り出した BCP をどうやって海上まで運ぶかという「採泥・揚泥技術の開発」が進められるという。

          南鳥島のレアアース有望海域は水深5000メートルより深いが、日本はしんかい6500に代表される世界屈指の深海潜水艇の技術をもつから、なんとかなるんじゃないのという気もする。

          ところでこのストーリーのタイトルは「南鳥島海底の泥にレアアースが高濃度で含まれていることが発見される」だけど、おかしいな1年以上前に「しんかい6500、小笠原諸島沖の深海で大量のマンガンノジュールを発見」 [science.srad.jp]で記事になっているのだけど。今回のニュースのポイントはレアアース泥の精製技術がメインであって、南鳥島近海でレアアースが見つかったことではない。

          # 報道されたからといって既出のネタをタレこまないでほしい>タレ主

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          モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
          親コメント

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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