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南海トラフ地震の予知は困難、「100回中99回で予知失敗」との集計結果が出る」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    日本地球惑星科学連合2019年大会(JpGU Meeting 2019)で発表があるようです。
    http://www.jpgu.org/meeting_2019/SessionList_jp/detail/S-SS13.html [jpgu.org]
    講演番号SSS13-02の予稿を見ると以下のように説明されています。

    アンケートでは地震の事前予測ができる、できないという単純な聞き方ではなく、地震予測情報を発表に至るまでのプロセスを以下の4段階に分解したのが特徴である。4段階とは、(1)地震に先行する現象の有無、(2)その現象の観測可能性、(3)観測された事象を異常と判定できる可能性、(4)異常と判定された場合に社会に向けて発表できるか否かで、各研究者の認識を0%から100%まで10%きざみの数値で回答を求めた。

    • by Anonymous Coward on 2019年05月23日 22時54分 (#3620136)

      (4)で公表できるか否かを指標に含めてる時点で学術的な態度じゃないし結論ありきだろうなぁ。
      発表する方法がない、責任を発生させる必要がない、そういう人たちはこの計算では地震予知率0%に分類されるけど、それは研究が失敗したからなんだろうか。

      統計的には、東日本ですら99%以上の確率で発生すると「事前に」言われてたこと。
      「前兆(別の事象)を掴むことができるかどうか」という学術的な視点と、防災に確実に役立つかをリンクさせるナンセンスって、地震予知に人的被害の責任を転嫁させようって魂胆。目的が減災なら統計学でも十分だし、そもそも予知に関わらず最大限の備えをしようってなるのは当然だと思うけど。
      研究は生活の役に立たなくてもいいとか宣うスラド民はどこへ行った?それともそもそも存在しない?

      親コメント

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