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医薬品の臨床試験で被験者同士がSNSで繋がって情報共有する事例が発生、臨床試験の信頼性に影響」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    SNSで他のグループと情報交換して情報や結果を交換するとなぜ信頼性が失われるのか誰か教えてください。

    • by Anonymous Coward

      なんだこの薬効かないなーと思っていたところに、他のグループの人が効いた!効いた!言ってるのを聞いちゃったら、
      ん?やっぱり効いた気がするかも?うん。効いてる効いてる!となって、プラセボ効果でほんとに治ってしまうかもしれない。

      • by Anonymous Coward on 2020年06月04日 21時44分 (#3827584)

        二重盲検法でプラセボなんていうのは最初から織り込み済みなので、書かれているようなことで臨床試験の信頼性が低くなるなんていうのは考えにくい。

        親コメント
        • by hjmhjm (39921) on 2020年06月05日 15時25分 (#3828067)

          被験者同自身が相互比較することは折り込み済みではなかっただけやろ。
          それも含めるのなら、結果の信頼性が下がるかもしれないので、やりかたを再検討する必要があるのでは、という話で。

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2020年06月05日 0時24分 (#3827647)

          > 臨床試験の信頼性が低くなるなんていうのは考えにくい。

          考えにくい、じゃなくて
          あなたの頭では信頼性が低くなることが理解できない、ですね

          極端な例で説明します

          薬A(新薬)薬B(偽薬)とします。

          ここで話をわかりやすくするために、先に以下の条件を設定しておきます

          - 薬A(新薬)には効果がない
          - AでもBでも、5%ぐらいの人が効果があると勘違いする
          - SNSで情報交換をすると+10%ぐらいの人が効果があると勘違いする(SNSのプラセボ効果)

          そしてこれらの条件を知らない人たちが
          薬Aに効果があるか無いかを調べるために二重盲検法を行う場合を考えます

          まず正しい二重盲検法の例です

          患者同士の情報交換は厳禁します
          SNSなどで治験について口外することも禁止です

          結果
          - A:5%の被験者で効果あり
          - B:5%の被験者で効果あり
          考察
          - 有意差なし。新薬は効果が無さそう

          この治験は「Aには効果がない」という真実を正しく検出できます

          次にSNSを禁止しない二重盲検法の結果の例です

          結果
          - A:15%の被験者で効果あり (たまたまSNSのユーザが多かった)
          - B:5%の被験者で効果あり  (たまたまSNSのユーザが居なかった)
          考察
          有意差あり。新薬は効果ありそう

          このように間違った結果が得られてしまいます

          被験者が全員SNSを使えば
          - A:15%
          - B:15%
          になりますが、この場合は全員にSNSを使うように指示する必要が有ります

          このように信頼性を高めるためには、影響を及ぼしうる要因は厳密に排除・統制をとるのが鉄則です

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            「たまたまSNSのユーザが多かった」っていうのは
            「たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かった」っていうのも
            統計的に否定できない程度の被験者数なわけで前提からおかしい。

            • by Anonymous Coward

              SNSのやり取りで薬が効きやすい体質に変えられるなら、それこそ画期的な治療法ですね。

              たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かったかは統計をとればわかります。
              たまたまSNSのユーザが多かったかも、ある時期に限定して、ある程度はわかるでしょう。でもSNSは本人の意思で始めたり止めたりできます。
              SNSでやり取りされる内容と、それによって個人に生じる効果は、体質の場合と同じ方法で評価できますか?

              • by Anonymous Coward

                SNSのやり取りで薬が効きやすい体質に変えられるなら、それこそ画期的な治療法ですね。

                飛躍しすぎていてちょっとよくわかりません。

                たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かったかは統計をとればわかります。

                治療群と偽薬群で薬が効くか治験してるのに、薬が効きやすい被験者の偏りがどうすればわかるのでしょうか。
                統計的に偏りが出ないと言える十分な数の被験者がはじめから必要です。

                たまたまSNSのユーザが多かったかも、ある時期に限定して、ある程度はわかるでしょう。でもSNSは本人の意思で始めたり止めたりできます。
                SNSでやり取りされる内容と、それによって個人に生じる効果は、体質の場合と同じ方法で評価できますか?

              • by Anonymous Coward

                > 統計的に偏りが出ないと言える十分な数の被験者がはじめから必要です。

                > たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かったかは統計をとればわかります。

                は決定論的立場か否かが違うだけで本質的に同じことを言っているように思うんだが?

          • by Anonymous Coward

            それだと別にSNSでなくても、たまたまプラセボ効果が出やすい人が多かった、で同様に偽の有意差が出るわけだが。

            • by Anonymous Coward

              >たまたまプラセボ効果が出やすい人が多かった

              はすでに織り込んでいるはず。
              というか、それで有意差が出ないように計画を設計(あるいは解析方法を工夫)しているはず。
              さらにSNSを考慮する必要があるのでは?ってのが今回の話題。

          • by Anonymous Coward

            大体長文は間違いが多い。

            • by Anonymous Coward

              ソースコードの誤りは文字数に比例するよね。

        • by Anonymous Coward

          考えにくくても(十分考えられるけどさ。)、申請して審査する側から問題点として指摘される危険は避けたいよね。時間と費用と労力が無駄になる。

        • by Anonymous Coward

          薬を飲むことによるプラセボ効果と、SNSで情報交換することによるプラセボ・逆プラセボ効果は別に考えるべきじゃない?
          前者は織り込み済みだけど、後者の影響がでかいという話。

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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