パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

イーロンマスク「Super Heavyは発射台のアームで回収する」と語る」記事へのコメント

  • パラシュートで軟着陸しちゃダメなんかな

    • by Anonymous Coward

      スペースシャトルは着陸してからパラシュートで減速するんでしたっけ?
      アポロ宇宙船とか再突入船の部分だけならともかく、再利用できる大きさの
      宇宙ロケットだと、パラシュートで一点で吊るのは強度的にむずかしい
      (への字に折れる)とかもありそう。

      • by Anonymous Coward

        スペースシャトルのパラシュートはドラッグレースのパラシュートと同じく、後ろから引っ張って姿勢を安定させるのが主みたいです

        ドラッグレースの上の方のクラスの車両のフロントタイヤは自転車の様な細い物が付いていて減速の役には立たないのでリアブレーキだけで減速するのですが、リアブレーキだけで本気で減速するとリアが振られてとても危険、ということでパラシュートで後ろから引っ張って姿勢を安定させています
        スペースシャトルのパラシュートも減速の役にも立ってはいるけれど、主は車輪でブレーキかける際に安定させる為の様です

        #横浜の動くガンダムをウォーカーギャリアに改造すれば腕で受け止められると思うんです

        • Re: (スコア:5, 参考になる)

          それ本当?出典をお願い。>姿勢を安定させるのが主
          なお、NASAの「Space Shuttle Orbital Drag Parachute Design」という技術報告書 [nasa.gov]には以下のように書かれていて、姿勢制御の安定化は一番最後のオマケ的に書かれてるけど。

          The benefits of a drag parachute on an un-powered vehicle like the Orbiter include reductions in brake energy, landing rollout, tire wear, landing gear strut loads, and sensitivity to wet runways. The drag parachute may also increase the Orbiter's tolerance to brake failures and increase directional control.

          • by Anonymous Coward on 2021年01月03日 22時32分 (#3952368)

            どうやら実際に運用していた人に聞かないと正解は分からない事柄の様なので、どちらの効果もあるとしておくのが良さそうです。
            https://iss.jaxa.jp/shuttle/overview/launch-landing/ [iss.jaxa.jp]
            >高度約600mで着陸態勢に入り、車輪を出した後、時速約350kmで両翼の車輪が接地し、垂直尾翼下側に取り付けられているパラシュートを開きます。
            >そしてパラシュートの補助を受けつつブレーキで減速し前輪が着地、完全に停止する前にパラシュートが外され、着陸となります。

            とはいえ、この動画を限りこんな小さなパラシュートでは減速にはほとんど役に立っていなさそうなのですが
            https://www.nicovideo.jp/watch/sm2395717 [nicovideo.jp]

            親コメント
            • NASAってスペースシャトルを実際に運用していた組織なんですが。
              また、「そしてパラシュートの補助を受けつつブレーキで減速し」という文章からはパラシュートが減速の補助になっていたと読めます。
              なお、この小さなパラシュートにより制動距離が1割以上減るみたいです(8993ft(実績値) [nasa.gov] -> 8000ft(目標値、たぶん達成している) [nasa.gov])。
              制動力はグラフから18t~4.5tぐらいはあるようなので、役に立っていると思うよ。

              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2021年01月04日 2時05分 (#3952408)

                ざっくり計算しましたが、着陸時に350km/hでその時のドラッグ・シュート(パラシュート)の制動力が18t(176,400N)、オービターの重量が乾燥重量の78tとすると、ドラッグ・シュートだけだと10秒後の速度は280km/h強なので、
                ドラッグ・シュートは補助っぽいです

                #微分方程式解くのが面倒で数値的に解いたので、そこまで的はずれな数字ではないはず

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                追加
                約2400m(8000ft)時点での速度が約196km/h、33.4秒後

              • 試算ありがとうございます。
                ドラッグシュートはチャレンジャー号事故の後に追加したもので事故以前は通常ブレーキ(+ちょっぴりエアブレーキ)だけで減速していましたし、まあブレーキを補助する程度の能力でしょうね。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                えっ、初めから付いていたわけでは無かったんですね
                いい事を知りました ありがとうございます

              • 当初予定では付けることになっていたんですが、前記NASA資料によると初飛行の7年前である1974年に軽量化のため取り除かれていますね。
                で、1986年のチャレンジャー号事故により安全性を強化することになり、着陸シーンでの安全性マージンを向上するため1988年よりドラッグシュートの追加計画がはじまり、1992年5月のSTS-49(エンデバー)で初運用しています。
                当初はドラッグシュートのせいで機体の動きが不安定になりラダーやエルロンを大きく動かす必要があったようですが、この問題はドラッグシュートを改良した1993/9のSTS-51(実際に使われたのは1993/12のSTS-61以降)で解決しています。

                親コメント
            • by Anonymous Coward on 2021年01月04日 0時01分 (#3952387)

              空気抜き穴開けて水平にしてブレーキとして使うのは「ドラッグシュート」な
              そんで姿勢安定が主なのはジェット戦闘機で「スピン回復用」として使う場合
              F-4までのジェット戦闘機は知見不足で回復不能なフラットスピンに陥ることがあり
              その対策とベトナムで使うのに便利な短距離着陸装置としてよく搭載されていた

              スペースシャトルのものは接地してから展開するので姿勢安定ではなく減速のみが目的
              だいたいパラシュートだって点で接続したら安定する訳ないだろ

              親コメント
              • by Anonymous Coward

                空力中心や重心より後ろにパラシュートを取り付ければ、普通は機体方向安定性が上がるに決まっている。

                # 但し稀に、振動が発散(フラッター)する事が無い訳ではない

              • by Anonymous Coward

                なお横風に弱いとか、たまに開かないとかもある模様

人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

処理中...