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以前一般相対性理論の本を読んだ時、重力が強くなるほどどんどん時間の進みが遅くなり、ブラックホールの場合は、事象の地平面が形成される直前で、(外から観察した場合)完全に時が止まってしまい、ブラックホールができるまで無限の時間がかかるとか書いてあったのだが。今ブラックホールと呼ばれている天体は、実際にはブラックホールになる直前で停止したものなのか、そうでないのか。そして、今回の新説の場合はどうなるのか。よくわからん。
解説はここへ下げる事にしよう。何故って他はアキレスと亀とそこからの派生の例え話(笑)が伸びてて埋まっちゃうからね。っていうかアキレスと亀とか割り算覚えたての小学生かよお前らって思ったんだけど、そう言えばゆとり文系ってバブル世代の中学1年の1学期と高校1年の1学期相当の内容を1年がかりでやったら、それっきり数学習わないし高校1年で教わった内容もどうせ一夜漬けで試験が終わったら忘れちゃうから上の例え話(笑)を大真面目に嬉々としてできるんだろうな。お前ら残りの人生かけ算に順序付けたり「みはじ」「くもわ」「はじき」とか言いながらてんとう虫の絵でも描いてろよゆとり文系。ウヒョイヒックスプゲラッチョワラアヒャーン。とまあそれは置いておいて。
指摘の通りシュバルツシルト半径を超えてその内部に入り込むのに単純な計算では無限の時間がかかるから事象の地平線が剥き出しになってる天体は存在しないって考え方があり、その考えに基づいてそれらギリブラックホールな天体は縮壊星(コラプサー)って呼ばれていた。
しかし、だ。量子力学を援用して計算すると、ざっくりした言い方をすると光子にしろ普通の素粒子にしろ無限小に分割される訳ではなく1個2個って数え方ができる実体なので、事象の地平線を越える際に「最後の1個」が飲み込まれる時刻が存在し、それまでの時間は有限なのでブラックホールは存在する、というのが今までの考え方だった。
さて今回の理研の検討の重要な要素であるブラックホールの蒸発は事象の地平線のほんのちょっとだけ、素粒子の半径よりも短い距離だけ外側で発生する。ブラックホールが蒸発すると事象の地平線も、もちろん蒸発現象が起きている領域も小さくなる。その小さくなる速度と外側から落ち込もうとする光や物質の速度がバランスしていて永遠に落ち込まない、故にブラックホールは存在しないってのが今回の話。
尤も、プレスリリースにもある通り、今回の検討はシュバルツシルト解、つまり質量だけしか持っていないブラックホールについてという限られた条件での検討だ。回転していたり、電荷を持っていたり、或いはその両方だったりの検討は行われていない。もし実際にブラックホールができるとしたらシュバルツシルト解みたいなお行儀の良いのでなく、最低でも回転してるって考えられてるんだよね。基になってる星が自転してるしね。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
ブラックホールって今の宇宙に存在するの? (スコア:0)
以前一般相対性理論の本を読んだ時、重力が強くなるほどどんどん時間の進みが遅くなり、
ブラックホールの場合は、事象の地平面が形成される直前で、(外から観察した場合)完全に時が止まってしまい、
ブラックホールができるまで無限の時間がかかるとか書いてあったのだが。
今ブラックホールと呼ばれている天体は、実際にはブラックホールになる直前で停止したものなのか、そうでないのか。
そして、今回の新説の場合はどうなるのか。
よくわからん。
Re:ブラックホールって今の宇宙に存在するの? (スコア:0)
解説はここへ下げる事にしよう。何故って他はアキレスと亀とそこからの派生の例え話(笑)が伸びてて埋まっちゃうからね。っていうかアキレスと亀とか割り算覚えたての小学生かよお前らって思ったんだけど、そう言えばゆとり文系ってバブル世代の中学1年の1学期と高校1年の1学期相当の内容を1年がかりでやったら、それっきり数学習わないし高校1年で教わった内容もどうせ一夜漬けで試験が終わったら忘れちゃうから上の例え話(笑)を大真面目に嬉々としてできるんだろうな。お前ら残りの人生かけ算に順序付けたり「みはじ」「くもわ」「はじき」とか言いながらてんとう虫の絵でも描いてろよゆとり文系。ウヒョイヒックスプゲラッチョワラアヒャーン。とまあそれは置いておいて。
指摘の通りシュバルツシルト半径を超えてその内部に入り込むのに単純な計算では無限の時間がかかるから事象の地平線が剥き出しになってる天体は存在しないって考え方があり、その考えに基づいてそれらギリブラックホールな天体は縮壊星(コラプサー)って呼ばれていた。
しかし、だ。量子力学を援用して計算すると、ざっくりした言い方をすると光子にしろ普通の素粒子にしろ無限小に分割される訳ではなく1個2個って数え方ができる実体なので、事象の地平線を越える際に「最後の1個」が飲み込まれる時刻が存在し、それまでの時間は有限なのでブラックホールは存在する、というのが今までの考え方だった。
さて今回の理研の検討の重要な要素であるブラックホールの蒸発は事象の地平線のほんのちょっとだけ、素粒子の半径よりも短い距離だけ外側で発生する。ブラックホールが蒸発すると事象の地平線も、もちろん蒸発現象が起きている領域も小さくなる。その小さくなる速度と外側から落ち込もうとする光や物質の速度がバランスしていて永遠に落ち込まない、故にブラックホールは存在しないってのが今回の話。
尤も、プレスリリースにもある通り、今回の検討はシュバルツシルト解、つまり質量だけしか持っていないブラックホールについてという限られた条件での検討だ。回転していたり、電荷を持っていたり、或いはその両方だったりの検討は行われていない。もし実際にブラックホールができるとしたらシュバルツシルト解みたいなお行儀の良いのでなく、最低でも回転してるって考えられてるんだよね。基になってる星が自転してるしね。