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タレコミ文はツリなんだろうが、一応反論。
サンブスギ(山武杉)における非赤枯性溝腐病が手に負えない状態になったのは、輸入材の流入により杉建材の価格が劇的に低下して、商品価値が著しく毀損したことで、商品としての出荷が大幅に減ったため。結果として、杉の手入れが行われず病害が拡がることとなった。
さらにこの状況が好転する見込みがないため、林業従事者が減って、後継者もいない。そうこうするうちに、杉林の持ち主が死去して、土地の所有権が相続者(複数)に分散し、今では持ち主不明の杉林だらけ(空き屋激増と同じ理屈)。
このあたりの事情は国会でも取り上げられた [saitokazuko.jp]し、テレビでも報道されている [www.fnn.jp]。
輸入材っていうか、集成材がメインになって日本製の材木を使う理由が失せたのが大きいかと。昨今の一般住宅はプレカット工法で工業的に生産されており、材木も品質として狂いがないことが求められます。それに対応するために生木ではなく集成材を使うようになり、集成材の原材料としては品質の劣る日本製の材木を使わずに海外輸入が増えたというのが聞いた話。
そもそも普通の木材はいくら乾燥させてもある程度の反りが出るので、大工はその経年の反りまで考慮の上で組んだものですが、そういった工法のできる大工は需要がないため、昨今極めて少なくなっています。
山林の管理は、所有者が何年に一度建物を建て替えるという前提で管理し、前述のような大工の手を借りつつ建物を更新することで成り立っていたそうなので、そういったローテーションのノウハウが住宅の工業化によって失われた現在、山林が管理されなくなるのもむべなるかなと言ったところでしょうか。
ごく希な例を一般化しないようにそして伐採する人員がいなきゃどうしようもないことくらいわかれ一朝一夕で人増やせる業界じゃない
千葉県は林業就業者に力を入れ始めた段階じゃなかったかな。すべてはこれからという話であるので、今回は残念ながら間に合わなかったのでしょう。
千葉の場合は病気に弱い品種が多くすでに蔓延してるという事情があるわけで、不幸ですが今ある分については中国に輸出するには手遅れですね。
単に今までの台風で倒れなかっただけでしょ西日本は台風が来るたびに弱い木から倒れていってるから、強い台風でも一斉に倒れることは少ない20年くらい前の台風でうちの裏山一面に生えてたスギは、ほぼ全部がお菓子のポッキーみたいに幹がめちゃくちゃに折れたけど、停電世帯がなかったからニュースにもなってないよ日田の杉林が大打撃をうけてダムが埋まってやばそうみたいな報道はあった
聞き覚えのある言葉だと思ったら、阪神大震災や2018年の大阪自身のブロック塀倒壊のときだ。
>単に今までの地震で倒れなかっただけでしょ>東日本は地震Mが来るたびに弱い塀から倒れていってるから、強い地震でも一斉に倒れることは少ない
実際、1970-80年代に鉄骨ないブロック塀って駆逐されていたと思っていたのに(新潟と仙台でブロック塀に殺された人数観たら、地震があったらもう倒壊しているよね、と思い込んでいた)
超近代21世紀大都市の大阪様で学校の敷居に使われていた(ましてや80年代以降新設されていた)なんて信じられませんでした
ブロック塀を敷居にするってイミフ
区切り線のことを「しきい」って言ってたなそういえば漢字は敷居だったんかな
たしかに言うな(北関東在住)。
しきい値とか言うから、区切り線的な意味はあるかもね。尚、しきい値は閾値(いきち)の方が正しい。いきち、というのが若干わかりにくいからしきいに鈍ったんじゃないかと思ってる。
>しきい値は閾値(いきち)の方が正しいそれ、よく聞きますけれども、しきい値も正しいみたいですよ実際は。
Wikipediaの世界では>生理学や心理学では「閾値」が、物理学や工学では「しきい値」が、学術用語として定着している。ということになってますね。実際、大学時代(20年ほど前の理系)でも「しきいち」って音は耳に入ってたなぁ。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
病害が蔓延した理由 (スコア:3, 参考になる)
タレコミ文はツリなんだろうが、一応反論。
サンブスギ(山武杉)における非赤枯性溝腐病が手に負えない状態になったのは、輸入材の流入により杉建材の価格が劇的に低下して、商品価値が著しく毀損したことで、商品としての出荷が大幅に減ったため。結果として、杉の手入れが行われず病害が拡がることとなった。
さらにこの状況が好転する見込みがないため、林業従事者が減って、後継者もいない。そうこうするうちに、杉林の持ち主が死去して、土地の所有権が相続者(複数)に分散し、今では持ち主不明の杉林だらけ(空き屋激増と同じ理屈)。
このあたりの事情は国会でも取り上げられた [saitokazuko.jp]し、テレビでも報道されている [www.fnn.jp]。
Re:病害が蔓延した理由 (スコア:3, 興味深い)
輸入材っていうか、集成材がメインになって日本製の材木を使う理由が失せたのが大きいかと。
昨今の一般住宅はプレカット工法で工業的に生産されており、材木も品質として狂いがないことが求められます。
それに対応するために生木ではなく集成材を使うようになり、集成材の原材料としては品質の劣る日本製の材木を
使わずに海外輸入が増えたというのが聞いた話。
そもそも普通の木材はいくら乾燥させてもある程度の反りが出るので、大工はその経年の反りまで考慮の上で
組んだものですが、そういった工法のできる大工は需要がないため、昨今極めて少なくなっています。
山林の管理は、所有者が何年に一度建物を建て替えるという前提で管理し、前述のような大工の手を借りつつ
建物を更新することで成り立っていたそうなので、そういったローテーションのノウハウが住宅の工業化によって
失われた現在、山林が管理されなくなるのもむべなるかなと言ったところでしょうか。
Re:病害が蔓延した理由 (スコア:3)
中国では国有林の伐採が禁じられたのが要因の一つ。
九州地区では他人の山の木を勝手に伐採してしまう事例もあって問題になっている。
サンブスギのオーナーはビジネス感覚が鈍いということじゃないのか。
Re: (スコア:0)
ごく希な例を一般化しないように
そして伐採する人員がいなきゃどうしようもないことくらいわかれ
一朝一夕で人増やせる業界じゃない
Re: (スコア:0)
九州地区では林業用機器の導入もあり、若い人や女性の就業も増えている。
指を咥えて嘆いているだけでは何も変わらない。
Re: (スコア:0)
千葉県は林業就業者に力を入れ始めた段階じゃなかったかな。
すべてはこれからという話であるので、今回は残念ながら間に合わなかったのでしょう。
Re: (スコア:0)
千葉の場合は病気に弱い品種が多くすでに蔓延してるという事情があるわけで、不幸ですが今ある分については中国に輸出するには手遅れですね。
Re:病害が蔓延した理由 (スコア:2, 興味深い)
単に今までの台風で倒れなかっただけでしょ
西日本は台風が来るたびに弱い木から倒れていってるから、強い台風でも一斉に倒れることは少ない
20年くらい前の台風でうちの裏山一面に生えてたスギは、ほぼ全部がお菓子のポッキーみたいに幹がめちゃくちゃに折れたけど、停電世帯がなかったからニュースにもなってないよ
日田の杉林が大打撃をうけてダムが埋まってやばそうみたいな報道はあった
Re: (スコア:0)
聞き覚えのある言葉だと思ったら、阪神大震災や2018年の大阪自身のブロック塀倒壊のときだ。
>単に今までの地震で倒れなかっただけでしょ
>東日本は地震Mが来るたびに弱い塀から倒れていってるから、強い地震でも一斉に倒れることは少ない
実際、1970-80年代に鉄骨ないブロック塀って駆逐されていたと思っていたのに
(新潟と仙台でブロック塀に殺された人数観たら、地震があったらもう倒壊しているよね、と思い込んでいた)
超近代21世紀大都市の大阪様で学校の敷居に使われていた(ましてや80年代以降新設されていた)なんて
信じられませんでした
Re: (スコア:0)
ブロック塀を敷居にするってイミフ
Re: (スコア:0)
区切り線のことを「しきい」って言ってたなそういえば
漢字は敷居だったんかな
Re: (スコア:0)
たしかに言うな(北関東在住)。
しきい値とか言うから、区切り線的な意味はあるかもね。
尚、しきい値は閾値(いきち)の方が正しい。
いきち、というのが若干わかりにくいからしきいに鈍ったんじゃないかと思ってる。
Re: (スコア:0)
>しきい値は閾値(いきち)の方が正しい
それ、よく聞きますけれども、
しきい値も正しいみたいですよ実際は。
Re: (スコア:0)
Wikipediaの世界では
>生理学や心理学では「閾値」が、物理学や工学では「しきい値」が、学術用語として定着している。
ということになってますね。
実際、大学時代(20年ほど前の理系)でも「しきいち」って音は耳に入ってたなぁ。