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インド、ミサイルによる衛星破壊実験に成功。スペースデブリを生む行為に批判も」記事へのコメント

  • なんでインドや中国が同じことやろうとすると文句付けられるのか
    それに説得力ある論理が提示されない限り続くだろう。
    CO2排出も同じこと。ヒドラジンも
    先進国の手前勝手な論理に従う必要はない

    • by Anonymous Coward on 2019年03月30日 22時47分 (#3590633)

      まず、インドと中国の実験による結果は、質が異なる。具体的には標的高度が全く違う。
      インドのは高度300kmの低軌道で、すぐ大気抵抗で落ちてくるので危険は短期間。数週間ってところ。
      よって、ほめられたことではないが、中国ほど非難はされないと思われる。

      中国のは高度800kmと軌道が高く、大気抵抗はほぼ無い。デブリは数十年間軌道に留まり、危険は無くならない。
      実際、3年半経過後の残存デブリ率は97%もあり、中国のデブリ由来と疑われる衛星故障も報告がある。
      さらには、破片がISS(国際宇宙ステーション)に接近すると判明し、宇宙飛行士の待避が行われたこともある。

      中国が非難されるのは、このような正当な理由がある。
      同じような実験を米国やロシアが行った場合でも、同様に強く非難されることは間違いない。
      正直、中国当局は標的高度設定をしくじったと思ってるだろうね。

      一方、米ロ、いや米ソについては、デブリの危険性が広く理解されるより前に行われている。
      宇宙開発の黎明期であって、宇宙の商業利用が広く進んだ現在と比較することは無意味。
      最も最近に行われた実験でも1985年で、デブリが危険との米議会の指摘により中止されている。
      2008年には制御不能の衛星が原形を留めたまま落下することを防ぐために初の実戦が行われたが、これの高度は240km。当然すぐ大気に落ちるので、デブリを理由にした非難は無かった。

      ところで、ヒドラジンの何がいけないんだ? 全く想像つかないが。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        勝手な想像ですが、毒性ですかねぇ?<ヒドラジン

        まあ、地球大気に撒き散らされる量なんてたかが知れてるでしょうが。
        #それに不安定だからすぐに分解されるだろうし

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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