アカウント名:
パスワード:
火力発電を原発に置き換えですかね?
核燃料サイクルを続ける以上はそうせざるをえないよね。でないと余剰プルトニウムが蓄積されて国際的な日本の立場が悪くなる。
プルトニウムは再生可能エネルギーだから間違ってないな。
安いと思われていた在来型軽水炉も随分とお高くなった事だし、新型転換炉(重水減速沸騰軽水冷却圧力管型原子炉)の復活かね?少なくとも液体金属冷却高速増殖炉より、技術的に筋が良さそう。
まあこいつが成功普及したら、液体金属冷却高速増殖炉と違って、プルトニウム239生産が困難になるのだが(生産出来てもプルトニウム240と実用的に分離できない)。
新型転換炉は燃料体が運転中に交換できる様になっている。https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03020209/01.gif [jaea.go.jp]https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03020202/04.gif [jaea.go.jp]https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03020209/03.gif [jaea.go.jp]
一方、高速増殖炉のもんじゅはこんな感じ。停止してから燃料体を交換する。炉心に圧力がかからないから蓋が燃料交換装置を兼ねてる。おもろい。https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03010202/05.gif [jaea.go.jp]
運転中に燃料体の交換ができると何が良いかって、239Pu以外の同位体比が上る前に燃料体を再処理に回して核兵器の材料にしやすいんだよね。ふげん以降の新型転換炉の開発が停止されたのと、炭酸ガス冷却炉でふげんと同じく運転中に燃料体を交換できる(しなければならない)東海発電所がわずか30年余りで運転を終了したのは、冷戦が集結して日本が核武装するオプションが消滅したと当時判断されたんじゃないかとも考える。
因みに重水炉での核兵器開発はインドが最初の核爆発装置を、輸入したカナダのCANDUの使用済み燃料を使って製作した。もひとつ因みに新型転換炉はCANDUの特許にふれん様にだけを考えて設計されてる。横の水管を縦にするとかの涙ぐましさ。最後に技術的な筋の良さ云々では常陽とふげんの結果から、もんじゅが選択された訳でお察し。
> 冷戦が集結して日本が核武装するオプションが消滅 今だと別の考えが当然必要ですよね。
インドで開発建設中の改良型重水炉だって、CANDUの横の水管を縦にしてるじゃない(但しトリウム用)。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
もしかして (スコア:0)
火力発電を原発に置き換えですかね?
Re: (スコア:0)
火力発電を原発に置き換えですかね?
核燃料サイクルを続ける以上はそうせざるをえないよね。
でないと余剰プルトニウムが蓄積されて国際的な日本の立場が悪くなる。
Re: (スコア:0)
プルトニウムは再生可能エネルギーだから間違ってないな。
Re: (スコア:0)
安いと思われていた在来型軽水炉も随分とお高くなった事だし、新型転換炉(重水減速沸騰軽水冷却圧力管型原子炉)の復活かね?
少なくとも液体金属冷却高速増殖炉より、技術的に筋が良さそう。
まあこいつが成功普及したら、液体金属冷却高速増殖炉と違って、プルトニウム239生産が困難になるのだが(生産出来てもプルトニウム240と実用的に分離できない)。
Re:もしかして (スコア:1)
新型転換炉は燃料体が運転中に交換できる様になっている。
https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03020209/01.gif [jaea.go.jp]
https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03020202/04.gif [jaea.go.jp]
https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03020209/03.gif [jaea.go.jp]
一方、高速増殖炉のもんじゅはこんな感じ。停止してから燃料体を交換する。
炉心に圧力がかからないから蓋が燃料交換装置を兼ねてる。おもろい。
https://atomica.jaea.go.jp/data/pict/03/03010202/05.gif [jaea.go.jp]
運転中に燃料体の交換ができると何が良いかって、239Pu以外の同位体比が上る前に燃料体を再処理に回して核兵器の材料にしやすいんだよね。ふげん以降の新型転換炉の開発が停止されたのと、炭酸ガス冷却炉でふげんと同じく運転中に燃料体を交換できる(しなければならない)東海発電所がわずか30年余りで運転を終了したのは、冷戦が集結して日本が核武装するオプションが消滅したと当時判断されたんじゃないかとも考える。
因みに重水炉での核兵器開発はインドが最初の核爆発装置を、輸入したカナダのCANDUの使用済み燃料を使って製作した。
もひとつ因みに新型転換炉はCANDUの特許にふれん様にだけを考えて設計されてる。横の水管を縦にするとかの涙ぐましさ。
最後に技術的な筋の良さ云々では常陽とふげんの結果から、もんじゅが選択された訳でお察し。
Re: (スコア:0)
> 冷戦が集結して日本が核武装するオプションが消滅
今だと別の考えが当然必要ですよね。
Re: (スコア:0)
インドで開発建設中の改良型重水炉だって、CANDUの横の水管を縦にしてるじゃない(但しトリウム用)。