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> 1965年にGordon Mooreは、2年ごとにチップ上のトランジスタ密度が2倍になるというムーアの法則を発表した
実はそんな発表は存在してません.
1965年ごろの初出とされる文章ではThe complexity for minimum component costs has increased at a rate of roughly a factor of two per year.とあるだけで「トランジスタ密度」とは言っていませんでした. https://en.wikipedia.org/wiki/Moore's_law [wikipedia.org]
それがいつの間にかトランジスタの話にすり替わってまたx年ごとにy倍になる,といういろいろなバリエーションが出てきたものをまとめて「ムーアの法則」と呼んでる状況です.
分
【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】ムーアの法則“ページ3”に対応するDARPA - PC Watch [impress.co.jp]より引用
Moore氏自身は、ムーアの法則では、技術だけでなく経済性が制約となることにも気がついていた。そして、論文には3ページ目があり、そこでMoore氏は、自身のムーアの法則が制約された時の展望にも言及している。大きなシステムを、個別にパッケージされてインターコネクトされた小さな機能(ブロック)によって作る方がより経済的になるかもしれないと予言しているという。つまり、Moore氏自身が、ムーアの法則が際限なく続くのではなく、別なアプローチが台頭する可能性も示していた。
別のアプローチも最初から書かれていたらしいです。原文を読んだことがないのでアレですが。
そもそも経済性についての法則なんで経済性が当然だろう。という話は置いといても実際のところムーアの法則が自然法則か経験則かはどうでもいい。少なくとも続いている間はどっちでもいい。そもそも半導体業界からすれば努力目標(つまりムーアのオーダー)であって法則ではないし。ムーアの法則が法則になるのは周辺産業つまりソフトウェア産業やコンピュータ産業、そしてソフトウェアおよびコンピュータを使う産業。正直より複雑な半導体を低コストで作れるようになるってのはだいぶ前に事実に反するようになってるしムーアの法則はとっくに終わってる。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
ムーアの法則に関する誤解 (スコア:3, 興味深い)
> 1965年にGordon Mooreは、2年ごとにチップ上のトランジスタ密度が2倍になるというムーアの法則を発表した
実はそんな発表は存在してません.
1965年ごろの初出とされる文章では
The complexity for minimum component costs has increased at a rate of roughly a factor of two per year.
とあるだけで「トランジスタ密度」とは言っていませんでした.
https://en.wikipedia.org/wiki/Moore's_law [wikipedia.org]
それがいつの間にかトランジスタの話にすり替わって
またx年ごとにy倍になる,といういろいろなバリエーションが出てきたものを
まとめて「ムーアの法則」と呼んでる状況です.
分
Re:ムーアの法則に関する誤解 (スコア:0)
【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】ムーアの法則“ページ3”に対応するDARPA - PC Watch [impress.co.jp]より引用
別のアプローチも最初から書かれていたらしいです。
原文を読んだことがないのでアレですが。
Re: (スコア:0)
そもそも経済性についての法則なんで経済性が当然だろう。
という話は置いといても実際のところムーアの法則が自然法則か経験則かはどうでもいい。
少なくとも続いている間はどっちでもいい。そもそも半導体業界からすれば努力目標(つまりムーアのオーダー)であって法則ではないし。
ムーアの法則が法則になるのは周辺産業つまりソフトウェア産業やコンピュータ産業、そしてソフトウェアおよびコンピュータを使う産業。
正直より複雑な半導体を低コストで作れるようになるってのはだいぶ前に事実に反するようになってるしムーアの法則はとっくに終わってる。