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ちょっと考えてみた。
日本の男性の全年齢喫煙率は27.8%。一方女性は8.7%(いずれも2018年JT調査 [health-net.or.jp])。ということは、Y染色体上の遺伝子が喫煙を促すと推定される。
もちろん、これは戯言であって事実ではないけど、今回の「遺伝子が喫煙に影響を与える」という理研の結論が同じような戯言でないことは、どうやって確かめればいいんだろうか。
まず、女性についてですが、歴史的社会的に喫煙への抑制が働きやすく、また女性は出産・子育てへの影響も考えて喫煙には慎重であるという背景があることを考慮する必要があります。そこで、もし性差について確認したいのであれば、喫煙の機会があった人だけを男女それぞれに抜き出して、各グループで喫煙が習慣化したか、あるいは依存症へと発展したのかを調べれば、性差が関係するかを確認できるでしょう。
また、今回の日本人だけに特徴的に存在するという遺伝子の影響については、その遺伝子を持つ人々と持たない人々を、出来得る限り他の条件は一致するように選び出したうえで比較すれば、確認できます。
他の因子がもし影響しているのであれば、条件別に(例えばそれこそ男女別に)同じ比較をしたときに、遺伝子によるとされた影響が異なるはずで、多変量解析でそうした因子が見つからないのであれば、遺伝子以外の影響とは考えられないとして、よいでしょう。
強い相関があるのだとしたら・親に喫煙習慣があったから喫煙するようになった。・親から喫煙に関する遺伝子を引き継いだから喫煙するようになった。の区別が難しそう。
うちは両親もその親(祖母)も吸ってたけど、俺も妹も吸わないなあ。ハッキリ言うけど、この件に限らず身体的に強い弱い、影響を受けやすい受けにくいの問題ではなく意志力の問題だと思うわ。「依存」という事自体が。
どんなに体質云々があったとしても、本人の意思が強ければ依存しないわけだから。それがないと行きていけない体、というならまだしも。
遺伝子的に依存しやすかったとして、本当に研究の結果、というだけでしかない気がする。気になったことがあったから調べてみた、的な。
別に元コメも論文も「体質云々」なんて書いてないのでは?遺伝子に相関してるかどうかってことでしょ?意志力も当然遺伝子に相関してるでしょう
そういう考えもあると思うが、意思の強さと遺伝に因果関係(少なくとも相関)が無いことが示されないと、議論の階層が合わないんでは。
私と妹と父親は煙草を吸ってたけど、今は3人とも吸ってない。みんな意志力なんて発揮する必要もなく、離脱症状もなく、禁煙に成功してる。私はただその身体的な要因によって禁煙に成功しただけだし、意志力になんて全く自信はない。禁煙に成功しない人の意志力が必ずしも私に劣るとも思わない。私の場合、カフェインを摂らないと頭痛という離脱症状に1日ほど悩まされる。カフェインが取れなさそうな環境に身を置く必要がある時には事前に禁カフェインするんだけど、それには頭痛と闘う覚悟と意志力が多少はいる。もし離脱症状に3日とか7日悩まされるなら、その期間が長いほど禁カフェインは難しくなるだろう。1日頭痛を我慢すれば良いという身体的な要因で禁カフェインが成功するに過ぎない。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
相関関係と因果関係 (スコア:0)
ちょっと考えてみた。
日本の男性の全年齢喫煙率は27.8%。一方女性は8.7%(いずれも2018年JT調査 [health-net.or.jp])。ということは、Y染色体上の遺伝子が喫煙を促すと推定される。
もちろん、これは戯言であって事実ではないけど、今回の「遺伝子が喫煙に影響を与える」という理研の結論が同じような戯言でないことは、どうやって確かめればいいんだろうか。
Re: (スコア:1)
まず、女性についてですが、歴史的社会的に喫煙への抑制が働きやすく、また女性は出産・子育てへの
影響も考えて喫煙には慎重であるという背景があることを考慮する必要があります。
そこで、もし性差について確認したいのであれば、喫煙の機会があった人だけを男女それぞれに抜き出して、
各グループで喫煙が習慣化したか、あるいは依存症へと発展したのかを調べれば、性差が関係するかを
確認できるでしょう。
また、今回の日本人だけに特徴的に存在するという遺伝子の影響については、その遺伝子を持つ人々と
持たない人々を、出来得る限り他の条件は一致するように選び出したうえで比較すれば、確認できます。
他の因子がもし影響しているのであれば、条件別に(例えばそれこそ男女別に)同じ比較をしたときに、
遺伝子によるとされた影響が異なるはずで、多変量解析でそうした因子が見つからないのであれば、
遺伝子以外の影響とは考えられないとして、よいでしょう。
Re:相関関係と因果関係 (スコア:0)
強い相関があるのだとしたら
・親に喫煙習慣があったから喫煙するようになった。
・親から喫煙に関する遺伝子を引き継いだから喫煙するようになった。
の区別が難しそう。
Re:相関関係と因果関係 (スコア:1)
うちは両親もその親(祖母)も吸ってたけど、俺も妹も吸わないなあ。
ハッキリ言うけど、この件に限らず身体的に強い弱い、影響を受けやすい受けにくいの問題ではなく
意志力の問題だと思うわ。
「依存」という事自体が。
どんなに体質云々があったとしても、本人の意思が強ければ依存しないわけだから。
それがないと行きていけない体、というならまだしも。
遺伝子的に依存しやすかったとして、本当に研究の結果、というだけでしかない気がする。
気になったことがあったから調べてみた、的な。
Re:相関関係と因果関係 (スコア:2)
別に元コメも論文も「体質云々」なんて書いてないのでは?
遺伝子に相関してるかどうかってことでしょ?
意志力も当然遺伝子に相関してるでしょう
Re: (スコア:0)
そういう考えもあると思うが、
意思の強さと遺伝に因果関係(少なくとも相関)が無いことが示されないと、議論の階層が合わないんでは。
Re: (スコア:0)
私と妹と父親は煙草を吸ってたけど、今は3人とも吸ってない。
みんな意志力なんて発揮する必要もなく、離脱症状もなく、禁煙に成功してる。
私はただその身体的な要因によって禁煙に成功しただけだし、意志力になんて全く自信はない。
禁煙に成功しない人の意志力が必ずしも私に劣るとも思わない。
私の場合、カフェインを摂らないと頭痛という離脱症状に1日ほど悩まされる。
カフェインが取れなさそうな環境に身を置く必要がある時には
事前に禁カフェインするんだけど、それには頭痛と闘う覚悟と意志力が多少はいる。
もし離脱症状に3日とか7日悩まされるなら、その期間が長いほど禁カフェインは難しくなるだろう。
1日頭痛を我慢すれば良いという身体的な要因で禁カフェインが成功するに過ぎない。