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ロシアは既に条約相当のミサイルを実戦配備レベルで保有しているわけだが、アメリカは今から開発しなければならない。自国の兵器が運用可能になった時点で条約破棄に踏み切るべきだったのではないか。その間は相手を非難できる訳で、政治的にも軍事的にもメリットのある選択には思えないですね。
地上発射型トマホーク再び?ただ米軍が配備して役に立つ場所って中露に比べて殆ど無いのよね純軍事的に見るならば、INF条約に関係のない「水上艦艇への核兵器再配備」の方がよほど合理的に見える
>なぜこのタイミングで?オバマがサボっていたので、その尻拭い。
#3559165で書きましたけど、議会が予算付けないのが一番大きいと思いますよ。
ミサイル防衛システムもあるし、INF条約の制限内ギリギリのところまでの数の核ミサイルを確保してるのに、なんで新しい核ミサイルを配備しないといけないんだ・今あるミサイルを改修して、核弾頭が劣化するならそこだけ作ればいいじゃないか。と言う意見が議会の多数派を占める状態が、2010年代以前からずっと続いてきてる訳ですので。
そうこうしてる間に、ミサイル防衛システムに迎撃されないようにコース変えながら極超音速で飛んでくミサイルを中国とロシアが実用化して配備始めちゃうし、ミサイル防衛に関してもロシアは優れたミサイルシステムを今年か来年には大規模配備始めちゃうし、中国は迎撃ミサイルは不明でも大型レーザ兵器を2010年代前半から着々と実戦配備し始めてる。
INF条約破棄という形になるのは、まぁ、必然だったのでしょう。「新しい核兵器」への対抗手段の開発だけでなく核兵器自体の更新も、予算面でも技術面でも遅れざるを得なかったアメリカの、苦肉の策。
極超音速ではコースは変えられませんよ。空中分解しちゃいます。
マッハ5は秒速1.7Kmになるから、迎撃してくる物体を避けたらもう一度目標に方向転換する余裕はなさそうですね。
それとも、最小限の動きで紙一重でかわすみたいな凄いムーブができたりするんでしょうか?
極超音速くらいになると基本大陸間弾道ミサイルのお話になるので、直線射程距離は千km単位で語られ、ミサイル防衛の迎撃地点もやっぱ数百~千km先とかいうお話になってくる。つまり迎撃側も相手の弾道を予測し、遥か彼方に設定されたポイントで迎撃できるよう打ち出すという行程を踏むわけ。ここでちょくちょく軌道を修正されると迎撃ポイントを絞れなくてミサイルを打ち出すこと自体が難しくなる。#下手に撃っても正しく紙一重で交わされる格好になる
かといって迷っているうちに極超音速で接近してくるので時間はない。威力次第だが、10km以内に入られたら撃ち落とせても致命傷になる可能性がある。
しかもここまで語ってこれは実は妄想の話だったり。現状は正確な「迎撃の回避方法」がわからないので、考えうるかぎりの状況を想定し、対処できるような新規迎撃システムが欲しくなるわけ。
ドイツやギリシャあたりに置いたらクレムリンが射程に入るので、NATO用ですかね?アメリカの脱退が怖いNATOに対しては強気の姿勢を取れるので、核の傘として各国に費用負担をさせれば、トランプ政権のスポンサーであるアメリカの軍需産業が開発費の税金投入と欧州各国からの注文で潤うとかはありそうですロッキードマーティンとかね
ロックマーティンの売上がざっくり4兆円で、トヨタの売上が29兆円。米国内の軍需産業トップ10が束になってもトヨタより米大統領に影響力はなさそうなんだけど。アレよね。軍需産業ごときが米国の政府を私できるなら、トヨタと日産とホンダで世界征服できるよね。最近は装備の単価が上がって、それ故に数が出なくて儲からないんだよね特需って。銃器メーカーなんてバンバン潰れて統廃合されてるんだよね。なんかこうね左の人は冷戦期から知識がアップデートされてなくて軍需産業に夢見すぎだよね。
「ロックマーティンの売上がざっくり4兆円で、トヨタの売上が29兆円」ロビー活動費も別のもの。
売り上げが4兆円しかないのに、純利益が2.5兆円のトヨタよりも利益が出ているのですか?
中露が一方的に開発してて、アメリカが一方的に開発できないからな。というか核は抑止力が目的であって、実戦配備が目的じゃない。
なので実践配備のための開発段階から大きく宣言するのは抑止力の面で隠すよりメリットがある。
自国の兵器が運用可能になった時点で条約破棄に踏み切るべきだったのではないか。その間は相手を非難できる訳で、政治的にも軍事的にもメリットのある選択には思えないですね。
そういうことをやると中露の同盟国から非難されるのでプラマイゼロですプラスに持っていくなら極秘裏に開発するかしないかという選択になります実益だけ見ればさっさと破棄するってことになるかと第一破棄するぞ〜って脅しならさんざん使ったが効果はなかったし「水上艦艇への核兵器再配備」はあんまり意味がないかなーって思うけどね水上艦に搭載すれば潜水艦よりも大きな弾頭を搭載できるがその差は小さいしかも潜水艦と違って目立つし
結局VLS発射だとすると水上艦艇も戦略ミサイル原潜も飛翔体の搭載可能サイズはあまりかわらんのではないだろうか
自国の兵器が運用可能になった時点で条約破棄に踏み切るべきだったのではないか。
破棄せんことには開発も出来ないだろが。開発してたら非難も出来ない。
おおざっぱな感覚だと条約が気に入らないときの対応の違いを国によって感じる。
・条約を結びつつ守らない:中国・ロシア・条約を破棄して離脱する:アメリカ・ヨーロッパ
って感じ。戦略の違いってことじゃないのかな。
×戦略の違い○順法意識の違い
・条約のおかわりを希望する:
運用開始に持っていくためには、開発をしなかならんわけで、開発をするためには予算をつけなきゃならない。予算をつけるのに、「条約に違反する物を開発したいんで予算つけてください」じゃ議会に話が通らないだろうwww
独裁者が勝手やれる国とは違って、筋が通った手順で進めていかなきゃならんのよ。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
なぜこのタイミングで? (スコア:0)
ロシアは既に条約相当のミサイルを実戦配備レベルで保有しているわけだが、
アメリカは今から開発しなければならない。
自国の兵器が運用可能になった時点で条約破棄に踏み切るべきだったのではないか。
その間は相手を非難できる訳で、政治的にも軍事的にもメリットのある選択には思えないですね。
地上発射型トマホーク再び?ただ米軍が配備して役に立つ場所って中露に比べて殆ど無いのよね
純軍事的に見るならば、INF条約に関係のない「水上艦艇への核兵器再配備」の方がよほど合理的に見える
Re: (スコア:0)
>なぜこのタイミングで?
オバマがサボっていたので、その尻拭い。
Re:なぜこのタイミングで? (スコア:1)
#3559165で書きましたけど、議会が予算付けないのが一番大きいと思いますよ。
ミサイル防衛システムもあるし、INF条約の制限内ギリギリのところまでの数の核ミサイルを確保してるのに、なんで新しい核ミサイルを配備しないといけないんだ・今あるミサイルを改修して、核弾頭が劣化するならそこだけ作ればいいじゃないか。と言う意見が議会の多数派を占める状態が、2010年代以前からずっと続いてきてる訳ですので。
そうこうしてる間に、ミサイル防衛システムに迎撃されないようにコース変えながら極超音速で飛んでくミサイルを中国とロシアが実用化して配備始めちゃうし、ミサイル防衛に関してもロシアは優れたミサイルシステムを今年か来年には大規模配備始めちゃうし、中国は迎撃ミサイルは不明でも大型レーザ兵器を2010年代前半から着々と実戦配備し始めてる。
INF条約破棄という形になるのは、まぁ、必然だったのでしょう。「新しい核兵器」への対抗手段の開発だけでなく核兵器自体の更新も、予算面でも技術面でも遅れざるを得なかったアメリカの、苦肉の策。
Re:なぜこのタイミングで? (スコア:1)
極超音速ではコースは変えられませんよ。空中分解しちゃいます。
Re: (スコア:0)
マッハ5は秒速1.7Kmになるから、迎撃してくる物体を避けたら
もう一度目標に方向転換する余裕はなさそうですね。
それとも、最小限の動きで紙一重でかわすみたいな凄いムーブが
できたりするんでしょうか?
Re: (スコア:0)
極超音速くらいになると基本大陸間弾道ミサイルのお話になるので、
直線射程距離は千km単位で語られ、ミサイル防衛の迎撃地点もやっぱ数百~千km先とかいうお話になってくる。
つまり迎撃側も相手の弾道を予測し、遥か彼方に設定されたポイントで迎撃できるよう打ち出すという行程を踏むわけ。
ここでちょくちょく軌道を修正されると迎撃ポイントを絞れなくてミサイルを打ち出すこと自体が難しくなる。
#下手に撃っても正しく紙一重で交わされる格好になる
かといって迷っているうちに極超音速で接近してくるので時間はない。
威力次第だが、10km以内に入られたら撃ち落とせても致命傷になる可能性がある。
しかもここまで語ってこれは実は妄想の話だったり。
現状は正確な「迎撃の回避方法」がわからないので、考えうるかぎりの状況を想定し、対処できるような新規迎撃システムが欲しくなるわけ。
Re: (スコア:0)
ドイツやギリシャあたりに置いたらクレムリンが射程に入るので、NATO用ですかね?
アメリカの脱退が怖いNATOに対しては強気の姿勢を取れるので、核の傘として各国に費用負担をさせれば、トランプ政権のスポンサーであるアメリカの軍需産業が開発費の税金投入と欧州各国からの注文で潤うとかはありそうです
ロッキードマーティンとかね
Re: (スコア:0, 興味深い)
ロックマーティンの売上がざっくり4兆円で、トヨタの売上が29兆円。米国内の軍需産業トップ10が束になってもトヨタより米大統領に影響力はなさそうなんだけど。アレよね。軍需産業ごときが米国の政府を私できるなら、トヨタと日産とホンダで世界征服できるよね。
最近は装備の単価が上がって、それ故に数が出なくて儲からないんだよね特需って。銃器メーカーなんてバンバン潰れて統廃合されてるんだよね。
なんかこうね左の人は冷戦期から知識がアップデートされてなくて軍需産業に夢見すぎだよね。
売り上げと利益は別のもの。 (スコア:0)
「ロックマーティンの売上がざっくり4兆円で、トヨタの売上が29兆円」
ロビー活動費も別のもの。
Re: (スコア:0)
売り上げが4兆円しかないのに、純利益が2.5兆円のトヨタよりも利益が出ているのですか?
Re: (スコア:0)
中露が一方的に開発してて、アメリカが一方的に開発できないからな。
というか核は抑止力が目的であって、実戦配備が目的じゃない。
なので実践配備のための開発段階から大きく宣言するのは抑止力の面で隠すよりメリットがある。
Re: (スコア:0)
自国の兵器が運用可能になった時点で条約破棄に踏み切るべきだったのではないか。
その間は相手を非難できる訳で、政治的にも軍事的にもメリットのある選択には思えないですね。
そういうことをやると中露の同盟国から非難されるのでプラマイゼロです
プラスに持っていくなら極秘裏に開発するかしないかという選択になります
実益だけ見ればさっさと破棄するってことになるかと
第一破棄するぞ〜って脅しならさんざん使ったが効果はなかったし
「水上艦艇への核兵器再配備」はあんまり意味がないかなーって思うけどね
水上艦に搭載すれば潜水艦よりも大きな弾頭を搭載できるがその差は小さい
しかも潜水艦と違って目立つし
Re: (スコア:0)
結局VLS発射だとすると水上艦艇も戦略ミサイル原潜も飛翔体の搭載可能サイズはあまりかわらんのではないだろうか
Re: (スコア:0)
自国の兵器が運用可能になった時点で条約破棄に踏み切るべきだったのではないか。
破棄せんことには開発も出来ないだろが。
開発してたら非難も出来ない。
Re: (スコア:0)
おおざっぱな感覚だと
条約が気に入らないときの対応の違いを国によって感じる。
・条約を結びつつ守らない:中国・ロシア
・条約を破棄して離脱する:アメリカ・ヨーロッパ
って感じ。
戦略の違いってことじゃないのかな。
Re: (スコア:0)
×戦略の違い
○順法意識の違い
Re: (スコア:0)
・条約のおかわりを希望する:
Re: (スコア:0)
運用開始に持っていくためには、開発をしなかならんわけで、開発をするためには予算をつけなきゃならない。
予算をつけるのに、「条約に違反する物を開発したいんで予算つけてください」じゃ議会に話が通らないだろうwww
独裁者が勝手やれる国とは違って、筋が通った手順で進めていかなきゃならんのよ。