アカウント名:
パスワード:
日本でも昔から研究はしてるけど、日本の高温岩体は湿ってるところが多くて、開発可能な乾燥岩体があっても温泉業界からいろいろ言われたりする高温乾燥岩体の本場である米国が本気になったら、シェールガスのように電気や熱といった形で輸出できるかもしれない
岩石ってのは冷めにくい反面暖まりにくい。高温岩体に割れ目を入れてその割れ目から熱を取り出すのだけれど、冷めてしまうと それが再びそれなりの短期間で暖まることを期待するのは難しい。だから常に岩体に新しいクラックを入れ続けなければならんのです。過去には地下で原爆を爆発させて大規模なクラックを作るなんてファンキーなアイデアもあったようですが。
それからそこから出てくるのはかなりフレッシュな蒸気なんで大量の湯の花が出てきます。タービンに絡みついたり、管路を塞いでしまったり結構厄介です。可能性はありますが、それなりにハードルはあります。
クラックを作ると言わず、核のエネルギーで岩体を暖めて発電するのはダメなのかな。地下が冷めてきて発電効率が下がってきたら、さらにその深くで適当に核爆弾を爆発させて暖める。消費期限切れかけの核弾頭がそのまま使えて便利そう。
水爆を使えば夢の核融合発電になりますね。
最大級の火力発電所(100万kW)の一日の出力が 86.4TJ で、これはおよそ長崎の原爆(TNT20換算数キロトン)のエネルギーになります、ただし粗雑に広がる熱から電力として回収できるのは数%も行かないでしょう。かなり太い深い穴を掘って中に原子爆弾を一個落とせば、数百kWの発電を年単位で維持できるかも知れません。
最大級の水爆なら数千倍のエネルギーが得られますが、関東大震災やクラカタウ火山の噴火のエネルギーと比較できる規模になってしまいます。もう少し手頃な威力の水爆も入手できるでしょうが、これを落とす太くて深い穴を安価に掘る技術は開発する必要があるでしょう。箸にも棒にも掛からない訳ではありませんが実現は難しそうです。
ネバダ州の核実感場とかだったら、多分きっと関東大震災ぐらいの地震ぐらいじゃ誰にも迷惑は掛からなさそう。
核実感場
あなたもぜひ核の威力を体感してみてください
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
高温岩体地熱発電 (スコア:0)
日本でも昔から研究はしてるけど、日本の高温岩体は湿ってるところが多くて、開発可能な乾燥岩体があっても温泉業界からいろいろ言われたりする
高温乾燥岩体の本場である米国が本気になったら、シェールガスのように電気や熱といった形で輸出できるかもしれない
Re: (スコア:5, 参考になる)
岩石ってのは冷めにくい反面暖まりにくい。
高温岩体に割れ目を入れてその割れ目から熱を取り出すのだけれど、
冷めてしまうと それが再びそれなりの短期間で暖まることを期待するのは難しい。
だから常に岩体に新しいクラックを入れ続けなければならんのです。
過去には地下で原爆を爆発させて大規模なクラックを作るなんて
ファンキーなアイデアもあったようですが。
それからそこから出てくるのはかなりフレッシュな蒸気なんで大量の湯の花が出てきます。
タービンに絡みついたり、管路を塞いでしまったり結構厄介です。
可能性はありますが、それなりにハードルはあります。
Re: (スコア:0)
クラックを作ると言わず、核のエネルギーで岩体を暖めて発電するのはダメなのかな。地下が冷めてきて発電効率が下がってきたら、さらにその深くで適当に核爆弾を爆発させて暖める。消費期限切れかけの核弾頭がそのまま使えて便利そう。
Re: (スコア:0)
水爆を使えば夢の核融合発電になりますね。
最大級の火力発電所(100万kW)の一日の出力が 86.4TJ で、これはおよそ長崎の原爆(TNT20換算数キロトン)のエネルギーになります、ただし粗雑に広がる熱から電力として回収できるのは数%も行かないでしょう。かなり太い深い穴を掘って中に原子爆弾を一個落とせば、数百kWの発電を年単位で維持できるかも知れません。
最大級の水爆なら数千倍のエネルギーが得られますが、関東大震災やクラカタウ火山の噴火のエネルギーと比較できる規模になってしまいます。もう少し手頃な威力の水爆も入手できるでしょうが、これを落とす太くて深い穴を安価に掘る技術は開発する必要があるでしょう。箸にも棒にも掛からない訳ではありませんが実現は難しそうです。
Re:高温岩体地熱発電 (スコア:0)
ネバダ州の核実感場とかだったら、多分きっと関東大震災ぐらいの地震ぐらいじゃ誰にも迷惑は掛からなさそう。
Re:高温岩体地熱発電 (スコア:1)
あなたもぜひ核の威力を体感してみてください